清潔感もなく、さまよう泡沫、散漫な行方を切り取り、貼り付けたり、ひりついたりして、悲観的な君たちの諍いや、徒に引き裂かれてしまった君たちの全くのエゴ、十全とした閃きが止むことがなく、ただ、ひたすらに発生して行くだけの、惰性で選んだ答えの最中、ささやかな幸せすら、今に踏み潰され、拙い日々で、真実なんてものは、ほとんど分かりにくくなってしまうの、と悲しむ君の記号化した所以、初期衝動すら、今に潰えてしまい、しばらくの猶予ですら、すぐさま、奪われるだけの欠如を抱え、かさばるだけの明日を刷新して、支配的な奴らの毒性の憐憫や、君の独占欲や、煩わしい終末のあれこれ、多目的な答えが降り注ぐ曖昧な冬、ジトジトとした風景や、ジメジメとした精神、品性すらなく、ただ、ひたすらに現れる苦しみや憎しみを道具にして、偶像崇拝や、偶然を装い、近付いては、君を圧縮したり、抑圧したり、排除したりと、忙しく付きまとう罪で厚着をして、冷ややかな世界を救うだのと、息巻いてる君の仮想現実や、簡素な理由や、粛清や宿命の端数、堅持する理由や、こじつけらた意味、カラフルな答えや、堆積する理由、流動する真実や、抵抗する記憶、捕食するための私利私欲、刺激的な斡旋から、旋回する形式や、形骸化した規則、形式的なものの嗄声、生産的なプロセスや、プロパガンダに絡まる印象や、陰湿な接続、観点をよじ登る原始的なリビドーや、よどんだ悔悟や、落胆した君の世界の発色、制限を与えるほどに、現れる顛末の立証、傲岸不遜な君のカオス、ナトリウムで汚された現時点に覆い被さる太陽の温もりだけが、答えなのであり、あらがうほどに、現れる意味が炸裂して、純粋無垢で、居心地の悪い身体から自由になるために、と判断を誤らないために、疾しい今から解き放たれて行く。