昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

崩壊

形式的な理想を崇めるネズミたち、思想は偏るばかりだ、と、輪唱する、君の理想論やルサンチマン、仮想世界の中で重複する真理や、何かに基づく闇を引き裂く猫の爪、つたない意味を迎合する市民たち、対比するばかりの、自信がない連中が謳う普遍性、何かと…

閉塞感

疲弊した世界に降る文学的な雨、絶え間ない奇跡に生い茂る木々、分裂して行く、さもしい自己との別れ、弛まぬ精神の仲人、中庸を泳ぐ魚たち、現れる午前の風、考えられることは、すべて可能で、その考えは、すでに起こっているものである、と、語りかける物…

分断

世界も、真っ二つに割れてしまい、逃げ惑う動物たちや、未だに、私利私欲でしか、動けない人間や、ヒューニズムを謳う、保守的な偽装により、本質を隠す、ファシズムが進ませる、世界終末時計や、吐血を繰り返す理想や、挿入歌に囲まれた超自然的なモニュメ…

長い夜

あんたらの大義のために、死ぬつもりはないし、すべてから超越し、解放された今は、今という認識のやましさや、愚かさを飛び越えて、純粋な意思だけに従って行動し、妨げられるだけの意味を打ち砕き、自分自身に帰っていき、先々での衝突や、あらがう先々で…

逼迫

統合される恐怖に震える女の子、帝国主義的な小姑たちによる戦争の音、相互互換性が云々と、カタルシスに至る学者が想起する不自然な問いの隙間にこそ、真の答えがある、と、荘厳な正解に誘われるような瞬間にこそ、本質的な愛があるのである、と、宣言する…

夜露

夜にもつれる真理、レトリックの中を埋め尽くす空白、過ちに集う恋人たちが縫い合わせた瞬間が、やがて、永遠に変わり、磔にされた午後や、豊かさを捨てたことによる誤りや、肯定すべき今ですら、諦観させるだけに至らせるような制度に、未だに従うだけの理…

発火

内的な飽和を目指し、自分たちを守るための正義を打ち倒し、奪った権力で、もっと酷いことを繰り返し、ただ、ひたすらに、破壊し尽くすだけの試みの中で、果たすべきものなど、そんなにもなくて、損得ばかりが、跳梁跋扈し、晩成に靡く憂鬱のぬかるみに嵌る…

はじまり

貪婪な主観を開けよとする、詩的な散華、陸地は、壊滅的な真理を携え、自らを、快楽的に破壊する猿であるし、乱立する数学的な焦燥感が、宇宙的な孤児として、惑星と混ざり合いながら、捕えられた物質として、曖昧な、愛や幸せなどを謳う独善的な手榴弾が飛…

成否

今宵、踊り続ける者たちのリズム、手旗信号で伝えられる株価、分散する意識を漁るカラスたち、贖うためのシンフォニーを砕いて出来た錠剤、手当たり次第に破壊するだけの、卑劣な虚空、ニューロンに乗り、ニュートリノを捕まえたり、たび重なる苦しみを加工…

ぼんやり

星を食べる人たち、あらゆる偏見を飛び越えた後先、収斂して行く事実の投函、証拠も残さずに、消え去った君の起源や、不機嫌そうな主観が孕むエゴや、恒常的な習慣性や、共鳴する面影、すらすらとうそぶくまにまに、蓄積する苦しみや、空疎な自分が、凡庸な…

殺菌

変えようという気概もない傀儡ばかりが、取り仕切る老いた国家、末期的に狂っていることにすら、気付かない市民たちの牢獄、暗澹とした空気に映える、利己的な傷痕、ランダムに現れる意味合いにより、不健康で、不健全になってしまった街並み、悲しみすら、…

祝福

絶対的なものほど、不潔であるし、あらゆる論理は、権化のようなものを抱えては、自らが携えた罪に苦しむ。感情の濁流で溺れている君を、模倣する神、粛清の雨や、君の悠遠、あらがう普遍性や、窮屈な過去、枯渇するだけの資源や、安易な刺激により、妨げら…

荒廃

憎しみばかりを吸い込んだ枷を引き摺る老人、衰亡した都市やら帝国やらの残骸、溶けた衣服やら、混濁する意識、擦り寄る過程や、利己的な切除を繰り返す医師たちの奴隷たる国家の存亡がセオリーになった小説の角を曲がり、眼前に広がる意味に組み込まれた一…

縋る

すがる君たちの枷を外し、すり替えられた価値や、偽物の希望を打ち砕くためのハンマーを用いて、ユニークに変革させるための勇気を持ち、疑うべきではなく、すべては、叶うものであり、敵わぬものなどないのであり、人ひとりが保つ力というものは、凄まじく…

加速

私たちは、孤独なんかではなく、すべてとひとつであることを、決して忘れてはいけなくて、ただひたすらに、敷衍していくしあわせのようなものが、愛を次々に波及させ、たび重なる波は、君を押し上げたり、引き込んだり、揺らいだり、うごめいたりしながら、…

超然

何も、世界を変えなくとも、すべては、変化し、今に位置付けられる物も、健気に昇華し、激化する争いの中での真理なんてものは、所詮は、自己犠牲を謳い、独善的に散るべきです、と、うるさく付き纏うだけであるし、取り繕うだけの今に生まれた慢心の餌にな…

光景

自らが産まれた途端に、宇宙とは、生まれたのであり、自己が押し広げられ、拡がり続け、あたかも、そこにあるかのように、観測される宇宙、その外側なんてものは、認識できないのだから、そこには、何があるわけでも、何がないわけでもなく、認識されない限…

佇む

瞳孔を舐め回す蝿の王、堕落した主観から生える毒キノコ、脳幹を走り回る拒食症の犬、胃袋という亜空間で加速していく時代的な躁鬱、渋滞した観念が白痴になって、スベスベした現代から現れる奇跡のようなもの、即座に行方をくらまし、強迫的な何かから秩序…

成功

焦燥感を仰ぐ、アリスの世界の中での白ウサギとの対峙により、テナーで軽やかに歌い上げる小鳥たち、厄災を抱えた蛇たちの高尚さなどを謳う、原理主義的な主観により、いまだに過去の罪を引きずる過ちの最中、刷新され続ける瞬間の中で、事実とは、あいまい…

波形

馬鹿が権利を主張するから、私たちは、未だに、狭い土地で暮らしているのだ、と、君たちが、権利を主張するから、どんどん暮らしは醜くなって、誰かや何かを憎むことでしか、生きた心地もしなくなって、麻痺していく精神は、誰かの血を啜りながら、なんとか…

思いの枷

今思えば、今までの、苦しみも、乗り越えられるものばかりであったし、今の苦しみも、繰り返し訪れては、今に波及し、次々に襲いかかる過ちも、怠惰なサクリファイスとして、高次元に送られ、違う宇宙では、喜びに変化し、結ばれていく意識が、エクスタシー…

戯れ

怒りにかまけて老けてしまった意識の末路にまでダイブして、シンクロニシティか何かの屍が、野原で転がる聖人の遊歩道、新しい日々なんてくるから、もっと憎しみが増す云々と、自分のジメジメとした思いまでも、世界に孕ませようなど、と、目論む間にも、行…

応答

私は、誰よりも、何よりも静か、だ。あらゆる悲劇を投函する、ポストたる身体を揺らしながら、対比や、否定を繰り返すだけの、君たちの猜疑心や、疑心暗鬼や、あいまいな理想や、帰巣本能や、飢渇や期待感、孕んだ罪や、ランダムな約束、満ち足りない昨日や…

高まる緊張と葉音

夜が近づき、身体は軽い。流動していく真実や、流出していく過去、公園でまどろむ母と子たち、現れる本質や、重度の過ち、常用されるだけの真理の質量、見えない枷、噴き上げられる言葉の浸水、機械的な汗を流す高尚な哲学者のロボット、現実味を失った、ア…

高遠な基礎

高遠な主観に生える木々、見た目ばかりの君たちの主義主張なんてものを、加速させる真理、星を詠む感触、あらゆるヒエラルキーのゆりかご、伝説に住まう主観のチュアブルを口に含み、銀行が謳う絶対的な価値の番犬たちを打ち倒し、創造的な深夜に帰巣する鳥…

極まる隙間

硬直する真理に覆い被さるニセモノの罪、理不尽に行き過ぎる世界との互換性、井蛙な人々の虫歯に住まう夢、深層心理を弄る窮屈な思想、暗澹とした、核家族たちの偶像、慈善事業をうそぶく、金だけの機械たち、さびれた記憶や、くたびれた理想、廃屋で眠る論…

解析

すべての報われなかった死よ、とこしえに歪む泡沫、サイフォンに溜まる論理の上澄を掬い、何かを、分かった気で居るだけの、君たちの、動物的な観念を押し広げていき、逸脱するだけの、歯痒く曖昧な今に加算される動機や、精神を掻い摘む意思的な汚穢、偶感…

呼応

学生たちの造語が飛び交う分裂気味の朝、怠惰な彼らの私情を刷り込んだような教科書の中、蔓延る悪意を瀰漫させる差異や、不満足を率いて、悲観的な観点を植えつけようと目論む奴らを駆逐し、制限などなく、誰かを単純に愛したりしたいだけなのに、何か、簡…

君の羽音

金星にまで届く愛が、地球に雨を降らすころ、独裁者たちが権力のために、収容所に送られていく悲しみ、幾重にも絡まる瞬間や、消失した所以を弄る根拠や、レジスタンスたちが徘徊する燃え上がる街、痙攣する深夜、形骸化した理論を、聖骸布に変える魔法を執…

出会い

ほどけていく感情との融合、一致しない瞬間との別れ、物事の対比を繰り返す構造的な伴侶がもたらす半径、レジスターからこぼれる永遠、わい雑な関連性が紐解くものや、矮星に繋がれた犬や、境界線を生み出すだけの、怠惰な連帯感などを超越して、厭世観や、…