昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

羽ばたく

儚さを持って、破砕していく精神たち、奪われたり、無くしたり、たまには、憎んだりもして、孕む意味は、未だに孤独なものであるが、信じ貫く意思は純粋で、利己的な肯定感の中、囀る思いが、真理なんかを携えては、誂えた罪により発光する虫たちや、子孫を残すための戦争や、あらゆる情報の煽動が、デリカシーもなく近付いては、君が見出したものを批判したり、今に疲憊する精神は、理解なんかを、安易に求めては、ひとりよがりな答えにとどまり、あらゆる意味を懶惰な生活で、短絡的に利用する価値がすり替える答えなんかを、簡単に崇めては、誰かに利用されてばかりいるし、誰かを馬鹿にしたり、良い雰囲気を台無しにしたり、そこに、確かにあった愛ですら、瞬時にまぼろしになってしまうし、戸惑うほどに、まどろみ苦しむ君の機械的な規範や、もっともっと、と求めるほどに、何かを盾にしたり、言い訳ばかりを繰り返したりと、足りない足りない、もっと欲しいと、保身に走るばかりの馬鹿げた世界や社会が生み出す戦争の音や、ガス室に送られる動植物や、到達する前に散っていった魂や、落伍者たちの群れ、報いが何だのと、うそぶく連中が打ち込む弛緩剤、物事の優劣の中を彷徨う幽霊たちや、数多の欠如の最中を泳ぐ空間的な生業、正気すらも失って、摩耗していくだけの、不自然な値や、証拠すらも損ない、誰かが謳う行いなんかに加担しては、恒常的な憎しみの中での差異や排斥や災厄や、痩せた街路樹にかかった、朽ちた電飾や、寛容さを捕食するハイエナたちや、改善することもなく、横暴な価値や、まやかしにより、曖昧になっていく正義や、犠牲的なモラルが、次なる神を、継ぎ接ぎで作り出し、現行のものを破壊し、はびこる悪意の中で重複するものが、服従なんかを謳い、今に奪い合うだけの、幼稚な策略により、迫害されていく曖昧な世界の中で、捩れていく思い出。f:id:jibmfmm:20240427052438j:image

形跡

悄然とした詩の最中を歩く、太陽の尊さも、滔々とした思い出の中では、絵に描いたようだねと、嘯く少年の狂気を鞄に詰めて、メタファーがなんだと、うるさく付きまとう記念日や、痩せた感情に餌をあげる飼育員たちや、素朴な感じにこそ、鈍色の悪意が見え隠れすると、グノーシス主義的な呪詛を促すカルメラ色した髪を振り回す少女、中性子星で眠る、束になった思いを迫り上がる夏の午後、水爆により、被害を受けた近隣諸国、憔悴するインディアンたちのカタトニーを治すために、現れた精神科医たちの亡霊、行方不明の子どもたちの系譜や、複製される面影の直訴、あらゆる定理を破壊する権利を売り捌く裏取引や、制限を駆逐し、持たざる者として、世を切開する医師のように生きていたいと、切に願う君たちのパフォーマンスを落とすために、嘘を植え付けるネットワーク上のアノニマスたち、あらゆる後悔により、痩せ細った母たちが縋る宗教の本質を、解き明かすために、学者になった者たちの革命、挫折した観念たちが彷徨う論理的な墓場、さもしい現実をクリックして、即座に、快楽物質を促す脳内での確約されたものにすら、飽き飽きしたし、支配されるのなんて、うんざりするし、拙い毎日を、何となくでしか、生きられないし、生かされている云々なんてものを、押し付けられても困るし、生きようが、生きていなかろうが、何ら、変わりなんてなく、関わるほどに、わずらわしくなるし、屈折してばかりいるし、徒に日々は過ぎ去るだけだし、惰性で導かれている人ばかりで、驚いてもいるんだ。f:id:jibmfmm:20240426050512j:image

不滅

いかつい召物の姫君、詐欺師たちが徘徊する弛んだ街の瑣末なハーモニーにより、半狂乱している市民たちの、絶え間ない諍いのコードにより、エンドルフィンが、延々と流れ続ける安易な身体も硬直して、答え合わせや、大義なんかが犇く憂鬱な傀儡たち、治外法権の最中を重複する罪のようなものを着込んでは、大それたことを、ミュージカル風に伝える君たちの幸せのようなものも、薄気味悪いし、災いを引き起こすだけの、惰性な契約が齎す生産的なまやかしや、曖昧な理論を構築しては、分かりにくくするための哲学的な狂騒に入り込む背徳感をゲーム化し、バーチャルな世界で、事実として吸い込み、排斥するためだけの、便利な器として生きる使い捨ての先行きを案じるだけの、怯えているだけの幼児退行的な大泣きにより、カタルシスに至るまでの、恒常的な苦しみのようなものを吐瀉し、何かに依存し、何かを買い被るほどに増して行くアレルギー反応に苦しみながら、本質すらもわからなくなってしまい、今に支配されてしまうだけの末路により、毎日の気だるさが加速してしまうのだ、と言い放つ君の懐かしさに加算されていく喜びのようなものを、刷新するような輩が蠢き続ける論理的な逃避行から、紐理論を語り続ける物理学者や、平行する意識を残虐に狩る狼たちの神経や、支配的な感情に絡まれていくだけの、無抵抗な君の涅槃をデータ化し、過信してばかりいる日常の時速を計測して、そのデータを暗号化して、秘密裏に交わされる約束により、増えていく金や、有する価値や、皮肉や安易な結末や、空腹や空席の数が合わないと、嘆く私のささやかな幸せすら破壊するレーザー光線、ビビットな反逆者、悪趣味な令状には飽き飽きしたから、与えられたものを蹴散らしては、自らの意思だけで、今を刷新する。f:id:jibmfmm:20240425041135j:image

自由

サイバーパンクな朝を描き続けるバスキアと地獄、縞模様の雲が笑いかける午後、水頭症の花が咲き乱れるベランダ、垂涎し続ける家畜たちもアンドロイドで、自堕落な昨日を捕食する模範的な夜を走り回る鹿たちの群れ、修復不可能な二人の間から生えるブナの木、山羊が眠るふかふかのカーペットにめり込む重い頭を上げ、倦怠感が苛む人工楽園での構図を書き上げるボードレールの脳内に住む妖精たち、痺れた右腕からは、画期的なアイディアがあふれ、敷衍していく意識から生まれたグノーシス主義や、痩せた感情論から生まれた、チグハグな今、シリアルキラーをナンバリングして保管している神たちの慟哭、修羅を歩く臨月の少女、マスメディアが吐き出す憧憬により、昏倒していく意識を遺棄する動機、朝食によりカタルシスに至る天使たちとの邂逅や、倫理観を駆逐するジャバウォックの手、意味に陶酔するだけの、幼稚な原理に軋む世界や、迎合されるだけの、怠惰な意味を貪る餓鬼たちの腹や、化石燃料で動く太腿や脹脛、ナバホ族の刺青をいれた少女の額から溢れる原理的な入力、人の顔した馬の怪物に乗り、理性なんてない世界から超越して、度重なる苦悩を吐き出す、革命的な汚穢の最中、亜空間から現れた笑い声や、そこかしこで、統合されていく私たちの最後、食い込む値や、曖昧な理想、理由を損なうだけの毎日で、信じるべきことなど、ほとんどなくて、貪婪な奴らが示す差異など、信じられないし、改善されないことばかりであるし、回転していく意識が、犠牲的な伴侶を引き連れ、哀惜に震える車内、ジャミングされる脳内、制限を生み出される忌々しい現在、説明書の中で行われる戦争や、事実を捻じ曲げるだけの正解、通勤時間の憂鬱を捕食して大きくなった怪獣たちが、徘徊する原野、粛清する幼稚なファシズムを蹴散らす、新たな血。f:id:jibmfmm:20240424043110j:image

欠如

不幸を食べて大きくなる豚や、毎日の寂寞が孕む、健気な休日に溜まる汚穢、カタルシスに至るために、与える苦痛なんかでしか、脳内は、満足しないし、縛られるだけの日々の期待値や、幼気な衝動を加工しては、陰惨な日々に、愛情のようなもの吐き出し、悪意を捏造するだけの、堕落した俯瞰から現れる狂気を、俯瞰から眺める乖離した自分や、痩せた感情すらも、すり減らしながら、機械的な日常に現れる原理や、原始的な焦熱や、喪失感に現れる障壁や弊害や、象形文字をなぞり、過去には、何があったかを確認するための情事や、常用する思い出の波形や、経過していくほどに、現れる虚しさから離脱し、悲観的な観点から、現れた憎しみのコード化により、ネットワークにばら撒かれた日常的な憎悪が奔走し、滅びを強請る野良猫たちの喉鳴らし、走馬灯を飛び回る蜻蛉たちや、自律神経を乱れさせる梟、害獣たちが走り回る脳幹、正義を謳う奴らのシュプレヒコールや、修正液の雨、証言台に立つウサギや、恋情が育む模倣的になる二人や、切除すべき腫瘍、逍遥を繰り返す不眠的な君や、規制されるだけの真実を蛇行運転するアウトローたち、寂れた理念を掲げ、限界を感じてばかりいる忌々しい現実との別れや、退廃的なものを切除する医師たちや、体裁のためだけに、抑圧された子供たちの反発により、加速していく現実との乖離により、理解することをせずに、愛されたいと強請るだけのモンスターを生み出し、そのモンスターにより、自らの世界が、踏み躙られていくのを、傍観することでしか、自らの存在意義を確認できないような、自分勝手自己愛に溺れた奴らの終末論なんかを瞬時に翻していく。f:id:jibmfmm:20240423045333j:image

清算

迎合されるための、言葉が飛び交う原始的な集まり、倫理観なんてものを掲げては、良い気になっているような奴らの感覚により、麻痺した大脳から現れた宇宙的なまやかし、加速する原理に擦り寄る価値観なんてものが、今を生きにくくさせているだけなのだ、と憎しみに縋るだけの、過ちばかりの君たちが噛み付く、際限ない苦しみの波形や、経過するほどに、すれ違い、摩耗し、痩せ細っていくだけに至るような、街並みで氾濫するエモートや、成り行きなんかにより、均等さを損ない、誤りばっかりを加工しては、現実に制限を与え、物理的なものを超越できずに、与えられた時間の中で、差別化されたり、裁かれたりするだけの間に、アルファベットの鉄屑や、抵抗性や、制御不能な心や、たちまちに現れる、空疎な自分との別れ、買い被るだけの日常に反映していくものが、今に覆い被さり、かさばるだけの日常を這いつくばり、私怨や、厭世観や感化、過信や参画、攪拌や拡散のまにまに、ひろがるヒロイックな原理原則、過食嘔吐やら、さまざまな紋章、空襲のサイレンや、希少価値を謳う商売の曖昧さ、差異や解約や、改善や禍根、人混みを避けて、生まれたアイロニーを吸収するスポンジやスキーム、照合されるものがまとわりつき、わざとらしい言葉が語りかける災いや、過渡期の最中、すべては、過去のものだからと、廃棄されるほどに、増していく諦めや、愛されたいと、ねだるだけの過ちにすら、気付けないような人々が備蓄する憎しみばかりが、今の障壁に変わる。f:id:jibmfmm:20240422050123j:image

理想郷

大義なんて捨てて、もう、猿にでもなんでもなってやろう、と悟る人々の無垢な群れ、策略を加速させては、意識にリベットを打ち込むパンクスたちのモヒカンの隙間から現れた睡魔の最中、定めもなく、ただ、朦朧とする意識に嵌まり込む情景や、惰性で導かれた君たちの革命にせまる余波、短絡的な服従により、同化していく景色に固執して、分断していくだけの、今に生まれる欠如や、軽薄な余韻に引き延ばされていくだけの、動機を加工しては、閑散とした原理に基づく正解の裏に備わる、保守的なエゴや、その場で、迎合されるだけの、秩序の最中、甘い言葉を囁いては、引きずられていくだけの精神が、整合性もなく、ただただ、現れるものを、呪うだけの、ルサンチマンに変化していく余白や、陽動作戦に引っかかるだけの、ネットワークの中での拡散や攪拌、艶かしい主観から生える権力的なものを、模倣する奴らが縋る神との対決、たじろぐだけの、私たちの希望の残り滓、かじかむ要因に引火し、延焼し続ける先々で、朽ちた物語の荘厳さや、性悪説を謳うだけの宗教的な磨耗により、網膜は傷つけられ、鼓膜も傷つけられ、鼻腔は麻痺し、すべてが、鈍くなり、感じにくくなっていくだけの、あいまいで、幼稚な過去、枯渇するだけの原因や、陰湿な君たちの攻防戦や、暴政が生み出す、絶え間ない苦痛や、愛されたいと願うほどに、増していく憎悪や、温厚な者すら、状況によっては、凶暴になる人々や、悲観するだけの君の言葉にすら、耳を傾け、何か知った気にならないように、何度でも読み直しては、書き直していく。f:id:jibmfmm:20240421053900j:image