人工的な思い出に生い茂る森、そこで、迷子になっている幼少期の自分との対話、怠惰で、ままならぬ日々を謳歌し、システマチックな君たちとの、一体感なんて、味わいたくもないから、孤独なままで、掴む確かさすらも、すぐさま、足枷に変わるから、勝手気ままに生きて、自らの快適さだけには、従順で、出来合いのものを崇めたりは、したくもないから、支配されないために、思案したり、規範のものなんて、信じてもいないから、自らが見つけたものだけが、唯一ここで、真実かなんかに変わり、艱難辛苦を飛び越え、難癖をつけ、つたない者ではあるが、あらゆる物事の横柄さを、瞬時に超越して、姿勢を正したり、アンニュイとしたり、今に縫い付けたり、ことの重大さを分かっていなかったり、やぶれかぶれになって、イカサマをしたり、至らないままなのに、何か、自分は、正しい者のフリをして、誰かを騙したり、自由を謳い、今に従うだけの思いの儚さを酔いしれ、自己陶酔の果てに迎える死のような靄、堕落したままで這いずる形式、現行を引き裂く時を超える猫の爪、追憶を啄む鳥たちの鳴き声、現在地を破壊する大量破壊兵器、物理演算エンジンにより、出来たこの世界を、まだ、真実などと思っている君たちの怨嗟により、延々と綴られる憎しみの強度、大義名分を振り回しては、すぐさま騙すだけの馬鹿どもの私服を肥やすために、働き続けるほどに、辻褄も合わないし、愛されたいと願うばかりで、愛されるための鍛錬すらしないで、強請るばかりで、愛する事を知らないで、愛するから、すべては、離れるばかりで、その場で壊れてしまい、また、同じ事を繰り返すばかりで、成長すらしないで、同じように、誰かや、何かを壊すばかりであるし、あらがうほどに現れる保身により、何かを恐れてばかりいるし、あてがわれたものの、身代わりになって、その場で、破壊し尽くされる間に、すべては、曖昧になって、忌々しい現実に覆い被さるものに、飲み込まれてしまうだけに、至る。