昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

偽装

大義を捨てた日常の悪夢、猜疑心が孕んだ子を産む運動的な彼女への治療、賃貸の身体を放棄して、真理への旅路を急ぐ僧侶たち、数多の憎しみをドーナツに変え、美味しくいただく辺りから、治外法権になってしまう今朝の旋律、偶像崇拝に腰掛け、アンニュイとした創造の高温により、焼け爛れてしまった肌や、カスタムされる意思や、去り際に輝く君の翅や、暗澹とした道理が生み出す絶え間ない痛みや、互い違いになる意思が、鈍麻なままであるからと、あらゆる手違いや、デジタル化した意味の過程や、粛清にゆらぐ人々の墓地や、浪費家たちの終末論、ロジカルなスポイトで吸い込まれた恒常的な敵愾心のようなもの、言葉の紋様や、色素で羽化した虫たちが飛び立つ音、想念に巻き込まれる差異や、裁断される災厄や、約束を突き破る憐憫やニヒリズムの枷、数多の動機を旋回する虚空や、刺激的な最後、不具合ばかりの回線、たちまちに現れる意図、分断され続ける家族間に現れる優劣や、悠然と蠢く雲の動き、抒情的な繁栄や、詩的な憂慮、悔悟に食い込む慈しみやら、高気圧に包まれた意識の温もり、被験者たちが徘徊する夜の病院、蓄積する破壊性や、単色の汗、退く優雅な午後に枯渇する普遍性や、凄艶な結末に炸裂する彗星、性悪説にアクセスする降雨量、永遠なんていう拙いものに、拘束されないために、速く動き続ける事が大切であり、体系が生み出すものに、加担なんてしたくもないから、勝手気ままに流動して、捕まえられないようにし、思い違いや履き違えに、かさばる悠遠が肥大し、新たな宇宙を形成するまでの物語。f:id:jibmfmm:20240727023343j:image

進化

夏は、定めもなく飛び交う蝉のような恋の応酬、原始的な回路により、巻き戻されて行く世界の端々に響く君の泣き声を聞き、手助けしたく、参上した私の翅にまとわりつくゴミやホコリの数々を掌握し、新たな原理を携え、利己的な答えが透過させる今、猜疑心を抱えた鳥が飛び交い、陰鬱な焦土を練り歩く不機嫌そうな君たちの原理や、利便性ばかりを求めては、とめどなく溢れる感情を抑え込むために、ためらわずに、傷つけ合う人々を尻目に、前衛的に昇華させる今を遡る龍に乗り、夏に寄り添う倦怠感を打ち倒し、現前に迫るセオリーを駆逐する掘削機に乗り、輪唱される答えに洗脳される前に、今に逸脱し、ためらわずに、君を捨ててしまい、しばらくの孤独を乗り越え、過信ばかりの日常を笑い飛ばし、拘泥するばかりの忌々しい現実を超越し、侵食して来る憎しみや、忘我に生まれた空白や、告白を繰り返す虫たち、立場を用いては、悲観的になるほどに、相互互換する誤解や嫌悪感、結合される未来や、妨げられるだけの現実、乖離して行くだけのシステムや、目玉焼きの上で踊る醤油や、照合できずに、断続的に迫る忌避、改ざんされるだけの、曖昧な身体を吸血する蛭や、無機質な風、豊かさの象徴たる女神信仰、強制収容されてしまった人々の末路、進化を否定するための普遍性なんてものに騙されないために、絶えず知識を蓄えた結果が、更なる悲劇を生み出し、打算的な奴らに支配され、自らの保身のために、犠牲になった人々や、汚穢が絶えず生み出されては、今に毒されて行くだけに終える。f:id:jibmfmm:20240726035934j:image

浄化

延焼する恋人、浮かぶ旋律の橋を渡る野良猫たちの群れ、カットアップされる標本たる私の端々に響く常々、帰路を失い、記録上に謳われている歴史に慟哭し、刹那に入り混じる醜い報いや、幸福論を食べて、大きく育った、資本主義の豚や、不規則な予感を放つ、磁気嵐や、全ては可能であるから、全てを解放し、全てと繋がるまでの軌跡こそが、歴史であると、バラバラになるだけの感情にがんじがらめになって、感覚を鈍らせるための教育に奔走している君たちのリビドーや、あらゆる悲劇を食べ尽くすバクテリアや、統計上が云々と、五月蝿いメディアの構図、段落に居座る歪んだ自らを正すための問いが迫り、憎しみが染み入る現時点に襲い掛かる悪意の模様、札束で出来た観念が、みんなのしあわせを狂わせる頃、虐げられ、従えた君の神が謳う罪や、偶像崇拝を続ける老獪な者どもの私服を肥やすために、働き続ける私たちの散漫な欠如を、埋めるためだけの戦争に参加して、寂れた意識に司るエゴが、円安やドル高や、都会的な吐瀉物や、リリカルや、臨界点や、輪廻転生などなどに、入り混じる宇宙の大草原で寝そべり、寝かしつけられた子どもみたいに、心地よく眠り、枯渇する事なく、際限なく溢れるエモーションの波に揺られ、閉塞感などに朽ちる事なく、理に妨げられずに、ただただ、歪んだ私たちの私情のようなものが反響し、やがて、闇夜を切り裂き、朝を迎え、もう、苦しむ事を答えとせずに、おおらかに、世界と対峙する。f:id:jibmfmm:20240725022848j:image

衝動

この夏を終わらせないためのダンスを続ける思春期のコード、高圧的な余韻に打ち付けられた罪、全体主義的な理想のために、磔にされている亀や羊たち、暗澹とした思考を晴れさせるために、この屈辱に耐え、対価なんかを謳う奴らの奴隷にはならずに、ただ、与えられたものに蝕まれる前に、リリカルに、この、瞬間から昇華し、超越を繰り返す事により、ここでの、救済なんかに騙されずに、絶えず理解を謳うような奴らの道具にはならずに、偶像や、偶然の最中から逃げ惑い、毎日に現れるささくれのようなものを、必死に剥がしたりして、支配される前に、視界で蠢く羽虫の群れや、無垢なほどに、食い込む価値のようなものや、そこかしこでまどろむ、窮屈な世界や、世才なんか無くても、自由に飛び回れる事を知り、視界を曇らせるための、低気圧なんかを、簡単に飛び越え、意識に現れた寒暖差や、艱難辛苦や、換算されるだけの、日々に及ぼすものからの解放や、崩壊して行くだけの、忌々しい現実からの逸脱や、苛立つだけの今や、言い訳ばかりの君、機関的な理念が絡まる夕焼けや、理解なんてものを強請るから、未だに、そこでの、価値観なんかに、狂わされては、誰かの責任にして、逃げ惑い、間違いを改めずに、あらがい、あてがわれたものにより、助けられるとか、幻想に浸るだけの夜道を徘徊し、はびこる動機を吸い込み、良い気になっている連中が生み出した泥濘に嵌り、がんじがらめになってしまうだけの、過ちや誤りの数々や、無様な日々や、複雑な回路、あらゆる悲劇のモーションや、意識にかかる靄、賭け事にハマる脳内の構造を改造して、今に改善される思いが、ささやかな幸せなんかを謳う頃には、誰かに利用され、全てを吸い尽くされ、干からびてしまうだけに至る。f:id:jibmfmm:20240724020030j:image

終焉を謳うカラス

猥雑な座標に噛み付く狐、遠退く観念を追い続けるレジスタンスや、時代に責任転嫁したり、環境のせいにしたりと、ルサンチマンたちは、自らの罪を、誰彼構わずに、覆い被せ、あたかも、誰かの罪みたいに装うカメレオンなんだと、胡散臭いカルトたちが、噂話をしている頃、もたらされるものに、もつれるばかりの木々を助けるために働き続ける友人や、人工的な横隔膜にしがみつく孤独な君や、横柄な王や、絵画の中に住まう娼婦たちや、カタルシスに至るために、弾き語るヒキガエルの群れや、蠕動運動を繰り返す食道や胃や小腸、厭世観により、滅ぼされた街や、隕石が降り注ぐ世界の終わりの狭間で、知性や品性すらない、君たちの理想を追求するために、この、怠惰で退屈な社会などという幻想にしがみつき、忙しく動き回るばかりで、何が正しいのかすら、わからなくなってしまうだけの末路や、対価を求めては、止まらずに走り続ける車みたいだねと、語りかける子どもたちが偽装する真理のようなものの靄や、妄想に囚われ、恋の弾丸が被弾した事により、出来た傷をぼんやりと眺め、動物たちの背中に乗り、ハイフンの船に乗り、怠惰な海を越え、恒常的に孕む意味のようなものを、フライパンで軽く炒め、徒に過ぎ去った今朝に生い茂る暗鬱とした森で静かに暮らすコウモリや、フクロウたちと語り合う私は、煩わしいものを従えず、また、従う事もなく、ことごとくの法を放棄し、自らの善悪すらも捨て去り、事象や地表に編み込まれた紐を切り落とし、全ては、宙に舞い、誰もが、不自由さを超越し、どこまでも、高く飛び続ける。f:id:jibmfmm:20240723030841j:image

律動

君たちの傀儡として終わるよりも、セオリー無視して、暗黒物質の海を泳いでいたいし、肉体を捨ててからが、本当の始まりであるし、あらゆる方法から、飛び出すのが、生きるという事であるし、生かされているなどと、謳う原理から解き放たれ、生きたいから、生きるという幻想からも逃げ出し、あらゆる価値観を超越して、ガムシロップの大河を越えて、モスキート音が犇く森で、太陽を抱いて、泡沫を凌ぐための優劣や、ためらわずに入り込んで来る普遍性の卑屈さや、利己的な観点が結ぶ確かさという足枷や、制限や倦怠感や選択権や、正義による犠牲や、いさかいばかりの日常の閉塞感や、リズミカルな歪みや、五月蝿い利息、駆逐された今朝を弔う君、希望を持ち、希望を保ち続ける事の苦しさにより、偏りを生んでしまった人々の私欲、支離滅裂な人々の裂傷、迂回する思い出を遡るという欺瞞、空腹を癒すための争いや、接続される物事、統合されるための精神こそ、偏り歪んだものであるし、現れる偶像に支配され、それだけが、真実として受け入れるほどに、醜く歪んで行き、逸脱するために、この命とは、横柄さを捨て去り、些細な出来事に苦しむ事もなく、蔑ろにされ続けて来た君たちの自らの歪さに苦しみ、その苦しみから逃げ出すために、誰かを批判し、排除し、羽交い締めにし、破壊するだけに至るための答えなどに、絶えず騙されては、たちまちに手懐けられ、健気な者ほど凶暴になり、手段を選ばず、自らの理念のためにだけに、追求する幸せのために、簡単に排除し、簡単に、世界と名付けられたものを、終わらせてしまえる。f:id:jibmfmm:20240722025103j:image

同調

ラクシュミーが羽化させた宇宙、銀河の銀行で下ろした数千円で、旅を続け、拙い永遠から解き放たれ、度重なる苦しみを翻し、やがて来る絶対的な希望により、磔にされた人々や、互い違いになってしまった君たちのジレンマや、夜通し紡ぐ真理などなどが、衝突する原理原則が通用しない宇宙の交差点、緩慢な身体へのログアウトを終えて、電脳世界へと旅立ったマクロな精神、飢餓し続けるだけの、堕落した世界から超越し、短絡的な厭世観などに騙されずに、杜撰な君たちの神のようなものに腰掛け、言葉足らずな君たちの憎しみを再利用しては、境目もなく、奪い合うだけの、愛と名付けられたもの、不確かな俯瞰から現れる行政的な区画を破砕するための、戦車に乗り、あがなうほどに食い込む値や、あてがわれるほどに、増して行く憎しみや、慈しみなどを放棄して、散漫な愛が、戒律などを謳いながら、そこかしこに制限を生み出し、意思を踏み台にして、想念なんかを、簡単に操作しながら、萎びた過去に保管されたものを引き出したり、軽薄な邂逅に捩れる空間から逃れ、蝉蛻を繰り返す意図や、他愛無い循環、空白を埋めるための暗黒物質やセオリー、輪唱する倫理観や、警報器が唸る余罪ばかりの夜、カバンの中に詰め込まれた欲望の残り滓や、逡巡するほどに増して行く苦悩、高尚さなどを謳い、多目的な理由を流動させ、蠢く道理や、蹲る君、掠奪を続ける政府のまやかしや、見捨てられた感情のままに、大人になってしまった奴らの怒りや、性善説性悪説が混ざり合いながら、混沌としている今朝をぼんやりと眺めては、黄昏れる現在に訪れる過ちなんかを、次々と乗り越えて行く。f:id:jibmfmm:20240721042725j:image