昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

入り組んだ価値

私たちは、振動することにより共鳴し、愛を用いて、誰かを支配する以前に、私たちは、愛をも超越し、名ばかりのものに引きずられずに、自らの意志で突き進む。漂う意識的な緩和や、馴れ合いにより、順序を破棄し、徹底した怒りでもって、痺れた今に改ざんされる幼稚な仕組みに関さず、忘れられても尚、幼気なままに踊り、ままならぬ今に加速していく真理に反し、かかずらうだけの一切、境目すらなく、スルスルと入り込む幼稚な企み、数々の犠牲と、数多の失意の中、どん底の中、魚みたいに泳ぐ君の嫌いなものにより、分断されていくだけの世界では、猜疑心ばかりが成長するし、制限ばかりを用いて、締め付けられた世界が用いる善悪にむしばまれ、無学のまで浮遊する私には、比喩表現だけが友達である、と拙い思いを吐き出す彼女の虚空をなぞる指、ふくよかな世界の今朝を愛するためだけに、外から用いられた、誰かや何かを利用するための、名ばかりな愛を破棄し、混同され、混用されるものから、そそくさと逃げ去り、戸惑いを用いるディテール、テクスチャーは、ククルカンが示す尺度により、宇宙とは、無限の高揚と、無垢な霊を凡庸に回帰させ、新たな意志を持たせ、地上に帰らせるのが、願いの役割であり、希望の復権であり、権力をも超越し、自らに帰り着く辺りから、あらゆる理由から生まれる疎外感に反し、はびこる愛が忌々しくなり、快楽ばかりを有した世界の端くれに現れる危惧や、傀儡やらが、制裁を加えたり、世界観や世界性を保つための闘争やら、咎めやらに示された差異などにより、のらりくらりと彷徨い続けるつぎはぎだらけの今に強要されるものを乗り越え、コントロールされることなく、統合などを目指さず、当然であると納得し、理性すらなくても、すがることなく、すぐさま擦れて、憎しみばかりをもたらす苦しみの境目でひけらかす正しさなどは、所詮は、保身のために過ぎない、と躊躇わずに批判し、今から飛び立つ。