昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

犠牲心の遥か上

君、唯一へだてるものを持たない惰性な聖者を超え、関心に距てられずに、無情な時を飛び越え、応じるだけの呼気に席巻されるだけの生命に平衡するものを疎外させるような哲学的な抵抗を続ける物語の先々で対立する由縁に反する者よ。閉じる思いは、誇示する…

刹那

寝起きでドアの隙間から、 猫の運動会を見る。 ドタバタ走り回り、 のらりくらりしている 頭をかき回し、 刹那へと消え去り、 遠くで鳴き声ひとつ。

甘いひととき

偶像の街は、多くの傍観者を作り上げ、似非ナショナリズムや、プチブルなどが作り上げ、崇めるだけの亢進から、欠如していく神経的な疎外感から、渇望していくほどに、ほどこされる愛は、憎しみを生み出し、隅に追いやられる意識は、衰亡し続ける自分を嘘で…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 妨げるものも無ければ、表現は、自由を思うこともなく、こだわる必要も無ければ、瞬間にやどる短絡化したイメージを破棄し、自らに行き着き、行く先々で発奮し、歯切れの悪いことや、言葉数も少なく、今に近づく鈍麻な思いが、冬…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 徘徊する意識の破壊的な独白を聞き、物語に加速する復元されるだけの過去を蛇行するほどに、ほどこされる苦しむは、今に簡素な理由を持ち込み、苦しみを倍増させるだけに浸る痛みへと加工される今に偽善的なものや、偶像崇拝を加…

軽視される善悪

正解を持たぬ身体を抱え、幸福論に攻め入られる以前に、全容に捌ける思いが、収監され、支えを失い、ぼくとつで、寡黙な預言者が示すカタルシスが、世界を救うころには、ほとんどの意味は、意味の中で朽ち果て、屈従し続ける人民は、貧寒なものへと重なり、…

たくましい愛よ

思考とは、積み上げ、堆積され、あらゆるものに応用され、その役目を果たし終えるまで、浪費し続けて行く。自由であるなどと、考える以前に、信用し尽くした自己へと記載されるマニュアルに抗い、自らの位置から諦観を生み出すよりも、怒りの外観を剥がし、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君の恐怖感を打ち倒すべく、延々と褒め称え、立場も無ければ、あらゆる意味に措置される感覚に抗い、対比されるだけの関係にそぐう価値などは、今を、意味でガチガチに固め、互いを咎めるだけに至り、いたわることを知らずに、聡…

価値観

誰も何も言わないから、 何も聞かずに、 機械的に至り、 今に浸る苦悩や、 駆動する意識も、 誰かに操作され、 何かに刺激を、 与えられなければ、 動きもせず、 ただ、用いられた 苦しみを、あたかも、 自分の苦しみのように、 利用するような価値だけが、 …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何光年も往復する星の痛みから、交わる先に案じる意味をこじられるだけに、記号化するだけの精神的な帰路や、記録を打ち出す事だけに忙しく走り回るはしたない精神の市街戦を超え、憎しみを募らせるだけのツンドラや、つくづくに…

視界の外

厳寒な時にかじかむ心が自覚することに、表現は固まり、偏るほどに、膠着する意識は、凄絶な時に隔てられ、惰性な意識が買い取る形式へと引きずり込まれ、自覚するほどに拘泥し、枯渇しても尚、求めるだけのものが、形跡を踏みにじり、悲観するだけに至り、…

生命の起源

純粋な死すらも、商売になるような世界を塗り替えるよりも、自らの認識を深め、まつまることの虚偽に気付き、自らの運命を敬い、今に自らを、昇華させる。研究で、すぐさま既存のものは翻され、あるいは、自らの都合のいいように保たれた権利や、権威を守る…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 信じるべきは、わたしだけに備わり、よこしまなものを用い、何かにしがみつくほどに、今にも見失い、鬱積し続ける先に、堅持するものや、物陰に隠れ、ひたすら溜め込むエゴイズムや、ルサンチマンに応用されるだけの偏執から、繰…

恋々とした喜悦

万感にもだえ、 うるおい、 揉みしだき、 可憐な実情に迫る 優美さが、 官能的にきらめき、 秋の色は、 ちぐはぐな赤で、 斡旋されるだけの 繊細さにほとばしる 悠遠に起動するものが、 轟々とうなる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 合致した、としても、君に合わせるよりも、合わさるような意識が無ければ、そこで、等差を生み、倒錯へと至り、浸るジレンマや、満身創痍な現在に懸隔を生み、感覚を奪い、簡単に消費されるだけに至る単位などに反し、ただ、暴力…

匂い立つもの

静謐で、優雅な午後を堪能し、ゆるまる気分は、物事の緩急に隔てられず、自分が律するリズムへと、荘厳な思いを立証し続け、つたない思いに生じる痛みの刹那に、あるいは、きしむ感情を蝕む弊害の微かなゆらぎへと加工され、再生産されるだけに発生する所以…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 鼓動が脳内を循環し、用無しな生命を純化させ、徒労を重ね、痛む身体を、バビロンに引き裂かれては、境目も無くもがき苦しみ、危機感に這い蹲り、自らを屈折させ、今に屈従するだけに至り、痛む心を引きずり、絶えず、我慢するよ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すこしの浮遊感と共に、我関せず、と富に投げかけ、ありったけの意味をほおばり、欲張りながらも尚、未熟なままでカオスを乗り越え、健気なままで、濁点だらけの道や、堕落した奴らの浮かない表情の標高の高さに言葉を無くし、な…

複製されるだけの真理

たおやかな意味の泉にもぐり、荘厳な時に現れなびく言葉が反響し、一途なものに変化し、融合する先に高揚感が現れ、季節にとどまらずに、憎しみを捨て、主体性を取り戻す。創造とは、流動性を用い、ひとつの場所にとどまらずに、分裂的に取り行い、自らを浄…

休養

君を形作るものだけが 論理を超え 阻めるものも持たずに 君に現れるものだけが 互いを咎めずに 行為へと至り 立ち止まらずに 突き進む愛だけが 純粋なものを形成し デカダンスを超え 能動的に至るだけに いびつなものを消耗しても尚 愛するということをやめ…

疎外感を超えて

偏った思想は、ファシズムへと走り、闇雲に破壊へと迎合し、全体主義へと陥り、あらゆる破壊を賞賛する。迎合され、翼賛される不潔な精神は、不幸であることを迎合し、不潔であることこそが、確かな者であるための普遍性であり、規律に沿い、生きることだけ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わずらわしいものが、何かを救う意思の邪魔をし、何かを救う、という意識に、独善的なものを与え、権利を用い、金になるから、と温もりも無いものを求め、もがくような忙しさなどに追われずに、今にあてがわれる恐怖を用い、汚さ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 孵化する位置に知を接続し、現れる意味につながれ、つながる先に現れる期限を飛び越え、等差を加え、倒錯する意識や、現在に拘束され、原理を援引し、過去から、引き出すものが、今を締め付け、要らぬ使命感などをくすぐり、偶像…

空腹を満たそうとしない哲学

宇宙へと敷衍していく歌を歌い、伝わる思いが、惑星の外へと旅立ち、合致しない思いに閉ざす感覚や、懸隔を生み出す段落や、言い分けばかりの日常を切り取り、栄華へと悶える哲学的流浪から、はどめも無くあふれる精神的な疎外感や、外圧に耐えるよりも、互…

操作

瞬時に伝わるものが 今に反響し こころの不和を 取り除き 吐露する思いが 今に来すイメージを 粉砕し ドメスティックに とどめを刺すような チクチクしたものが 朽ち果てたものへと 加算され 苦しみなどを 繰り上げる。

貪婪な身体

快楽とは、一定の域から逸脱する、と求めるだけの欲望に浸る。何事をも愛さず、悪を憎むあまりに、善を謳う賢者などは、悪に対して、ルサンチマンを抱える愚者である。ただ、何事をも愛するのだ、と騙る正義も、悪を憎む所以を隠し、誤魔化すだけの、上辺の…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 心ない何かを片付け、シリアスな昨日や、知り合うほどに、失う何かを集めるだけの過去から離れ、離れ合うほどに、価値観を近づけ、何かを乖離させるだけの理解へとほとばしる永劫へと敢行するだけの意識は、一切に走り去り、今に…

情緒的な反抗

こんな時代とは、どんな時代だろうか? 自ら生み出す苦しみが満たす困難に寄りかかるだけに明け暮れ、自らの意志に従わずに、誰かの意思により、堕落し、或いは、ほどこされる教育により、根幹を腐らせ、得る者と追う者が競争し続ける限りに終わらない汚濁を…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背くほどに邁進する意識は、具現化されるものを信用せず、体現する先に見出すものすら信用せず、自ら認識するものすら、何かに与えられた影響で作られ、模倣し、模造品としての役割すらも果たせぬようなものばかりが、今に軋轢を…

たまゆら

ごくごくと飲み干す明日や、 悟性もなく、生後から 抱える痛みを分別するだけに、 侮蔑する意識は、 虐げられるだけに蔓延る 悪意を巡礼し、 訝る現在に、 低劣な信仰を生み出し、 巻き込む意味を批判するだけで、 否定的に乗り越え、 自分的な正しさへと 昇…