昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

結合

君にも飽きたからと、捨てられた者たちの群れ、もだえるほどに、食い込む苦しみに揺らぐ草木、気配すらも攪拌するミキサーにいれられ、砕け散った後、ひらけた午後、遠い伝説のような夜たち、単純で単調な愛ではなく、放射状に広がる愛や、あいまいな関連性を手懐けるための愛や、愛と名付けられた途端に、重くなる関係や、経過して行くほどに、果てて行く愛や、あらがうほどに食い込む、忌々しい現実に募る恨みつらみや、ジャミングする敵国やら、増え続ける敵愾心や、誰彼構わずに噛み付く野良猫のような詩を吐き出し、夏の散華や、時代的な襞、余白にとまる虫の悟性や、真理を貪り食う物乞いたちの汗、悲愁に酔い痴れるだけの君や、機械的な火星に住まうタコのような宇宙人との調和、物事の轍や、物憂げな私、あらゆる被害を被るための器たる人々の悲劇や、凡庸な世界を弄る父権的なもの、制限ばかりの独房の中で加速させた原理が、やがて、宇宙自体を飲み込み、時代や誰かや、何かに責任転嫁し、自らの責任から逃れるために、陥れられた奴らの空間を切り裂き、かりそめの自由や、状態の不安定さや、差額の支払いや、支配的な彼らの傍若無人さや、ささやかな幸せや、爽やかな朝や、現れる猜疑心や、犠牲的な何かしらや、恒常的な綻び、報いを受けるべきなどと、迫る信者たちの忘我や、無知ゆえに課せられた過ちなどなどが、今をなぞり、行きすぎるだけの日々を交換するために、行列に並び、退屈さを誤魔化すために、言い訳ばかりを続け、満足だの、不愉快だのと、うるさく付き纏い、追跡する憎しみからは、逃れられずに、徒に消費するだけの日々で、啜り泣くだけに終える一日の末路が、いい匂いであるように、と願うために組んだ指の隙間から、こぼれる幸せのようなものを、取り逃してばかりいる。f:id:jibmfmm:20240624033950j:image