昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

闇夜の解体

有袋類たちが踊る深夜、ぞんざいな意識に蓋をして、溜まる憎悪と対峙する。擬態する賢者たちを尻目に、立ち並ぶビルに絡みつく群像の青とカオス、ちりばめられたメタファーが壊疽する前に、がらんどうになった心に反響する愛が神秘をたずさえ、一日中祈祷を続け、孤独に仲立ちするほどに現れるぬかるみ、もう放っておいてくれよ、と告げて森の奥に帰る私の背中には太陽やら月やらが生えて、朝も夜も嫌いだから、さらなる孤独の深淵へと去り、散漫な儀式がデータ化され、散々な現実のカーストを打ち砕くべく、続けてきた勉学と弁解と修羅と修理やらがごちゃ混ぜになって、さんざめく有形は、形あるものの終わりなんかを告げ、脳内にひろがる黒々とした思い出の欲深さに嫌気がさして、惨憺たる思いを安易に引き伸ばし、管理を続けるだけの社会というやつに中指なんかを立て、鮮明なものすら、今に朽ち果て、供儀の道具に使われたり、偶像に支配され、生きた屍かなんかになり、艱難辛苦や、柔らかな感情なんかが監査され、監視を強化するためにけしかけたりする嫉妬深い連中が支配する世界の中での自己犠牲などを謳う者こそ、真の悪であるし、あらがうほどに現れる苦痛を代弁し、便宜的な今に帰任する理由を認識したりしなかったりしながら、乖離する理由が謳う連帯感が安易な欠如を謳いながら、汎用される言葉が固定観念などを生み出し、惰性で井蛙でムチムチな君の身体からあふるる紫色した瘴気などが漂い、悠遠に跪き、帰ってこない身体を待つ心の奥底では、ニヒリズムが加速し、身体と心の乖離が進むほどに現れる虚しさが現れ、あらゆる奇跡を代弁する妖精たちが飛び交う頭上では、カウボーイたちが牛を追い、肉片と化した感傷的な災いを謳うさらなる苦痛の先では、代償などを謳い、甲斐性すらないから、スラスラと嘘をつき、奪い合うためにためらわずに攻撃を続ける奴らが示唆する正しさなんかに別れを告げて、自らを敷衍させ、どこにもとどまらずに、誰とも分かち合わなくても、それはそれで良いのであるのだ、と。