ふくよかな涅槃で、愛を重ね、出来合いの真実を飛び越え、怯えるだけの日々から乖離し、理解なんかを謳うだけの、惰性な日々の熱情により、溶けてしまう世界や、保身のための善性を謳う人々の、真実のような靄や、もたらされる憎しみにより、あたかも、自分の憎しみのように謳う原理や、カオスを貪る、張り付いた餓鬼や、構造的なものに、駆逐され、現行のものですら、瞬時に不確かなものに変化するだけなのだから、現実などというものは、損なわれて行くばかりだねと、ニヒリズムに覆われた原理や、ゲノムをよじ登るコンピュータウイルスや、運命的なものに縛られ、低俗なものを崇めたり、歪んだ理想を構築したり、協調性もなく、性悪説にアクセスして、暗澹とした悪意に制限を生み出されて、曖昧な正義を崇める連中のジレンマや、時代的な倒錯や、錯雑とした観念や、ねじ伏せられて行くだけの今、戸惑いや、走馬灯が襲いかかる現時点や、荘厳な終わりを応用し、張りぼての神を生み出し、人々を騙し、打算的な奴らが支配するネットワークや、捩れて行く隙間、荒んだアイディアが、曖昧な世界を破壊して、セオリーなんかに、縛られてしまうだけの、不自由な意図や、あらゆる保身や、口唇期に生み出された憎しみが波及し、父権的なものを破壊するための、兵器として、あらゆる原理を、原型すら留めぬほどに、快楽的に破壊するための、思想を利用して、理性すらも喪失して、厭世観に引き摺られて行く面影や、いい加減な刹那に囚われてしまった君たち、デリカシーもなく、過信ばかりで、発信する事により、淀んでしまうだけの現実から乖離して、理解なんかも超越して、懐疑的な君たちの弛みや泥濘や、痩せ細った身体が、儚く千切れて、手なずけられるだけの、君たちの実情。
