昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

警笛

もう大丈夫だ、と嘯く風、称号ばかりを追い求めては、何が正しいのかすらも、わからなくなるような、深夜の雨、のらりくらりと、冬を謳歌し、加算される悲しみも、いつしか、本質や真実を見失い、何が、正義だ,と嘆く境目や、些細な出来事の中で、選りすぐ…

生活

文学という革命の中を彷徨う虫、泡沫の自由に縛り付けられたりしないで、支配的な奴らが示すサインなんか無視して、自らの直感だけで、今を渡り歩く、屈折した思い出の墓場、穢れた土壌に住まう研究者たる私は、チグハグな論理を縫い付け、あたかも、正解の…

号哭

神々しい欠如の最中、定めるものもなく、ただ、空虚な世界の中では、平和というのは、重要ではなく、混沌とした今に迫る無意味さや、差額や、錆びた権利や、争うほどに、食い込む意味や、つたない罪を廃棄処分して、前衛的な価値を高尚なものとして崇める、…

変身

村社会による、徹底した排除により、海の藻屑と化してしまった、機械の子供たち、夜通し流れるシンドロームをくすぐる、第三セクターからの洗脳音楽、紊乱な排外主義が横行して、レイシズムを加速させ、核家族化を破壊して、すべては、同等であり、同一など…

偶像

抑圧が生んだ怪物たちが暴れ回る帰り道、倫理観なんか、廃滅して、陰鬱な焦土が広がる、何も解決しない世界、プロレタリアたちが蹲る放課後、犠牲的な観念が引き継いだ、宗教的な摩耗により、欠落した性質や、精神に落ちる雷、鍵穴に詰められた、日々の垢や…

現実

虚像に絡まる、凶暴な心理を追いかける道理に反し、未熟な論争の果てに現れる原典を引き裂く猫の爪、怠惰な論拠に居座る老人の観念や、観念が加速して、生理的に受け付けないような汚さを孕んだ、あらゆる規則、正義とは、絶えず今を拘束し、悪を孕んでいく…

大成

意識の枷を外して、電気的な夢を見て、ランダムな感覚が投函されるポストの前で、立ち尽くす彼女がかかげるシリアルナンバーや、痩せた感情が平伏す、罪や理由なんかに反し、遵守すべき法なんてものも、どこか、都合の良いものばかりである、と促すトナカイ…

等差

鬱蒼とした真理の森を抜け、カタルシスに至るために、木を焼き払う坊主たちを尻目に、酩酊する日々です、と途端に、加速していく情理の波形、消しゴムとノスタルジー、倫理観と破傷風、噴火していく山々を眺め、停泊する船に迫る風や、統率されるだけの、市…

老獪

カスタムされた世論を、愛撫する時代的な猶予、固執することだけに専念する、意識を捻転させ、世代的な互換性や、諦めてばかりの日々、作られた朝に響く大合唱、うだうだと語りかける君たちの普遍性より、涅槃寂静に行きたいのだ、とトランス状態の私は、星…

偶像

アニミズムを食べたボイジャー1号が話す宇宙語、耽溺を繰り返す足指、倫理観を逆撫でする、論理的なカフェでの一抹の不安が繰り返す悪魔崇拝、さもしい記憶のハレーションや、不規則な呪詛を放つ海鳥たち、退廃的な災厄により、生贄として運ばれていく世界観…

奇跡

機関銃よりも、奇跡的な愛を解放し、崩壊するだけの世界の中で、保つべきものなど、ほとんどなくて、程なく、補填される過ちの中で、真実なんてものは、あやふやなものばかりであるし、あらゆるところで、偏りばかりを示すサインや言葉や、加算されるだけの…

予感

簡単な衝動性にあふれる連帯感、加速する思い出や面影を、置いてけぼりにして、シンボリックな日常に迫る諍いや、世界的な退屈に蹲る子供たち、堆積する理由の硬度や、高遠な今朝に蔓延る愛から、はみ出し,あらゆる権化のゆりかごに乗せられ、傲慢なものへ…

帰結

商業的な橋をかけて、刹那に希望を携え、膨張する真理や、雲散霧消するだけの果てや、こじれてしまう後先や、愛されたいと願うばかりの人たち、弾ける意味の波形や、そつない意味の国、いびつな信念から裂けたものが、ポタポタと溜まる足先、あらがうほどに…

完成

凄腕のハンターが住まう希望の城、膨張する真理を着込んだ宇宙の母、花束かかえたシンドロームがひるがえす明日の裏側に住まう紀元前の愛、派手好きな子の怒りの矛先、まるでラビリンス、及ばぬ力、汚れた体、儚さに散った意味も、チクタクなる更に、旅路は…

指先

ゲームの中の理論と白夜、マスタードガスにより汚れた故郷、茫漠たる所以を漁る家庭的な憐憫、瓶詰めの衝動が踊る台所、とこしえをなぞる神の指先、ハレーションや対価により、見えにくくなってしまった世界の末端、いちばん優しかった君の希望と、凡庸な闇…

叫声

書き込まれた衝動性により、動く水の音、壮観な今朝を包括する、釈迦如来の大きな手、和む隙間に絶え間なく発色すること太陽の怠惰な温もり、論理的な恒常性から、濾過された水を飲み込み、能動的に発信される時折の姑息な対比、妊娠している松の木や、くた…

消したい過去を消すための消しゴム、むず痒い青春の跡形や、精神の経路の後片付け、連絡は遮断して、便利な過去から引き出す理由も、即座に放棄して、あらゆる影が、語源を追い、新たな言語を作り上げるころ、バビロンは、未だに、意味がない罪を、罪として…

乱立

早く復元してくれよ、と語りかける脳内で循環する数多の神経信号、さえずる予感をビートに変え、変節の合間で汚れた感情を掻き鳴らす、十代の夜、むくんだ環境から、こぼれ落ちる動機が、グノーシス主義を掲げ、すべてをフォーマットするためだけに、強制さ…

静寂

うるさい朝の雨、肥大化していく悲観的な環、繰り返しの証拠ばかりを繰り返す余白、愛されたいという思いばかりが先行して、新たな悲劇なんかを、次々に生み出していくだけの、定期的な苦しみを、繰り上げていくだけの、剣呑で、惰性な争いから、確約された…

堪能

制限ばかりを生み出す汚穢な気配、粛清の雨が降るふるびた校舎、荘厳な交渉の後、即座に忌む感覚に襲われた君の暗い表情、エアコンの風、ふわふわした世界を淀ませる胞子に乗り、今にも屈折してしまうだけの、あらゆる悲劇の量子や、夕焼けに現れた、リズミ…

放棄

捨てるものばかりだし、得るものばかりだし、溜まる一方だし、貯まらない一方だし、打算的な君のはつらつな市民権なんかのために、必要な誓約書には、サインもしたくないし、もしかしたら、だとか、もしもし、もう別れよう、だとか、あらゆる悲劇を繰り返し…

捩れる

悲しみの立方体、愛による効能や、泥濘に住まう孤独な老人の起床、延々と生み出される、完璧な球体を眺め、ぼんやりとした日常が加速して、猥雑な森羅万象や、悲観的な感性が蠢く、日常的な呪詛、寛容な今朝に繋がれてしまった意図や、全くの苦痛を受け入れ…

比喩と冬

禁足地を歩く、ヘラジカの親子、フレキシブルな熊が走り回る山岳地帯、怠惰な熱病に冒されたメディアが示す差異なんかにより、自由意志も損なわれ、途端に襲いかかる憎しみや、カルマなんかに、押しつぶされてしまった人々、回転する星を眺め、数十億年前の…

余韻

あらゆる法則を無視したゆりかごに揺られ、即座に生まれた思いの微かな余韻を携えた、利己的な結合により、電気的な面影や、数多に加工された真理、分離していく情動に補完される完全性や、惰性で生み出された思いの殻を脱いで、今に研鑽を積み、無重力で駆…

異質

永遠平和を謳う、インタラクティブな神、軽薄な理念や、捻出される差異のまがいものや、まかり通るもののほとんどが、脅迫的であるし、緊迫する理由に不時着した宇宙船を奪い、銀河から飛び出し、違う宇宙に旅立つまでの軌跡や、偶然を装い、君の魂を奪うた…

浮遊

愛を謳う、ニセモノの蝶々、世論とは、一体全体、誰の考えであるのか、と、散々な現状に押し潰されないために、ただ、ひたすらに耐え抜いている君の表情、意識の表裏、意思するという苦しみの波形、神経組織を走る虫、アンダンテとフォルテシモのガイダンス…

愉悦

愛されたいと、願うばかりの君の策略に嵌る玉響に嬲られた奇跡のようなもの、複雑で幼稚で、ずさんな太陽に寄りかかる人類に迫る、無秩序な破壊の跡、宇宙的な凡庸さを切り刻み、潰瘍を生み出すだけの、体たらくな日常に迫る憤懣や、ままならない日常を絵に…

騙る

正義ってやつは、守るんではなくて、奪ってばかりいるし、自分の正しさをひけらかして、あたかも、何かやってますっていう雰囲気だけは、立派で、何かしらの、悪を、絶えず生み出すだけの、永久機関として、あらゆる罪を、ただ単に、製造するための、工場と…

曖昧

懐かしむための住居たる、君の要素、膨れ上がって、焦げた地球の中で、育った希望すらも膨張して、やがては、宇宙全体も、すべての愛に寄りかかり、自らの過信により、破裂してしまう訳では、あるし、あらがうほどに、食い込む、きな臭い予感や、復唱される…

荒んだ朝

生乾きした思いの波形、分裂した市場の細部にばら撒かれた様、群像に付けつけられた鍬、昨晩の残り物の記憶だけの日々に溜まる無神経な記号、突っ伏したしあわせと、今世の結末、分裂した大衆と朝焼けのコンデンサー調整が、云々と、忙しく動き回る彼女の羽…