昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

枯渇

たらふく闇夜を食べた妖怪、ねばねばの夢を旅する僕ら、不満げな地球をなだめながら、寂寞に花を捧げてる。油で汚れた三半規管、ジュラ紀から引きずっている恋、崩壊する情念や、後悔する後、垂涎する距離や、空間的な割合、あいたいする君の粗暴な距離、理性もなく、解像度は、無限の精度で、浮腫んだ軌跡の行間に孕んだランダムな愛、偶像と偶然の隙間に現れる論理的な性根、整合性もなく散った朝、忘れた頃にやってくる君、奇抜なアイディアで、絶え間ない休日を互換したり、猜疑心に膨れ上がった腹で、ろくでもない過去を捕食して、分散する意味がチグハグになるから、と、悲しむ君の表情や、荒んだ形や、曖昧な価値観、複製される人々の同じ意味、均等な策略やら、最たる意味を喪失し、ただ行き違う換金や、新たな集合体、国籍なんか持たないようにして、セオリーに圧縮圧迫されずに、好きなような喚き散らすのが、正義であるのだと、宣言する隙間にも、センテンスは死滅して、便利な罪に利用され、利便性や次の罪、又借りした罪などなどを、即座に分散して、あたかも違うものの罪のように演技して、独善的な支配や、敵愾心なんかを利用して、簡単に君は暴力的になるし、短絡的で幼稚なリズムを発信しながら、萎びた論理を用いて、慟哭を繰り返しありがとう、と、促す君の中身のない男も女もどうで良い。