昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

しあわせ

働けど働けど、待てど暮らせど、幸せなんてものは、やって来ないし、買う物や持つ物によって崇拝されたり、貶されたり、と五月蝿いだけの疎ましい情報の中では怠惰な私たち、悟性もなければ、うらやむばかりのルサンチマンの陽炎浮かぶ支離滅裂な猛暑、リモートコントロールされている猿か、オーバーヒートした豚かの違いなんてものは、分かりもしないし、諮られる出来事の中でたぶらかす者にそそのかされ、際限ない苦しみを他者にぶつけるような輩が堅持する世界などで、誇示しているものなどは、すべてまやかしであるし、ごまかすことでしか、生きている、と語れぬような間柄には、別れを告げ、一切は、この世界たる独房の中でしか表されぬものを、あたかも正解や答えのように崇めてばかりいるから、確かなものすら見えずに、今に従うことしか出来ずに居て、いつもムカムカして、あるいは、無感情だったりして、指定され、支配されていることでしか、動けなかったり、生きているとは、言えないような間柄なんてものは、即座に捨てて来たし、生きたいなど、とうつつを抜かすよりも、最も強靭で居て、誰かや何かの脅威でありたく、ありがたみも、ありがた迷惑であるが故、あらゆる懺悔も惨劇も、似たようなものたちが、同族嫌悪を繰り返したりして、継続して来たものを腐敗させたり、独占したりして、誰かに責任転嫁して、責任逃れに必死な奴らが等しいと思うことに、疑問を持ち、あらがい続けるべきであるし、あらゆる後悔を越えて、悔恨などに騙されもしないし、転んだら立ち上がるし、あらゆる困難などは、今を揺るがし、豊かさを謳いながら、意思を束縛して、消費的な彼らが求め合う後先にそつなく混ざり合う奇跡すらも、化石に変わる。