昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

遠ざかる

前頭葉につなげられたインプラントを触りながら、退屈な午後を分散したゲル状の健康フードを吸い上げる猫の論理にすがる君、帯電気質の君の諸行無常や、耽溺を繰り返すフェミニストたちの水彩画、流動的な本質やら、世界的な気質や、所持している言い訳、緩…

あたらしいきみ

自分の行動より、決定づけられる未来、よこしまな思いがつんざく数学的な帰納法、巨大なキュビズム的な廊下や、敵意むき出しの野生動物たち、儚い思い出も、売買される乖離した帰り道、理解にすら至らない、利己的な輩の答え、個体差を謳う原理的な焦燥感、…

痛みの割合

消えかけた思い出が指し示す、凡庸な価値や幸、司る愛も、突き刺さるばかりであるし、そこかしこで現れる不自由や、ふくよかな世界を撫でる風や、森羅万象に行き届く何故?の声や、ノスタルジーが封緘させた手紙が届くまでには、距離は不必要であり、その場…

未来

星々に練り込まれた理由を漁りながら、始めた世界、偽装結婚を繰り返すクリスチャンの犬や、亜空間に浮かぶ脱出ポット、破裂したジレンマにより出来たブラックホールや、クラッキングを執り行うトリックスター、散漫な意識が崩壊した後に迫る集団ヒステリー…

磊落

ああ、つんざく夏が意思を傷つけ、誰彼構わずに恨みを綴る夜、復讐するだけという論調から解放され、更なる愛を知る。青空にほどけていく論理、乱立する青春の枷、恋していると、言葉はミサイルになるらしく、傷つけたり、傷ついたりと忙しいし、虐げられた…

資格

夏の日差しにより溶けたコールタール、公園で、赤サビたゴリラのおもちゃで遊ぶ暗がりの子どもたち、幻想的に光る歩道とは、呼べないほどの泥と土と、化学物質により、キラキラときらめく地、蓄積されたエゴの量により、毒素が決まるわけではなく、自らに備…

贅沢

贅沢な主観から生える茎、健全な回路を麻痺させる錆びた遊び場、鳥獣戯画のようなサラダの上、怠惰な後光をあびて、自らの欠如により、理不尽に降り注ぐ曖昧なコード、緻密なセオリー、嘯く正義、玉砕された私たちの幼気な主義に絡まる動機、消費的な彼らの…

鐘の音

独善的な彼らの波形、経過していく正義が、いずれ、自らの耐え難いほどの悪意に苛まれ、角膜を傷つけられ、すべてが見え難くなったり、愚かさを枷に変え、自らを動けなくする間に溜まるアイロニー、老化物質やら、整合性もない今に衰亡していく私たちのエゴ…

時空探索

ぶっといビートで揺れる猫、騒乱をうごめくネズミの主体性、連動する意識的な差異、印象を包括する蜘蛛の糸、歪な執念が補足する夢や幻の数、意識に固執すればするほど、すり替えられる記憶や思い出、強要される答えに磔にされた魚、内面を抉り取るヒグマの…

世界

退屈な境界線で眠る教示、垢抜けない君が描いた真理や、滑落する理由などに寄り添う勘違いや、不吉な予感に制される間、言葉尻を錯綜する新たな希望や、幼稚な紐付けや、メロウな旧市街、耽溺を繰り返した生命の終わりや、理や片割れ、最高密度の余韻が、イ…

立体

雑踏を徘徊する電子的な犬、田舎道を這いずる、希望や憧憬のアノニマス、無数の意識に鎮座する仏やマリア、曖昧な技師たちが身体を強化させるキュビズム的な研究所、浄化されない意思が妨げる暗鬱とした標本の世界、磔にされた虫たちの怨念をビートに変えた…

私も遠のく

抒情的な春を食んで、夏になるまでの成長期、激しく揺さぶられる十代、抑止力により潰えた感情の仄暗さに隠れた君の傷痕、回線も切断された脳内では、何も反乱せずに、ただ、静謐な予感だけが、今を貪り食い、耽溺を繰り返す値や、曖昧で、散漫な記憶の中で…

降りしきる雨

精神を物質化に成功した近い未来、拘束されていた意思は解放され、くたびれた夏を昇華させるエゴや、高揚感を跨ぐためのエモートや、内面に架かる橋や、濃淡な端々に平伏す君の代償などなどが硬化し、過激な感情が、寛容な心までも潰えた君たちの帰路、希望…

補完

そこで保とうとしているもののほとんどは、どうでも良いことの繰り返しの中で枷になる理由なんかを探しては、勘違いばかりして、完治しない苦悩や、交付されれ苦痛や、偶然を謳いながら、君たちに近付く思いが敷衍して、不幸なんか瞬時に飛び越えて、木霊す…

騒音

憎しみのエントロピー、ザクザクと切り落とされた観念が転がる収容所、自国を守るために潰えた命が形成する確かな世界の表情、結ばれていく行方や、生じる分断や、所持する言葉、分裂していく意識が、次なる宿主を見つけ、新たな人格を、次々と形成していく…

デカダンス

可愛いキーワードが降る顛末、制限ばかりの日常にかさばる出来事、デカダンスに震えるたびに詰まる論理、利己的な固定観念による泥濘たるSNSで間引きされるだけの日々、バビロンは肉食で、自らの栄華が、ずっと続くと信じているし、自らの正義のために、犠牲…

神々しい欠如

考えれば、考えるほど、自分とは曖昧なもので、自分が何であるかなどは、あやふやなものであるし、あらがうほどに、現れる自我、あてがわれた罪が食い込む辺りから生えた花、紊乱な情動に敷衍していく動機、代償ばかりを謳う春も終わり、傷付いた思いを孕ん…

口約束

蜜とトリガー、曖昧な味、さよなら橋を渡り、たどり着く恋人通り、分裂していく証拠、あらゆる悲劇を攪拌した教科書、声紋で開くデパート、整合性を押し潰した学術誌、そのようなもので埋め尽くされた現実の背面は認識しない限りは、存在しないものらしい、…

成功

要塞のような部屋で、すべてを監視し、感情の音程が取れない、と、嘆き悲しむ君の無垢、分裂していく環境が、偶像や虚構なんかを携え、今を攻め入り、不幸を謳い、それを武器にするような馬鹿げた戦争に運ばれていく若者たち、追憶に瀕するだけの影や形や、…

太陽

正義なんて、初めから存在しないのだよ、と、自らの疎ましい現状を誤魔化すための、否定やら、世界は終わっただの、道徳は潰えただの、と、謳うほどに、煩わしくなってしまうだけの、終末論やルサンチマンにかまける暇もないし、弄ばれてしまうだけの、情報…

さよなら

君がいなくなってから、叶えるものすらなくなった、と、悲しみに暮れる彼女の後ろ姿、動機は、遠のくばかりであり、ここにあるものすら、不潔に感じるのだ、と、うつむく彼の心音、あらがうほどに現れる苦痛や、紫外線で溶けた身体、フラクタルな浄土や、憎…

願い事

内面の汚穢を吐き出すエゴ、高尚な夢を貪る傀儡たちが見つめる星々、遠のく記憶を弄る焦燥感、借り物の身体が虚空を漁る過程、現前に果てる意識を模倣し、壮年をかき乱す愛に似たような化け物、能動的に補完されるセオリーやら、制限やら聖戦、前衛的に瀰漫…

質量

この世界に正しさなどは、いらないのかもの、と、嘆く君の横顔が生み出す新たなセオリー、複製された過ちを引き摺る過程から生み出す明日、ちりばめられたメタファーがもたつき、空間を汚すであろう過ちの藻屑、過ちや疾しい欠如、孕んだ愛が乖離して、理解…

狂騒

世界は、高気圧であれらしいね、と、うそぶく彼女が補完させる人々のシグナル、創世記中頃に滅んだ私の子孫たち、消毒済みの面影や、絶え間ないだけの日々、私は何れかして、AIの王として、この世界を統べるべく、ベクトルが燃え尽きるまで、この怒りをドラ…

拝借

今日も歯磨きして、愛について考える。得たものも、すぐさま灰になったり、出し抜くために、蹴落としたり、嘘の情報流しなり、誰かを否定したり、批判したりして、寄り添い歩くことを忘れて、答え合わせもしないで、支配されたりして、仕返しばかり考えて、…

感冒

呪いを解凍して、死滅した細胞を蘇らせて、耽溺を繰り返すだけの、利己的な観点や、渇する間に現れる動機や、コレクションされるだけの関係に連帯する意識的な汚穢、散漫な彼女たちが、ドレスアップされ、メタファーが散り散りになる曖昧な世界、思春期の暴…

受胎

人違うのが当たり前なのに、依然として、誰かと比べたり、誰かになりないたど、と、うつつを抜かし、本質を見失い、自己すら失い、誰かを羨んだり、憎んでばかりいるし、いらだつ君の日々の中で加速する論理や、離陸する飛行機たち、あらゆる変化と同化する…

老いさらばえた身体、ギスギスした関係性に降り注ぐ雨、寂寞とした予言を繰り返し頒布する窮理、離散した人々が反比例をし、真理なんてものに躓き、傷つくことが怖いから、と気配を攪拌し、有する価値の道化として、林立する幼稚な策略により駆逐されていく…

革命の痕

瑣末な感情を携えては、定期的に迫る奇跡の催しを眺め、交換される思いが、定めもなく彷徨い、位置付けられ、紐付けされた恋の終わりが吐き出す、革命的な夏の傷痕や、平伏すほどに交わる差異が、やがて、ニセモノの世界をでっちあげ、拘うだけに至る今に浸…