昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

寒波

流動体や、エネルギーとして生きる私たちのありふれた日々に備蓄してきた愛すら、不治の病にかかり、自堕落で不正だらけの世界の末路を愛で、辛辣な旗を掲げた連中の資産価値や、まどろっこしい現実や、修羅や悪魔やら、犠牲やらが浸透するまにまに広がる曖昧な希望を崇める坊主たち、新緑の汗やら、悲観的な観点が汚した生活、渇望やら旋回やらと忙しく、染み入る罪は、一貫した定めを通過し、貧寒な連中が掲げる闘争やら統制、シグナルやら、痩せたイヌやら、ぬくぬくと育ったって良いじゃないか、と、すべてを認め、すべてに認められ、乱立する言葉の彼方で制約されるものなど、途端に排斥される罪の凡庸な餌になり、制限を加えたり、そこかしこに制限を与えたりしながら、しなびた風景にもつれる混沌としたものにより景観を損ない、自らの行いにより、消える行方、インタラクティブな結末に絡まる理念、理性をも喪失した今、悲劇的な末路や集約された明日、ラクシュミーや汎神論やらが加速し、先々に現れた錯雑とした観念が生み出した憎しみを越えて、段落に住まうニョロニョロとした文字やら、羅列を登り、さんざめく地球を慰めながら、長いだけの命やら、短く屈折した懐かしさや、約束すらも守らずに、摩耗され、もう何も信じられなくなったからこそ、また、信じたくなるものさ、と、諭す優しさが沁み入り、優しさだけが循環し、今をすぐさま純化させ、些細な出来事の中で統合されるものがもたらすことごとくの栄養。