昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

愉快

肥大化する愛の粒子、さめざめとした雰囲気に、相対的な様子を観測する不自由な君、中途覚醒に苦しむ誇大妄想と、顕示欲に支配された彼女の、窮屈とした心や、逃亡を繰り返しては、可視化する今に結ばれてゆく言葉や、排斥される理由や、物事の硬度、物憂げな君たちが、見出した罪により、踏み台にされたり、チグハグになったり、世界を破壊したりと、蠢く理由が、とめどなく氾濫しては、世界を暗鬱なもので染め上げたり、吐血を繰り返しては、クリーンな今を形成させるための、曖昧な言葉には、騙されないようにして、痺れた大脳が生み出したジレンマや、あらゆる報復、高揚感を拡散しては、足並み揃えるファシズムには、騙されないようにし、滲む血や、苦痛や苦悩により、くたびれた値を吐き出す柔らかい口や、自分を愛すれば、愛するほどに、生まれるジレンマが肥大し、悲哀に満ちた君たちの貨幣や紙幣になりたく、この、痩せ細った求愛行動の最中、あなたには、届かずに、ここで、滞るだけの一切が、ここで、唾棄されたり、踏み躙られたり、裏切られたり、忿怒しながら、激動を歩いて、自由気ままに、誰かを愛して、奇抜に今を取り込む事により、広がる可能性と、今に生まれた豊かさをも取り込み、単なる愛として、生きるためだけに、今を昇華させ続け、物事の骨格や、この、中庸すら保てずに、偏り続ける思想が、やがて、この世界を食べ尽くしてしまうまでの軌跡にまどろみ、老化してゆくだけの身体を切り離した途端、世界は、世界として存在するのではなく、存在するから、世界は、あたかも、そこにあり続け、自分が、存在するまでの、せいぜいに、そこに収まる範囲から、世界は、溢れ出し、自らが、消え去った後にも、世界とは、盛大に、自らを傷つけ、酔いしれ、勘違いしては、無駄な争いに火をつけ、つたない一生を、無闇矢鱈に消費する必要もないから、こうして、何事もなく、揺らいでいたいだけ。