昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

耽美

艶美な結末が縫い付ける日々、ためらうこともなく、食べ尽くす君と意味のあいだに浮遊する意味合いが不可欠になるまで、ナショナリズムなんてなあなあなままに無くして、私が私であるために交わす言葉が延々と結ばれて、手なずけられず、ただ懐かしむだけの君たちが食い尽くす退屈な午後を超えて、刹那に基づく言葉がうとましく絡まり、慢性的な痛みをひけらかすあいだに、そつなく現れるあいまいな事柄の多くは、おとずれるものの奴隷であるし、どれをとってみても、突然に現れるものに蝕まれて、自分をはばめるものばかりであるし、はがゆく募るものが合致すらしないで、支配的に覆い被さる問題のおうとつに苦しむばかりであるし、あらゆる偏見を宣言するセンテンスにより、文明とは発展してきたのか、と汚い価値が機械的に現れ、愛情などが偏屈に嵩張り、貸し付けられた意味なんかに強制的に押さえつけられ、自らが横溢するものにすがり、擦り寄るものに廃れるだけのいびつな君の理想などがなぞる日々の結末にそぐう価値などを謳う論理的な衝動と、自動的な必然性がつきまとう普遍的な憎しみと温もりのあいだを爪弾きにされた君の文明的な欠如に接続される不潔なエナジーにより、日々の病は加速するのであり、忙しく動き回るほどに、この命はすり減るのではなくめり込み、今に身動きがとられなくなり、どこにいても満足できずに、慢性的な痛みを加速させ、意思に枷をはめ、はびこる悪意を詰め込んだだけの空虚な身体がうながすキュビズムや、約束したり、火傷したり、と夏、雲がもくもくと羽化させる瞬間に記号化されたアンニュイとした肌をすべる汗を見ているだけで永遠をも超越し、自分の内面世界の旅路に出かけ、エラーが起きる頭でたまゆらを卑下しながら、なだらかな論理を超克して、強制的に排除されるよろこびを爆発させる。この命が次々とめくり上がり、次なるページを燃やしては、さらに先へと進むことだけに専念して、鮮明なのは、今ですらなく、ある一定のもののどれもが、何かの奴隷か、チンケな経験値なんかに変わり、何かにそぐうことだけを目的に同化したり、どうにかなったりする君の顔なんて見たくもないから、雲隠れして、ひとり日々を笑い飛ばす。