昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

不一致

文学的な不一致と紊乱な策略、集落を飲み込む終焉、不規則な夢の中で制限される幼稚で利己的な自己、不平不満によどんだ世界を収斂し、めぼしいものを虐げるだけの健気な彼らの打算的な適応力と、加算されるほどに散漫になる意識は依存的であり、敵意が絶え…

青い知識

復刻される女子供の群れ、地球外に放り出された君の青い毛と、そねみばかりが刹那に絡むのが疎ましいから、機械的な落伍者として、出来合いの論理に吸い取られるための日常に中指を立てる君の薄情な笑顔が大気を破壊するとか、エコロジストがヒステリックに…

アレルギー

閨閥的なものがのさばり、あたかも自分たちは選ばれた人間のように勘違いし、ただ生きている限りは同等な我々は間引きされ、搾取され続けては、憎悪を溜め込んでいく。宦官どもは従順に閨閥たちの言うことだけに従い、市民はいつも官憲に虐げられ、正しくな…

繊細

この命のふしだらな値段にこすりつける貞操観念なんかがねじ伏せる忌々しい現実、思想的にしいたげられる意味のない日々からの迫害を受ける君が逸脱する先の新たな依存先、森羅万象は真理を歌う鳥を飼い慣らし、誰もが依存する場所を探し、スマートフォンの…

痩せ細った野良犬の浄土

真っ黒な言葉が降り、宇宙の真理に傷つけられた思春期の網膜、たまゆらになびく風、バルコニーでは落ち着きなく巻きタバコをロールする忙しい手、哲学的な思いを追いかける痛みで満席の君の忙しいだけの店、手についた油を拭く彼女の腹式呼吸でふくらむ一部…

嚮導

情報に惑わされないように精神を研ぎ澄ませる。世界を殴り倒すために、あらゆる原理を飛び越えるために、あらゆる起源を超越するために、中古になった君やお前の姿を振り切る。たちまちに現れる幻想が誘う虚空、蝕み萎んだ夢の鼓動、消費的な奴らの隠語が飛…

完全な世界

おぞましい機械たちの行進、複雑な考えをした野良犬たちの遠吠えがロジックを破壊し、多様性を謳うだけの認識を踏み荒らし、存在などは、認識しなければ、そこには居ないようなもので、そこでなよなよしながら、頼りなく曲がる観念がねじ伏せる普遍性が、制…

想念

携帯のクソと罵る彼の原理的な利便性のリベットが打ち込まれたベルトからこぼれる森羅万象、真理のオートクチュールで仕立てられた真偽の衣装をまとい、どれだけソリッドに生きて、消費されずに、自らが生み出すものだけで孤立した朝の不確かさを確かなもの…

必然性

統合されていく瞬間の表面を愛でる君の優しい目、泡沫をロジカルに遂行する紀元前の思い、徐にかかげたものが、けたたましく唸り、ないがしろにした瞬間が思案を続けては、無垢に花開き、紊乱な街が謳う粛清や、制限を生み出し弛む現在に降り積もる面影や、…

ドラマチックなカゴの中

空想の日々を均し、近接する夢や幻が瞬く間に起床するカラスの記号的な鳴き声、常々を嬲るための紙幣的な豊かさによりがをやじがらめになる時折、散漫な余韻に屈折していく面影がひたすらに貧相にたゆむ運命をなじる消費的な彼女たちの悲劇が謳う原理が消費…

よろこびを弄る外道

危ないのは、お前の単純な思考だ。お前の脳内では、YouTubeで見た簡略化された知識という猛毒であり、脳内を麻痺させ、日々の疲れを癒すためだとか、という資本主義的な幻想を植え付けられ、健全な労働が云々、幸せな家庭が基、そのような短絡的な同期を終え…

モラルなんていらない

発狂耐性が足りないとか、雄すべてを蹂躙するとか、ヨセフカの診療所に行かなければ、と語る彼女のカタトニーの中空に浮かぶ紊乱な症状が正気を損ない、あたかも正常なフリをして異常な者をいじめるような輩こそが、いちばんの狂気を抱え込んだままに、健常…

神々しい答え

ニセモノの高揚感を携え、正義感を語る奴らが支配する国、規律を守ることにより現れる幸福感なんかに支配され、真偽すらも不明なのに騒ぎ立て、自分の不自由さや、苦痛を和らげているような奴らに反して、確かなものを紡ぐのが難しいとか、ぬかしやがるし、…

不一致

誠意のかけらもない、と謳う異常者の群れ、その群れを異常者と語る健常者を装う者も、異常者で有ることに気付けないでいる正常を謳う異常性こそ超越できないでいるから、いつまで経っても、この世は汚物と阿呆と売女で溢れかえっている、と語る閨閥こそ、駆…

距離

健全なものなどはどこを見ても存在せず、あるのは屈辱だけだし、すべては打算的な制限を加えられ、言うことを聞くための独善的な手法や教育により、思考停止している連中やが謳う価値観や、能書きを垂れるだけの分析的な輩が、あたかも自分は正しいと示し、…

歓喜

モチモチとした世界を愛でる。希望すらも破壊し唾棄する生を包括する愛の矛盾と対立する哲学、世に対価や退廃的な大罪を持ち込み、世界に制限を与え、限界を謳う敗者の群れ、浮腫んで年老いていく置き物たちの聖戦や、侵食してくる苦しみを反復し続けるキル…

鼓動

君を愛していたという事実は散り散りとなり、そこで和み、名残惜しそうにしている過去も煩わしくなり、一切は存在すらしない出来事を段々と消費するだけで、真実などは過ぎ去れば曖昧なものであった、と。瞬間とは昇華もされずに、瞬時に枯れ果てるばかりだ…

嫋やかな愛

滔々と愛した軌跡、矛盾した世界を順繰り裏返し、システマチックな海風に傷んだトタン屋根の上でイタコと遊ぶ両性具有の蛸、汚い漁船で眠る不老不死の私は座標を無視して、適当に泳ぎ回る。ニセモノの女たちが跳梁跋扈する時代性なんかを謳う流行り物で固め…

釈明を繰り返すだけの世界

真理を紡ぐ猫たちが相続する面影、立場を破壊するためのガンマ線バーストが降り注ぎ、カルマすら隠滅する後、傷物のメロディーとニセモノの絆が刺し違える夜、とがめるものが何もなく、ただ私が延々と敷衍して、男であるとか、女であるとかいう当たり前のこ…

擦り切れた夜

膠着する世、擦れた感情がズタズタになり、似合わぬ価値を与えられ、荒廃する世、生きるとは、なんでもないことの繰り返しではあるが、過信ばかりで、肝心なことは見失うばかりではあるし、あらがうほどに矛盾していく結末、言葉をやんわりと変化させるため…

瞳孔

傷だらけの車、灰皿にはビー玉が敷き詰められて夏、淡い記憶の胚葉に張り付くバリアフリーのジレンマ、時代とは語られるほどにかさばるし残酷、張り裂けた心からは果汁がポタポタとこぼれて、自然体の自分が二時間ほどで終わる映画の中で磔にされて、偽物の…

よじれた真理

怠惰な王たる君たちの腹を裂いてお菓子を詰め込む。悪魔みたいな夏にローションをかけ、滑りをよくし、似ても似付かぬ君を愛したフリをする。物欲にしいたげられた、あの子たちの憂鬱、屁理屈を吐き出しながら、世界を恨む君の企業努力的なものが打ち出す敵…

乾いた朝

良い時なんて、ほんの一瞬で、そこでときめきを孕んでも、過ぎ去れば、なんてこともない一瞬であり、そのような数限りない儚さがもたらす瞬間が、永遠を孕み、存在の陰影に変わり、めくるめく状態は構築され、その都度その場で瞬間は膠着する。増築された生…

君の肌

いつもドレスアップされた新品の彼女たち、涅槃でとろける心音や、政治性を持つ鳥たちのフォーメーション、芸術的な真理を用いて、隠逸し続ける私たちの現時点を捕食する保守的な所以、希望すらも潰えた後先に介する合間な世界に補填され続ける記号化された…

まつわる

苦味を含んだ青春の季語、愛した常々に配布される質感や、よどんだ雰囲気が携える永劫と互換性、征服欲ばかりが蠢く街角にたたずむ一切は、この制限ばかりの日々でまかり通ることごとくが敷衍させる物事に慄き、応用されるものに汚され、はばかるばかりの君…

物陰

ドリーミーな手拍子、瞬間的な躍動感、ため息ばかりの波状で、より疲れが増していくだけの過去での此処とは何処のことなのか、と不思議そうに遭難する意識は、聡明なものすら見抜けずに、もぬけの殻と化した身体をボンヤリと眺めては、君と相似するものと照…

蒸れた匂い

愛を知らぬが故に迫る自己愛の巨大さに飲まれ、自らを見失い、喪失感により生まれた欠如を埋めるために、嘘をつきながら、誰かを愛しているようなフリをして、自らに生まれた溝を埋めるために、ためらわずに裏切りを重ねる。もう戻ることもないのに、同化し…

擦れた風

なんとなく愛していたんだ、と痛んだ心が撫でる月日だとか、うそぶく隙間に住処すらなく、過信ばかりが募らせる後先もつつがないことを願うだけでは、ただ短絡的で無意味なものが今を刷新しようと猶予なんかを用い、引き合いに出されるものに寄りかかり、噛…

起床

金が雨のように降る、その金の雨で私たちは傷ついてばかりいるし、そこで一喜一憂してばかりいるから、私たちは素っ気ない日々の退屈を何かで還元してばかりいるから、大切なものを見失うとか、体制的なギミックをひるがえすために、日夜努力しているとか語…

現前

味気なく散り行く刹那、エモーショナルな裸婦像が語る真理に駆逐された夜、腐り切った彼らの質感から、狩りの時間だ、と告げる彼女たちのノイズのような声、ノスタルジーを引き摺る信用を補填する日々から乖離し、理解なんかを求めるから、この場での真実は…