昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

関与

未熟な思いが降り頻る朝、頼りない感覚を携え、散漫な儀式に並ぶ老人たちの、擦れた衣服、混濁する理由が流動的になり、担う意味が酩酊し、観点すら失い、ただ、ひたすらに引きずる面影のようなものや、引き裂かれて行くだけの思い出たち、さすらう記憶が、接続され続ける曖昧な街、即座に憎しみを翻するために、この争いは継続されるなどと、促すような奴らが生み出した仕組み、絶えず高揚感を携え、延々と運命を飛び越えて行くウサギたる私は、ささやかな幸せ用いては、今に手懐けられずに、ずっと健気なままで、異端児や暇人たちで、埋め尽くされた、小さな部屋たる地球、大気圏を食べ尽くすグノーシス主義な河馬や、痩せたキリンたちが徘徊するサバンナ、晩餐会で暴れる酒乱たち、ランダムに乖離して行く状態に司る幼稚な管理、居心地の悪い街、たどたどしい言語や、規則正しい苦しみ、理不尽な結末や、定めもなく彷徨う値により、飢餓して行くだけのシステム、あらゆる慈しみや、寄り添う過程、身を滅ぼすだけの、曖昧な意識の濁流、分散する過程や、粉塵と化した原理、いけ好かない原理や、あらゆる価値観を葬るための呪文を唱え、ラジカルに手懐けた日々、襲いかかるヒエラルキーや、冷厳な主観から現れる意味、屈折した悟性や、押し広げられて行く過ちの密度、性悪説を唱える猫たちが謳う性悪説、情報を鵜呑みにして、簡易的な真理を嗜んだり崇めたりしながら、節操もなく、世間体もなく、退廃的なままに、今をマイルドに体感していたい。f:id:jibmfmm:20250108052221j:image