昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

真実

行くあてもなく浮き沈みする現在が、リズミカルに踊りだし、でたらめな真実に刻まれた恋や愛などを飛び越えて、分散する可能性から、肥大化する愛が、君を締め付ける合間に、理路整然とした頭から生える竹や、等閑視している君の失言や、史観にからまるエゴや、荘厳な価値に迫るカタストロフィーや、日常に迫る復元され、複製され続ける君や、自由を守るための争いが激化し、さまざまな妨げが、境目を生み出し、健気に今を支配し、かかずらうだけに至る退嬰的な人々の暴走、真実を無秩序に改ざんしながら、ランダムに奪い合う意味の中で、本質や真実などは、今にも堕落するために、すり替えられた情報などで、脳内を麻痺させ、懐疑的になる君の日常で、不機嫌そうに動き回るセオリーや、今に滅亡するだけの怠惰なカオスに縁取られ、現行にひしめく制限などを超越し、越権行為に至り、倫理観などは、単に今を蝕む虫のようだね、と傲慢な正義が、カタルシスに至るために、新たな敵を作り出し、その敵意こそが、いちばんの悪を捻り出すあいだに、確かさなどは、根絶やしにされ、野晒しにされた希望は、自らを苛むばかりで、自らを褒め称えようともせずに、ただ設置された罪の捕囚として実験室や、檻の中に放り込まれ、人間としての尊厳を忘れさせるため、新たな罪で君を硬直させ、身動きも取られずに、同じ行為を、似たように行い続ける先では、追加され続ける罪により、さらなる罪を生み出し、明日を憎むことでしか、その愛を信じられずに、支配され続ける先では、新たな愛が芽生えることなく、裏切りに荒ぶ私たちの意思も崩壊して、恒常的な苦しみばかりを謳いやがり、ゆがんだ愛にがんじからめになるカラフルな世界からこぼれる甘い蜜を舐めながら、ランダムに現れる愛を美味しくいただきます。