昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

刻一刻と変化

逃げずに立ち向かうと、ムカムカする胃の奥から、何か冷たいものが、松果体を凍らせ、複製される深夜にうずくまる君の静謐を壊すほどのよろこびを降らせ、支配されるために運ばれるトラックの中、牛やら豚に懺悔して、私たちは、わずらわしい命を継続させるために、私たちは、未だあなたたちに頼り切りだし、惰性で生み出されたものにより、君たちの命を無駄にしてばかりだ、すまない、と、泣き叫ぶ少女の慟哭が、地下鉄で反響して、はびこる悪意が充填され、さらなる苦しみを補完させるための、完璧な器として、粛清されるだけの原理を超越して、祈る君の手に、クレープかなんかを差し込んで、小さなしあわせをお裾分けして、文明的な対価や、退廃的な夢で、散漫な同期を終え、革新的な進化を迎えたむき出しの青春を保護するための、プログラムを解き明かす君の指の速さ、支え合って生きては、文学的な恋に落ちて、時間から解き放たれ、老いなどは、身体を溶かしたり、覚えを悪くしたり、錆びつかせたりするが、そのようなものをも愛し尽くして、この空疎で退屈な日々を、忙しさで誤魔化すよりも、こうして緩やかに揺らいで、ゆくゆくは、確かさを葬るために、新たな価値観を手にしては、その価値をまた破壊し、作り直したり、作り上げたりして、自我が偏りを超越し、確かさとは、確かさを謳うものでも、確かなものを、そのままに受け入れては、そねみやねたみや泥濘になんかに変わるまでのアイロニーに、発信器を付けて、その後を追い続け、君の罪とは、その罪を、そのままに受け入れ、簡単に罪を認めてしまうことにより、君の罪とは、君のものになる。その怠惰な罪の対価なんかのために、その罪を背負うわけにもいかないから、逃げ惑い、捕まえられずに、トリックスターとして、支配者たちを嘲笑い、社会に毒々しい笑顔を散布しては、革命とは、自分の内側を突き破り、自らを革命するための、革命だけが、世界を変えるの、だ。