気管に絡まる夢や誇りの数々、自堕落な悠遠に潜む、過去からの伴侶を引き連れ、延々と継続する動機や、価値観に現れる懸隔や、蝕む言葉などが、今にもかさばり、幼稚な取り組みや仕組みにより、痩せ細って行く感情や、狭小な君たちの街に訪れる擦れや闇、齢を食べ尽くす巨人たちや、暴れ回るゾウの群れ、憧憬に至るトラックが走り回る論理的な高速道路、感受性すらないから、ノミヤシラミと踊る事しか出来ないのさ、とカタルシスに至るために、嘯く野良犬たち、混沌と済世、固執するだけのシステマチックな君のまどろみ、無垢な午後に飛来する幸福のようなもの、悟性すらもないから、不安定なままに、徘徊する毎日ですと、吐血を繰り返す母性のようなものや、静謐さを嬲る君たちの過ち、はためく希望が、潰えるまでのモデルケースとして、観測されたり、多目的に流動する思いの端々をくくりつけたり、縫い付けたりして、弛緩する時代や、磔にされる此処から、派生する動機のようなものに、擦り寄る君たち、自らの誤りにすら、気付きもしないで、あてがわれた罪により、今から罰せられるような気分で、今に敗北し、構築されたものが、すぐさま、障壁に変わるし、君たちの正しさなんてものは、すぐさま、翻されて行くものだし、打算的な君たちに、適合するための、監視なんかを強化したりして、今に与えられる過ちや、曖昧な今というものに、混乱したり、混濁した日常に現れる意味を叩き壊し、煩わしい思いに虐げられずに、従える事もしないで、詭弁や便宜的な答えにより、収容されて行く人々、拙く老いた思いを、そこに置き去りにして、ただひたすらに、正しさを求めるがあまりに、自らを破壊するだけに、至らせるような、答えなんて、簡単に捨て去る。