2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧
夏の吐瀉物、心の残留物、無限に成熟していく思いが肌け、君に届く頃には、数億年の時が経っていて、閉鎖的な思い出が羽ばたくまでの刹那が、永遠に食い込むまでの、まどろみや軌跡、何かを果たすための義務感に苛まれ、刻々と迫る時間的なものの配下になら…
分離していく可能性と、意識の可動性、制約ばかりの動機が孕む、運命論的なリズム、定理を貪る餓鬼たちや、立場を謳いながら、強制されるだけの答えや、体制的な規約や、狭小な原理、聡明な儀式の名残により、軽薄な答えを模倣し、問答を繰り返す先々で、大…
静謐な原理を弄る偶像の手、用いられる論理を漁る形あるもののすべて、歴史に沈積した理由の上澄みを掬い、あたかも、正しいもののように崇めるほどに生まれる隙間や、伸縮していく可能性や、数多の制限の中で、ないがしろにされるだけの疎ましい現実の後ろ…
グラタンの船の上で、自己憐憫を繰り返す自傷行為にこそ、高尚なものがあると語りかける老木、ファシズムの分針や秒針がチクタクうるさいからと、回転する座標は、宇宙的な規律から超越して、クロワッサンのような星になり、空洞につめこんだ、ウソやホント…
制限などないと語る鳥たちの羽ばたく音、何億光年も先で、まだ類人猿であった時の記憶をグルーミングして、時間に阻まれずに、視神経に絡まる思い出を消去して、本質が謳うものを、適度に破壊して、セオリー通りに動く人工的なケモノや、形成された罪の温度…
壮大な夏の行進曲が降る世界の終わり、不吉な余韻がひらひらと蝶みたいに舞い、因子やら、アナログな観念やら、寂寞にすら備わるエゴ、初心な恋を折檻するようなビート、古びた容姿がインタラクティブになって、またもう一度自分に再生するみたいだ、と、語…
奪われ補完される感情を寄せ集める衝動的な彼女、ボウフラに囲まれた鳥の雛、紊乱な夏を頬張る小さな雲が、やがて、大きな積乱雲に変わるまでの軌跡、膨張する刹那に飲み込まれては、機械的な朝を傘にして、分断されるだけの、幼稚なテーマに付き纏われ、転…
原型を留めていない過去、漁る理由を漁る野良犬や豚たち、懐古に備わる非現実的なモニュメントに居座る防人たち、無防備な意味を加工する工場、分離していった国々、焼け爛れた木々や、人工的な世界の端数、耽溺を繰り返すラストシーンに鎮座し、ひしめく動…
鉄の拉げた音、終わりは何度も同じような通りを、似たような感じで通り過ぎるばかりで、何が真実かすらも、薄汚れていて分かりにくくなってしまったものばかりだし、危険分子たちがうろつく繁華街や、犠牲的な奴らが仕向ける正しさの裏側では、破壊されるば…
慢性的な悔悟を溜め込み、惨めだと喘ぐ君たちの、感傷的な退路に歪む臨床的な最後、退嬰的で、現代的な角膜を剥ぎ取る死神たちの妄想、理念に吐き捨てられる言葉の滓や、数多の苦しみを翻すために、凡庸なもので、物事をぼんやりさせ、ことごとくの支配を受…
気管支に詰まる永遠、本能が散りばめた嘘や、歴史に沈潜する理由が流動しては、真実すら握りつぶす精神のしじまに備わるエゴを粉砕し、自らの栄養に変えるシャコの群れ、すべては、報われるべくして、報われるのか、と病み上がりの他者のような身体を引きず…
横暴な真理に覆い被さる無垢な意味、退廃的な呼吸の最中、心因性の解脱や、寂れた景色に司るエゴや、忌々しい現在に陶酔しては、歪な抵抗を続ける退屈な理想や、理念すらも忘れ、ただ、憎んだりすることで、世界を、世界として認識するような奴らが示す差異…
過ちばかりを加速させる君たちのギミック、くたばるだけの可能性を復元させるために、こびへつらうムード、論証や粛清の画面に、かじりつく正義が、犠牲を次々に生み出し、今に踏み台にされ、制限ばかりを与える度に、生まれるダメージや、こじれる後先や、…
散文の間を走り回るネズミ、輪廻転生から外れた先に現れた朽ちたサイクル、改行の隙間で暴れるレジスタンスたち、延々と同じようなことを、同じように続けるだけの、堕落した俯瞰から現れた恒常的な憎しみの端数、銀河団で加工されたファシズム、愚行ばかり…
よそよそしい現実を横切り、擬態化する虫たちの消息を追い続ける老人の研究者たちの、寛容な粛清の跡、生命という傀儡たちのアイロニーを捕食する創造主たちの実存主義の本を食い破る紙魚、時代性を流す蓄音機や、仮想的なカオスを補完する流動性に制約を打…
忘我できらめく悠長な値、サイコキネシスで領土を半分にした世界、自堕落な世界の標本として生き、オーロラ色した感受性が、星団を超えて、因果を突き破るまでの軌跡や、意識に食い込む波形により、リズムは破壊されて、悲観的で、低劣な余波により、生命に…
迫害されていくだけの、都会でのアンサンブル、分散される思いの端々も腐り、期待感なんかを謳う安易な欠如の最中、保つべきものや、守るべきものすら、そこかしこで捏造され、増幅する怒りや、複製される罪などにより、枯れ果ててしまったモラルの慟哭によ…
危険な物質を食べて生まれた怪物、真理を追い求めたニーチェが乗る馬、運命的な出会いを加速させては、厭世観を切り取る万能ナイフ、愛こそが全てであることを、信じられないから、愛は、名ばかりの愛に陥ってしまうのだ、と言い放ち、懐かしむだけの場面か…
清貧な夜明けを待ち侘び、紊乱な競争から、延々と綴る自意識のようなものを模倣しては、従うだけの堕落した君たちの主観から生える動機や、道理のようなものが、今にジレンマなどを生み出し、今に踏み台にされていく人々が謳う不公平が打ち出す定理などによ…
桜吹雪の中、キスする鳥たち、むくむくとした夕方に平伏す太古からの苦痛、彼女たちの亡霊が舞う夏の盛りのついた犬、無数の侵攻を抑えるための盾として生きて、平行宇宙が壊れてしまい、宇宙法則も、ぐちゃぐちゃになってしまった、と嘆く研究者たちの隘路…
命令されるために、立ち止まらずに、歩き続ける人々、標識や看板により、自分で考えることをやめて、命令されるがままに、進む方向を決められた途端、誤りにすら気付かずに、ただ、走り続けた先では、何が正しいのかすら分からずに、ただ、従い、虐げられ、…
長い孤独も、またねで誤魔化しては、過ぎ去った若かりし頃を睨みつける冴えない現在を弄る君の手、永遠や世界や限界の最中を泳ぎ、白昼夢に捕まり、絶え間ない記憶を愛撫する休日、すり替えられた運命や、点滅する青信号、堕落した今もフラットで、出鱈目な…
清貧な王国がゲシュタルト崩壊して、だんだんと、分裂していく自己から解き放たれ、連綿たる叙情を引き連れ、定期的な終わりから、現れる恒久的な汚穢や、電子的なテレパシーや、先天的な憎しみ、偶像に迫る窮屈な真実を押し広げ、抑圧されないように、今す…
陰鬱な影に包まれた悪夢の倉庫で働く世捨て人、盗難したものばかりで加工された夜、化膿した君の明日、人工的な正解を促すドラスティックな面影や、世界自体が、かけがえのないものに変わるまでの距離や、あらがうほどに食い込む枷や、微笑から溢れる永遠性…
かさばった心の後ろ姿、忘我にまどろむ宇宙の進路、ハイエナたちの傷を撫でる雨の畜生、遊覧船を食べてしまったシロナガスクジラ、凡庸な焦土を歩くアンバランスな少女、人体模型が覗く天体望遠鏡、実感すらもなく、突然崩壊する家族、天変地異を食べて大き…
猜疑心により萎びてしまった花々、世界の可愛さに気付く前に、居なくなってしまった君たちの悲しみを詰め込んだコップの中では、新たな世界が形成され、この、夢でしかなかった忌々しい現実が、何度でも同じように、何度も、違う顔をしながら、あたかも、そ…
歴史的な夜に融解する不滅の私、背広を着た狼に囲まれて、立場がなんだのと、うるさく付きまとうから、のさばる欲望をハイジャックして、鮮明な過去に流動する自意識が孕んだ、悪趣味なラストシーンにシリアスな演技を、のうのうと続ける乖離した自分との対…
比較されてばかりの日常、退屈なネットワークが生み出す悪意のような普遍性、正義は、はじめから無かったのに、あたかも、正しい者のような振る舞いをする、自称立派な奴らが求めるシンパシーにより、乖離していく理由や、理解を謳い、信じるべきは、目の前…
虚構の海を泳ぐ魚、境目ばかりの退屈な街で迎合されることごとくを突く世論、慢性的な欠如を謳う鳥や、訂正されるばかりの日々、紊乱な要理を包むパイ生地や、原理的な意思がそぞろになり、何もかもが、対比されるばかりで、難解になってしまうし、弛緩する…
雨で覚めた午後、吸血動物たちが項垂れる睡蓮の中、五月病により、活力を失った悔悟者たち、立場を促し、奪い合う職の中、裁かれるばかりの日常の毒素や、散りばめられた嘘が溜まる狡猾な夜、シリウスが死滅して、数万年が経った後、孤独な星々が想起する未…