偶像崇拝を続ける傀儡たる君たちの悟性、端末に加工された感情を携え、震える身体を抱えながら、延々と引き摺られて行くだけの、打算的な日々と長らくの寂寞による精神的な乖離、逃避行を繰り返しては、理解をも超越する瞬間や、短絡的な憎しみから逃れ、連綿たる私情を、重複する憎悪や、フラクタルなものに服従するだけの毎日に現れる隔たりや、迎合されるものにより、平静を保てずに、狂気に浸るだけの、卑屈な情勢や、行く先々で、立場を利用し、出来合いのものを崇めるほどに、行政的な正義が、犠牲を孕み、悪を産み落とすまでの絶え間ない距離や、形而上的な者が用いる罪が、内服するつたない心情や、複製された品位を崇めているだけの、低劣な君たちの狭小さや、嘯くだけの奴らが支配する、忌々しい現実から飛び立ち、体制を打ち砕くために、闘争を続ける革命家や、意識の集合体を紡ぐ神の手や、ケミカルなもので斡旋される君たちや、機械的な気配に現れる慈しみや、幾つかの苦しみや、センサーを破壊するレーザー光線や、言葉を噛むネズミたちが信仰する神や、懐疑的な日常に縫い付けられる真実のようなものを模倣し、今に奔走を続けるシステマチックな意味の結晶や、何かの権限を放棄してまで、健気に戦い続ける君の後ろ姿や、奪い合うだけの毎日や、ふくよかな余韻に包括され、侵食して来る他者からの干渉に、騙されないようにして、偽物の家族を拵え、誂えられた動機や、規約なんかを持ち出し、抑圧したり、拘束したりする奴らから離れ、孤独に今を謳歌して、横暴な支配に屈従しないために、ためらわずに、反し続ける事により、今に強度を与え、孤立しても尚、自分が正しいと思うものだけを愛するし、与えられたものだけでは、満足できないから、出来合いのものに騙されずに、自らの意思だけで、すべて選んでいく。