昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

悲劇たちの墓場

死んだ思い出たちの墓場、ああなれば良かったとか、こうすれば良かったがすれ違う末路、悪態をつきながら、なあなあにふれあうだけの儀式的なものを捨て去り、去り行くままに気ままに通り過ぎていくものなどは、通り過ぎるためにあるものであり、そこにあるものすら不確かなものであるし、確かめる術すらなく、すべては無機質なものであるし、あらゆる変化を咎めるだけの、偏見などが横行して、横溢する罪がお家にまで入り込み、瞬く間の意味が、まばたきする間もなく意識に入り込み、君の身動きを封じるだろうし、そこで感覚するものなどに割ってまでして入り込む背理などが、理解することすらなく、ここでスラスラとうそぶくものにより、統制されてしまうのか、と嘆く君のあいまいな感情にそぐうものすらなく、そこで齟齬をきたし、あらゆる懸隔を生み出し、差異の中に沈み込む有限なものに吸い込まれては、まばゆく輝く愛に出会い、または愛につまずき、愛を呪いながら、ノスタルジーに築く今に瀰漫する理由とすれ違い、違う世界線ではしあわせそうな演技をして、そこでの生活を満喫したりして、したり顔で見つめる先には、知ったものなどのどれもが、誰かの意思に従うようで、誰もが勝手気ままに開拓さたものが、諧謔なんかをたずさえ、すべてを笑い飛ばしては、わずらわしくまつわる先には、ただ邪魔になるものばかりが、この物語を膠着させ、あるいは、止まっているようですべては、ものすごい速度で加速させ、自意識過剰というカジュアルな枷を嵌めて、世界を狭めては、センチメンタルに芽生える儀式的な罪を利用する落伍者なんかと換算する日々に囚われては、怠惰な罪を加工し、品位なんかを謳う血族が用いる欠損した因習が孕む因子なんかにより、私たちは暴利や暴虐なんかに震える身体を抱えるような大きな母の手なんかを簡易に感じるような哲学が、理性を生み出し、純粋な判断などのどれもが、誰かの意思の奴隷なんかにならないためには、情報に乗っ取られずに、どこか孤立し、孤独なままでも高らかに笑い飛ばすようなおおらかさをたずさえ、朗らかに散るような勇気を仮想する。