昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

錯乱

人種なんてものは、いっそ放棄して、簡単に抱き合えるような関係性や、関連性を貪り食う悪意だけの連中が示唆するものや、教唆するものに動かされたりせずに、宇宙の設置面をパチパチと溶接して、虐げられるためのアナグラムを弔い、収容所の中ですら明るい笑顔を振り撒き、無秩序に破棄される生き物や毛束や食品やらを寄せ集めて、新たな世界を構築するために、虚数世界やらに幽閉されている違う次元や時間からも抜け出して、脱色した頭で本末転倒なものを詰るよりも速く逃げ出す足を携え、すべてを横取りするだけの、傲慢な連中がうろつく先では、些細なことにより、終わらない戦争がコードかされ、がんじからめになったネットワークの中心では、何が正しいか?どれが悪か?すらも見失う辺りでは、新たなものを即座に根絶やしにされ、自己中心的な災いを崇める教祖たちにより流される情報により、本質を見失い、身動きすら取れなくなる。眠られなくなるというぬかるみに嵌り、がんじからめになった精神に成否のラメを降り、輪廻転生や、接続される過去からの滞留物や、対比されるだけの日々の中で大衆は何かを築くこともできずに、何かに傷ついてばかりいる、と宣言するような美辞麗句や、ビジネスライクな言葉や、普遍的なものに拘泥し、あたかも正義であることを演じ、自らをカタルシスに至らせるほどに増していく痛みを引き剥がし、悲観的な観点から注がれる苦しみの汚濁や、空白を埋めるためだけの恋の行方や、延々と引き伸ばされていく命の間では、誇大妄想ばかりが敷衍し、何かを演じているだけの連中が蛇行運転を繰り返して、前がつっかえ、大渋滞を巻き起こす間に積もるアイロニーや、互換される罪の形式や、形跡すらあいまいになり、どこを歩いているかすら分からなくなるような、若いだけの日々に迫る懐疑的なものから解放され、その場で崩壊するだけに至る空間的な猶予や、そこかしこに現れる軋轢などにより生まれる懸隔などにより、分断はさらに広がるばかりである、と嘯くメディアがデリートすることごとくに、苛まれてばかりいる私たちの競合や、戦々恐々としてばかりいる轍や、猥雑な思念の中で捻じ曲げられ、カスタムされる事実により、ムカムカとした胃の底から現れるレジスタンスやファシズムによる終わらない闘争から逃げ出し、自らの静謐に帰還する。