昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

除け者にされた獣

倫理的なカラスが飛び回る。吸収された力によりブヨブヨに太った政府や社会が転がり続ける。瓦解しない意思は強靭、あらゆる利便性で切り裂かれた大地に花を咲かせるための大雨により崩れ去った我が家をながめる悲しみを慰めるための手であるから故、誰かを…

突き抜ける思い

音がない思い出を泳ぎ回る魚のような気分だ、と彼女のうつろな目から溢れる涙はダイヤモンドだから、必死にかき集めている継母たちの畜生道を歩く屈折した茶髪の子どもの暴力性や、ピアニカを吹きならす政治屋たち、喧騒ではドラマみたいな告白を続ける神を…

すぐさま昇華

ずっとこのままってわけにはいかないが、ここでこうして、じっとして、実体すらもわからなくなるまで理解したり、または懐疑的になり乖離したり、はたまた理解したフリをして、誰彼構わず騙したら煽ったりする連中と体当たりしたり、無視したりしながら、見…

未熟な交換

物事を研鑽し、物理的な死を昇華させるための詩篇が降る夜、残虐な仲人が泣く和毛の丘、訴求されるものが捻出する理念、利権の構造を駆逐しても、新たな欲と力が権力を絶えず生み出しハミングする。流布する感情がチクチク痛いの、とタートルネックに苦しむ…

桎梏

はじける時系列、君の起源の青と白、阿片窟の番人たち、このどうにもならない気持ちの節、短絡的な同化により強固になる意思が告げる政治的な偶像や妄想が生み出す空疎な空白、迫害を受けた、と罪をかいかぶり、自らを卑下するモンスター、あなたの願いはい…

簡単な勝利

甘い言葉が横行し、あいまいな今にままならぬ私情がランダムに降り続き、機械的なアナグラムが政府に打倒し、多頭飼いされた意識の翅をもぐ青春の毛色や回路が浪費していく結末から逸脱し、訝る先では言い訳がましく迫る緩慢な理由が健全なものを謳いながら…

進撃

どこにも正しさなどは存在すらせず、思想なんてハナから生きてすらなく、自らの偏りにより圧死し、真実や真理なんてものは、クソの役にも立たない。ムカっ腹を抑えるために吐き続ける陰口、たちまちは苛立ちに消費され、証拠も残さずに消え去る。意識の最北…

海辺

この絶え間ない憎悪の中を泳ぐ魚、大好きな君と大嫌いな誰かの価値観、勘違いばかりしている観点を捕食する人類と、数多の経路を踏み潰す巨人の足、君が居なくなって生きている意味なんて無くなってしまったが、君が居なくなってから、生きていることに意味…

幻想的な倫理観

抵抗を続ける世界の足音、軽薄な論理を話す小姑たちの荘厳な金歯、罵声を促すカタストロフの青、みちびく証拠に恍惚とし、吐瀉するほどに増幅していく幸福を感じる過食嘔吐の喉元、オイディプス王と暗澹とした宇宙をつなぐエレベーター、あいまいで不吉な言…

届くまでの距離

もたつく指、心音が頭で軛を用いて、たくさんの情報を運ばせ、道具のように扱うんだ、と漂う情報の霧が攻め入り、生命をおびやかす。全体主義的な身体の中での差から生まれた悲劇的な道化師、罪深さを吐き出すだけの体制的で退屈な身体、ただ物事の軽さを示…

業火

鳴いてばかりいる君たちの犬、息吹くための命も息吹き返し、陰鬱な症状に呼応する虫けらたちの残虐性を描くフランシスベーコンの怪獣たちがさまよう心の中では、行方不明になった言葉が頼りない信仰心を仰いでは、熱情する意思の火花が点火して、フラストレ…

一部始終

もう夏かな?と呟く彼女の口の中での小さな宇宙、待ち人のサロンパスの匂い、感受性豊かな和毛、生活感あふれる抜け毛、ゲームみたいな現実と、この現実という天国の中に転生し続けることにより、遺棄された感情が事実をも超過し、加算されることごとくを照…

純粋

理想だけの革命は、純粋な者を死に追いやり、理想に追い越された君は、自らに死の枷を嵌める。いろいろな状況が弄り合いながら、今を聖化して行く。数限りあるものの数の暴力により、無限は制度の中に押し込まれ、身動きが取られずに自身の無限性を破棄して…

梅雨の汚穢

猫の柄の可愛い傘をさして、あいまいに見つめる先には演じるだけの人々の濁流、惰性な愛に虐げられる健気な僕らの過ちや、愛したほどに現れるのは、ためらいばかりだね、と溜息を吐き出し、悪態をつきながら、突き動かされる先には緩慢なものでひしめく代用…

夏の腫瘍

切ったり書いたり挟んだりしながら踊る。文面の上でもたつく指と指のあいだから生まれる比喩による飛躍、精神は成否を超えて、純粋な自らを格納するための殻を生み出し、その中で眠る。いつになっても、いくつになっても気づかないだろうな、お前は絆がなん…

閉塞的な起源

世界の終わりなんかを謳う鳥たちの獰猛な爪、引きずられた臓物に乗りピクニックに出かける普遍的な家族に適応するためにかけられた呪い、不憫だね、と妬ましく募る甘いだけの日々を飛び越え、修羅に生きる私の拙い爪痕、空の青のいとまに重なる永遠の愛など…

輪のような生命

隷属するだけの日々に続々と迫る無意味な履修を終え、定期的に購読した罪を読み込み、自分が吐く繭につつまれ、退屈に眠る君がねぶる罪の味、とある風に巻き込まれ、偶像を紡ぐ果てない私欲の里親、あいまいな性善説と性悪説の中で阻まれる動機、記号的な季…

先鋭化

可視化される足、かじかむ愛と、自覚するほどにひろがる苦しみの青と苦味、よじれたハートと、いつまでも赤色の信号、涅槃でころがる死とガールフレンド、欲望に負けないで、とカタルシスに至るためにシステマチックなものを睨みつけるマッチングアプリの狂…

突き刺せこの体に

保たれたものすら死んだ夏の日、そこらに転がる薬莢と、知らない画家の絵がかけられた土壁、カビ臭い冷蔵庫の冷気が漂う狭いアパートの一室では、腐敗臭と憐憫にあふれ、何か神々しいものすら感じる。モノクロームな記憶を這いずる赤子たる自分を俯瞰で眺め…

制限がない感度

ファストフード店でパンクスたちが踊る。浮遊感がある夜に除け者にされた君、去り行く情景の密度、呑み食いされた跡、混淆し続ける先で外連味ばかりの街中で複製される欲望の狩人たちは、絶えず動物たちを屠り、絶え間ない欲望を波及させ、終わらない欲の道…

和解と調和

正確な軌跡を携えて、永遠を漁る。究極を貪りながら、動機を超越して、接続される意味合いから不吉な予感を漁り、永遠を捕食した行方から切り取られる所以がつながりながら、観点をつないだり、くっけたり、引き剥がし、このやりとりが静謐な意味が不法に受…

無秩序

記憶もあくせく働いて、悪戦苦闘しながら、しなびた思い出をならべて、傲岸不遜にうるさおますし、音程もあわへんし、あわさっても、気色悪いし、わてらあんたの奴隷ちゃうし、ふんいきも悪いしで、暗澹としながら、真理的な余韻になぶられて、ぬかるみに嵌…

見すぼらしい基礎

資本主義の下では国家などは存在せず、国家などは地中をうごめくミミズのようなものであり、地中が熱くれば心地よい地中から出て来てしまい、のたうちまわり、そのまま死の外に追いやられる。そのような曖昧なものでしかない国家などに支配されたり、右往左…

世界的な風邪

猟奇的な広域に住まう人間的な哀れさに適任していく思いが凡庸に交錯し、刹那を齧り、がんじがらめになる結末に正気を失い、残されたものにより苦しむだけのものを課せられ、奪われていくだけの日々の中で退屈に加算されるモラルなどがうるさく付きまとう。…

走り出す

惑わされるだけのためらいから生まれる猜疑心まみれの着膨れした春、ペラペラの宇宙から降る酸性の雨、ノスタルジアを食べる宇宙の蟻、現行するものに反して理想を供給し続ける星になりたい、と祈る手からこぼれる鬱鬱としたものが供給される果てに帰路すら…

緻密

生きるとは所詮、もたらされた空腹を癒すための旅である、と曖昧模糊な日々の中で、吹雪に耐え、誰と居ても徒らな孤独に苛まれ、なごむこともできずに、出来合いのものが遠ざけるものが枯淡に嬲る月日の重い影を背負い、物々しい思いに虐げられ、軽薄なもの…

鉄槌

なぜ逃げていいのだよ、と誰も語りたがらないのか?強がりばかりの借り物の身体が空になるまで、生き続けるとは、単純なようで、すさまじく苦しいものだよ、ねと簡単に考えれば、かわいい日々なのに、なのになんで私たちは、あいも変わらずに日々を難しくし…

食い込む夜

濫觴する真実の波形、経過してゆく行方から生まれる儚さ、都合よく生まれた私たちの宿命から帰依し、面影が行方不明になり、意識が枷を外し、寸胴な未来を愛し、果たす理由なんかに蓄積するモノクロームな一瞬、曖昧な正義が犠牲を孕み、憎しみをウイルスに…

颯爽と朝

銀河を泳ぐ恐竜たち、獣臭ただよう犬の毛布、寒空の下、恋に落ちたふたりのエチュードが嬲り、金利手数料を謳うコマーシャルの中に入り込み、昼になれば、昼ドラの中で平凡な飯を食い、思春期の彼女たちのスカートから流れる轟音や、彼らが見境なく誰かを支…

明晰

かじかむ肌の信憑性、難しい言葉を孕んだ君の欠乏感が肥大する曖昧な夜のヨレヨレの感じ、ずぼらなままで悲哀に満ちた今を加工しては、硬化する日常が孕む忌々しい欠如を食べ尽くす弱い君の機械的な伴侶、盲信ばかりを綴るニヒリストたちの虚像や、強要され…