昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

未熟

今も昔も世界というものは薄気味悪く、君が語る普遍性などが決め込む正解などというものが、途端に雪崩れ込んできて、世界とは瞬時に住みにくくなるし、情報や、誰かの欲しいものリストや、理性もない猿や、くたびれた朝や、懈怠する理由や、乖離した明日などが、陳腐なパレードを行い、理不尽に妨げられた昨日から葬られた過去の自分などは、もうすでに、その場での死者に変わる云々と、自堕落な畏怖がせめぎ合う理由の中で過信しているものに蝕まれ、無知が故に苦しむばかりの君の季語や悔悟などが瞬き、全くは間違いばかりを報じ、慮ることを辞めてしまい、即座に配備される陰気なシステムなどに頓挫していくだけの残り滓を集めて、なんとか生き長らえているだけなのだ、と惰性なアニミズムが生み出した自然という神の下で埋葬されるのだ、と三枚おろしにされた魚たちの亡霊が語るうわごとに乗り、ローム層や、完治しない苦悩や、空間把握能力を破壊する悪魔や、角膜に入り込む背徳心や悪い虫などが、慢心を食い散らし、ラストシーンでさんざめく本質を損なったが故の疎外感などは、思春期にもう置いてきたし、もう若くもない身体が引き取る叡智などと踊り、運すらも潰えた後に続くものとは、女々しく汚い欲か、と促す輩が排除した人物事などが混ざり合い、誇大妄想やルサンチマンルシフェルや、窮屈な世界や、聖杯や成敗などが謳う正義こそが、姑息な悪意を生む、と畜生や外道どもの合同結婚式の最中、定めなんかを用いて人を騙す獣たちの白無垢やら、ウェディングドレスや、奴隷化したあの人やらが発掘する幸せなどは、割引がきくような幸せの中でしか安寧を発明できないから、ほんとうの幸せを見つけられない、と語る幸せとはなんだ?と考えることを諦めてるから、語られている幸せを幸せとして崇めたりなんかして、意思に枷を嵌め、世界の中に閉じこもることしかできないでいるの、だ。