2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
限界を吐瀉し、ためらいを孕んだ後先に屈折していく余韻が交換され、乾いた青春をふやけさせるために、整合性などを求める私は、合理的な彼らの意見には合わせるわけもなく、ただひたすらに正しさで誤魔化すだけの正義すら裏切るわけであるし、そこで正しい…
禁忌をたずさえる鳥たちが与える幻覚、殺伐とした刹那にたじろぐロジカルな行方、蜃気楼の中で伴う時代の末路、夕闇にひそむ不規則な虫たちの融解や、記号的な夜明けが性欲を超越して、飛散し続ける業火の残火が、ノーマルな連中を燃やし尽くし、たおやかに…
海の皮をめくる、表面はプリンのような感触、まだ暑い日差しを受け入れながら、巷の風を浴びる。散々な午後も遠のき、優劣すらなくなる物事の背面、怠惰な日々に攪拌されるニヒリズムをすり減らす高尚な夜、満ち足りないから、と裏切り荒む帰り道では、歯止…
空腹を満たすだけの街、見境なく汚したり綺麗にしたり、と邪な街、間違いを押し付けてばかりの人々、びちょびちょの感情が塩っ辛く、くたびれた羽根をもたげ、つっかえる空中、瞬く間に衝動的な常々を吐き出す換気扇、迎合された君の意味を放り投げたら、そ…
出会うべくして出会い、記憶に刻まれた君、ここはずっときっと透明で、不純なものなどなく、字余りな君が自慢げに促すカタルシスや、機械的な世代が駆逐する幽遠の塊や、形骸化しているだけのデタラメな希望や、迎合されるだけの日々で斡旋され、圧縮された…
満点の星空から生える数式、端的なものなどないから、どれからも解放されて、些細なことにからまる結末の末尾をくすぐりながら、絶え間ない時などは、そこ絶えず解放されて、最たる意味などを結ぶための契約なんかを破棄して、最愛なる者のもとへと急ぐ間に…
パトワ語で会話する少女たち、偏頭痛にゆらぐ頭の中では、超新星爆発を起こすニューロンや、茶トラの肉球をつまみながら、日が暮れる日々には、しあわせなんかを考える暇もなければ、なにかを考えようとする用途こそが、尊さを引き裂くのだ、と惰性なスカー…
衝動的な彼らの妄想が模倣的な伴侶たちのスケープゴートを生み出し、管理された家族たちの電源を抜く亡霊どもが、引き裂かれた午前を包むアガペーに対して、あいまいな試験が繰り出すクリミナルなものを習うために、断続的な継承を受け入れる。凡庸な風景に…
禁断症状を抱えたアリスの仮住まいの日々、あらゆる悲劇の忘我に必要な揺かごを製造し、前衛的に過去を紡ぐイデオロギーが本質を握りつぶし、ひたすらに不透明な日々を泳ぎまわり、猥雑な形式をすなどる所以がふくよかで、迎合されるものを崇めることでしか…
前頭葉に咲いた花、季節の虫が泳ぐ大気上の幸福、引き裂かれる情事に憎しみは不可欠だ、と打算的なアンサンブルが炸裂する幽遠から肥大化する思い出が現実すらも無残な余韻を加算し、通過する観点が用いる通貨により陶酔し続ける要因が意識の進路を破壊し、…
時折に刻まれる余韻、裸婦像のとなりで、カフカの変身を読みふけるオカッパの子、シリアルコードを刻まれた肌を露出し、あらゆるところにピアスをつけて、拡張された耳たぶが垂れ下がる隙間から眺める風景は、あたかも普遍性を保っている中で溜め込む心の中…
星の死の後の味が口内にひろがる。コーヒーにも似た苦味が滅びを思い浮かばせ、儚い夢であった世界に別れを告げ、天体と加速する意思と素粒子の宴、聡明なメーデーから、ゲレンデを滑る白い所以、記号化したアンドロメダから故郷を奪った人々の口唇期、怪訝…
勝手に言いくるめられて納得なんかできるか、とねちっこい焦燥感が吐き出す言葉に駆逐される感情、全身から愛が波及し、すべてを包み込む豊かな思いが、高揚感をたずさえて、たちまちに結ばれる思いが儚く結ばれて、安易な結末をなじるだけの、君の歪んだ思…
錆び付く感情が遺棄され、惨憺たる身体も、木々の栄養分に変わり、仮死化した動機がドラスティックなものをかかえ、加算される道理から解き放たれ、たび重なる要因は、簡単に消費されるために、失い続ける愛のために健気に働きを加えては、資本主義的な愛に…
幼稚なあぜ道を渡り、幹線道路が水浸しになる境目をひらひらと泳ぎ、擬態化する大義に揺れる木々や、空疎な自分が自戒の念なんかに苦しまないように、与えられた罪などは瞬時に飛び越えて、やがて結末も苦味を帯び、誰もが口にしないような国の終わりなどを…
簡素な週末を泳ぐ魚、凡庸でなだらかな毛で覆われた丘で眠り、利息分の云々などは知らぬ、と嘯きながら、つまずく私は退嬰的なものに引き摺られるより、健気なままに粉骨砕身したりして、従わないから美しいのでもあるし、そこで俯くこともなく、理を謳いな…
屋根の上で眠る茶トラが二匹、鯖トラは小さな身体で草花を押し倒し、名前も知らない虫を追いかけている。野良猫たちが使う通過のような言語が飛び交う空中では、見たこともない派手な鳥が世界を独り占めしているのを見つめている家猫のだらしない身体が、な…
くたびれた季節をむさぼる余韻から抜き取る言葉が敷衍して、同じ悲しみを引き継ぐだけの関連性から放たれて、はびこる悪意が貧寒なものを紡ぎ、あたかも愛があるかのように謳う悪魔たちの群れが報いを求め、罪や罰を用いて、幼稚なギミックをたずさえ、自ら…
プリミティブなリリックを書いて、世界をほぐす。介在する理由なんて知らないから、細胞をプチプチと爪楊枝で刺して遊んでる。君が流布するものなどに、この精神を奪われるわけにはいかないから、肥大化する精神が、物事の比率なんかによって、統制されるわ…
機械的なロジックを泳ぐ魚、接続される日々の豊かさなんて感じられるわけもなく、ただ隔てられるいびつな季節の中で加算される動機が意味を奪うだけに至らせるための哲学的な理想が模索する未来が無作為に人を討つ間に、惰性になびく君の異質さに加勢し続け…
浅ましいマシーンども、髪を結う蝿、欠落した楽しみの忘我、漠然とした意識の集落の陽だまり、あまりあるから無駄にされた命、あぜ道の領土、すぼんだ空の下、多目的な悪を牛耳り、惨憺たる希望を孕む月、君の真っ赤なドレス、真理を紡ぐイヤリング、ハート…
人の言葉や文字を借りて語るのは、自分の意志に反する行為であり、コピペられたものを感情的なままに模倣し、あたかも自分の物のようにする行為などに従属したくないから、学校などは、はなから行く気もなかったのであり、教えられることほど残酷なものはな…
世界などは、はなから愛してもいないし、生まれた途端に認識する出来事などは、ほとんど真実ではないし、無くした途端に、世界とは世界ではない。あなたは決して正しくはないし、いつも正しいと語る者には用心しなければいけないし、みすぼらしくも美しい瞬…
意識的な儀式を綴る原理的な健気さが、記憶の起因を漁る。あらがうほどに世界はがんじがらめになり、確かさかどはそこなわれ、すべては足かせに変わり、関わるほどに頼りなく重なる月日は、そこかしこで壁に変わり、不必要なものばかりに媒介し、暗澹たるも…
甘美たる恋という美酒、悲惨な結末にあえぐケミカルな君、おもしろくない今朝を食べ尽くすために存在している私、戯れるよりも、夕凪に帰還し、気配を消して静謐に秋をねぶり、君を懐かしむよりも、新しい喜びと、のらりくらりとして、都市を破壊し尽くす怪…
もっとも創造的な衣服を着込んだ思想家の夜更け、信号のLEDが星のように思える、と語る彼女の国から生える勢力的な気配に怖気付く君の時系列、紀元前から枷と貸した生命的な秩序に融解し続ける矢先、貧相で卑劣な言葉が構築させる意味が差し向ける未来などに…
顕示欲政治力、奪い合うための観念、カーストのあいだですなどる関連、寂寞で連ねるつたない思いが寂寞にからまり、関わるほどに枯渇する感性や、契約などを用いて、世界に縛り付けるだけに至るだけだと、途端に捕縛され、均等なものなどないのに、君は見て…
沈黙している宇宙の中で表記しているものを探す。暮らしを豊かにするためには、精神的な余裕が必要であり、絶えず何かを与えられ続けているだけでは、余裕はなくなり、自らを見失い、ただ欲しがるだけに終える。そのようなサイクルから逸脱すべく、自らに帰…
シロップ漬けにされた君も風邪をひいて、引き算により正される過ちなんかが、即座に人を傷つけて、乱立する風景に擦り寄る意思が、地殻変動を繰り返して、やがては島に変わるまでの日々で、いびつな収斂が続く。水面に消える共犯者、導かれるままに引き裂い…
君の星は、もう死んでしまった。陰る色と、歯止めもなく迫るガンマ線の嵐、被害者意識の地雷系女子たちの呪文で血を流す木々、タブレットの中での母体で流れる水の音、呼吸を忘れて眠る動植物たち、食洗機の中で暴かれた真実をゆらす風、タバコのヤニで黄ば…