昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

痙攣

影からすべては始まると告げる疎ましい現状と刹那、聳え立つものすべては、憂鬱に見えてしまい、何だか嫌だな、と消えるその姿、眩しい空に済世され、些細な痛みなど、瞬時に晴らしてしまい、はいさよならとは行かないわけで、言い訳ばかりが迫る前衛的な夜、希望も刹那に消え、短絡的な動悸が迫り、ニセモノばかりが崇められ、須く積み上げた、たいそうな理由を引き連れ、期待感を孕んだ悪魔が今でも私たちの夢を破壊するために、迫る悔悟などで、今を誤魔化すために生み出した理想を噛み砕き、真実が生み出す軋轢にクヨクヨしないで、レジスタンスが促す怪しい噂に乗らずに、ただ悲観することもなく、価値観を上書きする必要もなく、貧寒な現状に怯える必要もなく、もたらされる理由から解き放たれ、応じるほどに、捩れていく行き先から逸脱し、誰もが到達できないような場所で、荘厳な言葉を吐き出して、たび重なる痛みに反映するものなどに、擦り寄ることもなく、答えも勘違いなままに、構築されるものが、付け替えられても、自分を見失わないようにしなければいけないし、徒らに消費しているだけの日常に毛が生えたほどの、惰性な達成感、未熟ゆえに傷つけてしまった人々の群れ、利息はコードで支払い、昏倒していく意識の中、加算される動機が、次々と複製され、同じような答えの中で、差別化された日々に迫る過信なんかにより、歪になってしまった思いの放課後に住まう彼女の幻影だけは、いつも笑顔だから、なんかまだ、生きた心地がするんだ、と諦観している君を尻目に、明晰なものなど何もなく、まだ何ものでもない私は、わずらわしい信念や試練なんか放棄して、自らの意思従うだけのマネキンたる私の私情なんてものは、すぐさま破棄され、戸惑いなんてものは、持つ暇もなく、すぐさま跪くような奴らばっかりだし、とばっちり食らったり、今まさにくたばったりしながら、歪な信念や観念を引き摺りながら、悲観的な観点がひけらかすムードに負けることはない。