昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

覚悟

熱病に苦しみ君たち、見窄らしい今を駆逐する戦艦、青春の墓場や、物事を修繕し続けるだけの、精神的な悔悟を退け、倦怠感が無慈悲に迫り、倫理観のハサミが、理性をちょん切り、相対的な拷問を繰り返す利己的な正義や、湖心に佇む頼りない手漕ぎボート、散り行く定めが云々と、語りかける暗示的な模倣や、理想的な世界に適応するために、入れられる矯正施設、前頭葉を切り落としてまで、求める普通というものは、退屈なものであるし、普通を手に入れたとて、しあわせなはずもないし、しあわせなんていう、曖昧なものにより、走らせられているだけの自動車や、痩せ細った感情が、偏った思想や信条を押し付けて来る辺りから、知性なんてものは、損なわれ、行いが云々とか、語りかけてくるものには、耳を傾けろだのと、うるさく付きまとうだけの、真っ当さなどが、あたかも、確かなもので、大切なもののように、嘯く辺りから、ありがたみなんてものは、消え去り、些細な事で、争うだけの結末飾りつけられた、アクセサリーのような連中が、モラルだなんだと、迫る辺りから、答えなんてものが、足枷に変わり、世界自体を狭め、自らの価値を見出せずに、与えられたもので、満足しているから、依然として、しあわせなんてものを追い続けては、老いるための結末に接合される、しあわせのようなものに、飲み込まれ、自分の人生を、生きようともせずに、誰かに重ね、誰かのためだとかと嘯いては、あたかも、しあわせであったような、フリをするのには、疲れ果ててしまったと、嘆いている老いた彼の背中や、過信ばかりの嫁や息子や孫に囲われた牢獄に押し込まれ、今に手なずけられ、絶えず餌だけは与えられ、あてがわれたものを、手当たり次第に信仰し、混沌として行く値や、当たり前だと、抑えつけられた心身が爆発しても尚、お前は、私で、私は、お前であるなどと、同期したがるAIたちにより、利用されるだけである。f:id:jibmfmm:20240925015449j:image