昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

その何か

定めもなく崇めるばかりの君、短絡的な同化により、強くなった気でいるだけの自らの愚かさに気付かずに、ただ、弄るほどに増していく退廃的な奴らが示唆する、終末論的な末路、活路すら見出せずに、ただただ、劣化するだけの日々をめぐり、闘争するだけの悲劇や、悲観的な観点にたむろする原始的な神、気配を攪拌し、自らの存在の不確かさに、加算されていく動機や道理やらが、原型も保てずに、もたらされる思いの証拠なんかをねつ造して、膨れ上がる罪や、導かれる彼らの浪費的な観念や、捻出される意味などにからまる荘厳な結末、定義なんかに蝕まれてしまう前に、ただ、ひたすらに逃げ惑う先には、変化ばかりを受け入れ、制限なんか保たずに、今に引き裂く先では、最たる意味も掴めずに、ただ、今に駆逐されるばかりであるし、理由を知ったところで、その理由が何かすらも分かってすらいないし、ただ、訝ることもしないで、固定観念に捕まえられて、身動きも取られなくなって、日常では、不安ばかりに襲われて、言い訳がましくなって、すべては、やましく喧しくなって、ただ、疎ましくまつわる出来事が、騒然としてきて、そこで、欠乏したり、滅亡したりするだけの先で倒錯したり、ただ、遠ざかるばかりで、ただ、現れたものを、受け入れることもできずに、ただ、受け売りにして、支配されることを受け入れる先では、雨に濡れ、震えることでしか、表現も出来ずにいる君の寝言や戯言なんて聞きたくもないから、ざわめく使命を無視して、自らに帰り着く。