昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

予測

超能力で翅を動かすコウモリたち、輪廻転生するための光に吸い込まれ、今に意思も氾濫し、誰かの大義のために、灰になってしまった過去から、未だに、何も見つけられもしないで、反する事ばっかりに拘泥しては、何の答えにも至らない、ここは、爆心地。終わりにして、始まりの場所、乱れた磁気や、乱立する数字や、狂騒に散りばめられたダイヤのような箴言を嗜めながら、水面に反射する予感を眺め、澱んだり、間違ったり、僻んだりしながら、しなびた時間に湯をかけて遊んだり、疲憊したりしながら、志願したり、批判したり、卑屈になったりと、忙しく動き回るばかりで、アジテーターたちに、騙されてばかりいて、錯乱したり、憧憬を抱いたり、人見知りだとかと、嘯いては、面倒ごとから逃げ回ったり、のたうちまわったりしながら、まったり、謝ったり、のらりくらりと、リラックスすらも出来ないで、絶え間ない退屈をこねあげては、出来合いの船を作り、拙い旅に出て、ケミカルな国で見る夢は、退屈なキュビズムに制限を加えられ、角ばっていて、薄気味悪いなと、名付け親のピエロから解き放たれ、あらがう先々では、絶えず衝突なんかを繰り返して、奇跡的な出会いや、出鱈目な真実や、爛れた空に項垂れている君の憐憫は届かず、ただ、色褪せるだけの、感情を捨てて、魯鈍な料理人が差し出すお気に入りの料理なんかを、ぼんやりと眺めては、自らのメタファーの枷を外し、言いたい放題言ってやるんだと、焚き付ける人々、何の兆しもないけど、ただ、ひたすらに、ひたむきに歩く姿の青々とした表情、どんよりと重たい心に、さわやかな彩りを与え、黄昏と慟哭と、アニミズムが敷衍する朝焼けに出迎えられ、終わらない争いを終わらせるために、戦い続ける。f:id:jibmfmm:20241206042551j:image