ただひぐらしが鳴く散漫な森で、乱立する証拠を高尚なもののように崇める何者でもない君たちの血のようなものがこぼれ落ち、落ち度なんかを謳うなんでもない日々の中でのカタルシスなんかに至るために絶え間ない軋轢を生み出す鬱鬱としたものによる歯痒さと、革命的であればあるほどに、あらゆる弊害が生まれては消えるだけの怠惰な関連性や関係性の中でちぐはぐな制度を生み出すことごとくが、物事はそこで統合すべきだと謳い、ちぐはぐな言葉で君を寝取るあいだに、幸せなんてものは、そこで消滅してしまうだけに至り、ひたる幸せも、至るまでの軌跡により消耗し、消失するだけに至るような悲しみの彼方で熾烈な争いを続けては、誰がいちばんだとか、誰が誰よりも稼ぐとか、誰かに加勢し正義を騙るとか、考えも持たずに閉鎖的で義務的なものに引き摺られ、ヒステリックになるだけの堕落した瞬間に真実なんてものは散り散りになり、一切は子供騙しなものばかりであるし、おもんばかるほどに馬鹿らしくなるばかりだし、出し抜けることばかりを考えるだけの私たちの使命などは、所詮はそこで影も残さず何も残さず、何者でもなく、生きたいと願えば願うほどにネガティブになり、妨げられるほどにかまって欲しいと保身ばかりに走り、誰も救おうとはしないで、不満ばかりが溜まり込み、ただよう苦しみは、ただより良いものなどを求めるほどにとめどなく現れる苦しみの奴隷と化し、ドレスアップされた過信により、偏りを生み出し、あらゆるものを踏み台にして、あらゆるものを台無しにして、代用品としての価値を算出しては、その価値の差異に苦しみ、くたびれた精神は、誰かを憎み、陥れることだけに拘泥し、現れる憎しみの道具になり、偶像崇拝を続けては、偶然の僥倖などを求め、ネットワークの世界の中で、実感すらない幸せなどの元を取るための承認欲求の奴隷になる。君が隷属するものを見返したところで、次々と現れる横柄な答えが君を混沌に巻き込む。あらゆる渦の中で疼く傷が自意識なんかを加工し、意識的な災いを生み出し、弛むだけの日々の中で消し去られるだけの偽りの君。