昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

亀裂

がんもどきみたいな猫と会話し、一日が終わる。初々しく冬をかいつばみ、襤褸をまとい、ミニマルなものを強要する春を迎え撃つために、手当たり次第に当たり散らす最後のシーン、誕生日をぬぎすて、簡単に消費されるだけの日々から脱走を企て、惰性に導かれ…

揺るがぬ獣

何かに関わって忙しくだけしていたら、自分を認識する暇もなく、ただ過ぎ去り通りすぎることやものや、人から置き去りになり、おざなりになった自分に残るのは、ただ何かに依存し、小さな画面を呆然と眺め、意味のない情報を鵜呑みにし、カルトチックに成り…

超然とした知

まるまるとした地球を撫でる巨大な手、哲学的な教祖たちが散りばめた意思のようなものを拾い集め、手付かずの意味を寄せ集めては、確かさのようなものを呼び込み、新たな生命を書き込み、強制起動される日々に瞬く君の罪や理知や歪な信念の石礫が飛ぶ深夜、…

宇宙の襞

思い出の阻害物、物質的な猶予を孕んだ宇宙の母、窮理に迫る理論的な騒々しさ、とそこかしこで示唆されるものに支配され、輪唱される神話に飛びかかる猫、消費的な帰巣本能により朽ち果てる鳥たちの荘厳とした狂気、利己的な彼女たちのカリキュラムや、均等…

泣きじゃくる景色

存在の不確かさを抱えている二人、君の定期的な不安の改札を通るための数千円分の定期券、四つある犬歯を磨きながら、相槌を打つ食堂のバイトの女、短絡的な夢の中で溺死してしまった私の屍、ネズミたちが逃げ惑うエルム街、割れたガラスの靴で歩く自分こそ…

無辜な件

愚かで悍ましい者どもの、つつがない生活に迫る畏怖、促される成否が謳う正解により、快晴はすぐさま雨に変わり、書物をぬらし、すべての真理を根絶やしにする。理不尽な世界だ、と拗ねた精神が拉致監禁され、正しくあるように、と即す社会を真っ先に破壊し…

同調しないために存在する冬の大銀杏

不気味な少年の眼差し、恒常的な灰色と、生と死を入れる袋、たび重なる苦痛の証拠と、アスファルトにまで沁みる位置的な詩と、不文律な衝動、不平等な愛の描写と、他愛無い結末に戯れる小動物たちの手当てにより回復した起因と、あらゆる大愚を吸い込むブラ…

前衛的な怠惰

ここでずっと年末のように過ごして、コタツに入るような気持ちの中で、鼓動が断続し、脳内で反響している。意識的な足跡をたどり、新たな決意を孕んだ今朝に形式的なものは潰えて、新たな愛を育み、軌道修正を施し、戯ける今から現れる時系列や、劣等感や、…

発散

ポケットに忍ばせたい言葉がある、と彼女のキラキラした目が世界を絶え間ない愛で波及する。些細な出来事のささくれが、やがて大きな傷に変わるような怠惰な今朝、回転する星座に、モラトリアム人間や、聖俗を謳う観念やらが卑劣さを浸透させ、やがて来る女…

英雄

願い事すら届かんあんたらの世界、獰猛な欠如を加速させ、猜疑心なんかを加速させ、なんの希望も与えずに朽ち果てる隙間、色彩すら愚かだ、と荘厳な面影に寄り添う定期的な苦しみが畏怖を流布し、凄艶な月日にたむろする連中が示唆する支配的な迎撃によりイ…

統べる手

執着する人々が粘着する退屈な日々、ヒリヒリした日常に搬入される病んだ人々の記号、爛々とした目で憎しみをかいつばみながら、濫觴する動機が均等な位置を妨げる連中を飲み込み、無機質な浄土を統べる王として、混淆する意識が絶えず代替えされる日常を独…

走り去る

どんな制限からも抜け出し、国家を超越した主体として生き、都市間に備わる払い清めや、軽度の痛みや、契約や、あてがわれた罪や憎しみの斑から飛躍し、不純に成立する独善的な答えを書き換える。無辜な季節を踏み躙る数多の人々、犠牲的な性質が狂わせた均…

野ざらしの思い

はなから生きてる意味などないのに、生きてる意味などを求めるから苦しんでしまう。そのような考えの果てに、意識は灌漑を迎え、あらゆる苦しみから解放されるような気になってしまい、しまいには誰かを恨む始末、記号と論理学に収容された君の機嫌をまさぐ…

どこに怒りをぶつけていいかわからずに裸足のままで飛び出した君の器用な不機嫌さの付近で差し引きされるものが孕む愛に似たようた妬ましいもの、思春期の女の子たちは、自分の距離すら分からなくなり、互いを愛するように妬み、憎む。慈しむような憎しみの…

茫漠たる夢

お前の言葉と音で純粋に散り行く落伍者として、システマチックな所以に化膿し、肥大化した意識を切り捨て、涅槃で伴侶を見繕いながら、怒りを敷衍させる。荘厳な結末を追い続けるだけの惰性な日々に絡まる末路、あらゆる制限から飛び出し、打算的な回路から…

瞬く間

もう何もかもやめて外に飛び出そう。もう縋ることもないし、掻き乱されたり、又聞きする必要もないし、成否を飛び越え、意識から飛び立とう。この世界の終わりに訪れるという不破をノートに書き写して、このまま終わるということによって現れる悲劇やらに混…

予感

家族から発達した国家という超巨大な欲求と自然性、その場で引き伸ばされ弛んだ愛を超越し、さらなる愛を絶え間なく波及させるために、さらなる愛を次々に生み出す。あらゆる変化と変遷が歯痒く混じり合う結末、通わす愛も、いつしか邪魔なものになり、引き…

祝福と社会

並行する意識が延々と連なり、継続される思いが永遠性を保つ。あらゆる儀式が迎合され、同じようなものになるための馴れ合いを綴り、永続されていく意識が旋回し、重複する復讐を謳う連中が執着するものから解き放たれ、はびこる罪の意識が形成したバビロン…

仮称

命も散り散りになって、プラグアウトした君は息も絶え絶えで、悶える指先で惑星を捕食している。間引かれるための畜産物、あらゆる悲劇と孤独に収斂された病んだ彼女の子供、備蓄された狂気をシロップにつけて、未熟な感度によって世界は性的なものに平伏す…

次元を乗り越えた先

脳を加速させ、世界という足枷を外す。倫理観など、どこにもないのに、信じさせられているものを鵜呑みにするだけでは、堕落するだけである。復讐を司る幼稚な神から逃れ、形跡すら残さずに、脳裏で羽化する記号や、孕んだ愛がランダムに消費され、その場で…

対価なんかいらんからほっとけ

歪んだ思想が間違いを生むことによる強度と硬度、あらゆる悲劇を生み出し超克する間に生まれるアイロニー、逡巡する儀式的な慣わしや馴れ合いにより、異物感を有していく身体、すげ替えられるだけの今を放棄して、強要される意味に苦しまないように、貧相な…

ハードコアな衝動

マイナースレッドの手の上のバッテン、天高く馬肥ゆる秋とチシャ猫と遊ぶ彼女の虚空のような膣、深まる罪と夕日を掛け合わせて、なけなしの金で屍のような日々をしゃぶって、しあわせなんかを謳うようなコマーシャルや偶像や情報に囲われ、あたかもしあわせ…

始祖

大量の死を吸って、やっと呼吸できている。データの粉末を吸ってハイになって馬鹿らしい、能動的にすべてを愛でるようなけったいな奴になりたいさかい、と間接的にうごめく初期衝動やら、淡白な動詞や、アンニュイとしたタコ焼きなんかに食らいついて、打算…

借りてきたカリカチュア

幼稚な湿原帯を越えて、能動的に越権する奴らが支配するデータ上での愛を計り売りにする希望の城を破壊し、仲が良いように示す値を牛耳るカジノで一文なしになり、なけなしの愛を売りたい、と迫るが、君の愛は一円にもならん、と蹴飛ばされ、尻餅ついたあた…

類似品

人類の汚穢をかき集め、さらなる苦痛を呼び込む差や、最たる意味を喪失し、そこで同意し、屈従するだけの人々の蒸れた香り、即座に平伏す群れの温度や、即席の理由に怠惰になるだけの人々の構図や、後悔ばかりを謳う貪婪で鈍磨な奴らの眼差し、悲観的な観点…

超越と昇華

騒々しい結末が降り積もる退屈な午後、経過していくだけの行方を切り離して、孤独にそぞろな夕食を朧気に終え、ことごとくの顛末を仰ぐ盛大な理由が絡まる前頭葉を切り落とし、延々と促される意味合いが不潔にかさばる度にためらいを生み出し、安易な理由に…

アタラクシア

楽しいと思えば、楽しいことばかりだ。悲しいと思えば、悲しいことばかりだ。それだけのこと、それだけのことを繰り返し、この命は敷衍し続ける。快活な午後に集約される約束のようなものにより、星はめぐり、恒久的に運動を続け、未だに宇宙は意味も持たず…

押し広げる

高尚な今朝を捕食し、閑散とした世界を愛し始めるために、ためらわずに君に纏う闇を引き剥がし、定められた罪を飛び越え、リズミカルに謳われる罪が廃棄にするものを超越し、厭世観に押しつぶされた数多の秘密や、その場で展開し、旋回する物事を調律し、意…

行き過ぎる

車内に積もる塵芥、あらゆる偏見をつかさどる鬼、蓄積する可能性をバットで打ち抜く野球選手たちの影、朗々と欠乏を謳うアノニマスな少女たち、完結しない昨日をモグモグと貪る吃音の少年、値札を貼られた私たちの曖昧な証拠を寄せ集め、似た者同士の集合体…

屈折した原子

デカダンスを吸い込んで、生ぬるいエナジードリンクを飲み干す。カフェインが吸収する光との接点をひとつずつ取り外し、ロジカルなものが遮る予感や余韻から切り離され、際限ない愛を隈なく染み込ませたタバコを吸いながら、長らくに潜む憂いのようなものが…