昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

シチューの汗

すべてをカタルシスに至らせるバーコードの大合唱、その合唱における力の反響により、ひずむロッカールーム、乱用されたチシャ猫から借りた草木、歯磨き粉の匂いがするタオル、結末に擦り寄る形を映し出すテレビと自己となるコアとの往復、生き死にを玩具に…

現時点

空間を切り裂くようなバイクの音で瞬く脳内、季節感に織り込まれていくネオンの洪水、鼻腔をくすぐるコーヒーの香りや、ロマンスに揺らぐ神話的な午後と、数多の軋轢のラメ、輪唱される詩的なものの有効性を研究し続けては、懐かしむほどに現れる哲学的な狂…

またあの時みたいに

因果の寄せ集めが宝石みたいにキラキラ輝く宇宙の果て、肉親たちが憎しみを貫き突き刺した傷の音を聞き、機関的なものが苦しめるだけのためらいを生み、憤怒を繰り返しては、定めなんかに反し、はびこる悪意を募らせるバビロンに反発し続ける。十代の約束に…

時間の外

突堤にたたずむ鳥の嫌いな音、フォークリフトが突き刺す太陽の互換性、周遊する船底に住まう悪意、タナトスを描く子宮内の天使、ビブラートを放つロバたちの夏、むしばむ狂気が、偶像崇拝を破壊するまでの距離を漁る家庭環境の屑、暖炉に座る老人、強要され…

騒ぐ

乖離した記憶から、帰りたい、とかけっこする子供たち、夏に散りばめられたメタファーをアイスクリームに混ぜて、せせらぎが歌うカノンや、納付された緊迫感が生み出す定めが擬態化する前に、被害者意識を詰め込んだトラックに乗って、乳歯が喘ぐサイダーの…

ふくよかな予感

現れた罪の催し物に参加し、完全性を求める静謐な陰口や、賭け事なんかが対立する幼稚な大地で、擁立することなんて、すごく退屈なものであるとか、変幻自在な偏りが用いる住処や過信なんかが、悲しみを持ち寄り、意識を漁ったり、加算する滅亡的な言葉が偏…

無心

無口な祝福をあびて、旋回する意思が耽溺を繰り返したり、利己的な言葉が心臓を鷲掴みにして、脅迫や迫害を繰り返し、価値観の違いなどにより揺れ動く心を淘汰して、真理に基づいた理より分断していく世界の表面、心の爆心地に寄りかかるエゴや、恋のかけら…

童子のリビドー

意識的な汚穢が引き寄せる意地汚さや、払拭しきれないものや、問答を繰り返すほどに、何も理解にすら至らずに、悲観的になるほどに、忌々しい現実に引き込まれては、勇気もなく、ただ計り知れぬ恐怖が襲い掛かり、覆いかぶさる現実に、一切は、苦悩などに苦…

自由

明日は晴れるさ、と産声を上げる赤子の中で肥大化し続ける宇宙の中での波紋、理論的な羽根を広げては、妬ましい瞬間に希望を持ってまでして、生きたいとは、何ぞや?と失った心配を、また手繰り寄せる人々の不安定な構図に理性もなく愛された記憶でさえ、些…

超然

超然とした結末を泳ぐ魚、結合されていく瞬間が、次々に今を消費しては、永遠に変わっていく陰鬱な証拠と照合していく面影をチクチクと縫いつける君の横顔、清廉とした動機を紡ぐ夏、そのような夏の他愛無い強度に収まる力加減、恋とは、上昇気流に乗る風船…

結末

恋という鉈で心をズタズタにされた無残な君の屍、神が死んだ後に残るのは、ぼくたちだ、と口笛、陰湿な君の情緒を噛むヘビの気分で、曇天の最中、かき乱される心情の果てに訪れる波形や、そこかしこで経過していくものが、物語を硬直させる原理が所持する憂…

迎合

利己的な答えが降る体系的な汚穢、エモーショナルな動機を吐き捨てる君の口が培ってきたものの全てに混ざり合う動機がまかり通るまでの軌跡、理論的なものを相続する所以を嬲る君たちの恒常的な等差には参加しないで、内服する悲しみに迫る期限や、軽快な理…

雷雨

悲しい思い出は、どこかに置いといて、さあ踊りましょう、と語る君が乖離していく行き先、複製される真実とエレジー、記憶とシンフォニーが混ざり合い、民主主義を破壊する頃、受胎告知された制限から解き放たれる宇宙的な襞につつまれ、紀元前から定期的に…

起伏

膨張する起伏について研究している博士たちの狂気を観察している傍観者たる私を俯瞰で眺める乖離した私を観察している私の終わらぬ分裂、最たる意味を喪失し、細胞分裂を繰り返す先では、意味などは、位置的な罪に這いずりながら、離散する一切の弔いを終え…

欠如

おぞましい結末に映える花、自生する真理がもつれる先に現れる艱難辛苦、しびれた大脳に届いた手紙にとがめられ、この孤独な夕食に肥大していく悲哀が、タナトスなんかを呼び覚まして、豪華絢爛な粛清の後に迫る建築的な妄想や、模倣するだけの君の礎なんか…

震撼

慌てふためくだけの君の過剰な面影、ニヒリズムたちが唾を吐く夜空、審美眼を捨てて、ステロイドを打つウッドストックのヒッピーたち、倫理観などを破棄した後に迫る余罪の加護により、閉鎖的な義務感から解放されたカウボーイたちの銃口が光る夏の空、肥大…

凍える木々

ためらいを生むだけの動機の巣窟、具現化される結末の波形、経過していくだけの義務的な証拠、乱立するこの世の終わりなどが、頼りなく結ばれては、放たれ、離れていくだけに至るような今朝の収斂、連想される行方を切り取っては、互い違いになる面影、無様…

余力

空腹を埋めるための生活の中、かじかむ自覚から、敷衍していく意識的な敗残、残骸と化した語弊の最中、対比されるだけの彼や彼女たちの慟哭、むしばむ昨日から逃れるために打ち出される狂気と強要、殺伐とした動機の中で加速する道理が蠢き、厚かましい終焉…

性質

隔てるものが無い世界では、すべてが味方になる、と嘯く君の優劣、コミュニティでは、貪婪な悪魔や幽霊が人々の角膜を食い荒らし、安定剤を含んだザイオンから流れる呼吸法などがなぞる心音の歯痒さに悶える隙間からジェラシーなどがこぼれ落ち、有用な皮肉…

逍遥する硬貨

瑣末な俳人が躍る死者の大地、アイドル化した連中がカスタムした世界の端、愛により野ざらしにされた君の流動性や、捕食者たちが仕る被害者意識の思考回路、諦めて眠る君の風邪、いくつもの恋の残虐性が絡まり、まるで戦争みたいだ、と歌う枷、乱立する数字…

星の汗

どんよりとした感情の雨、ずんぐりむっくりした世界の晩、記憶喪失のアスファルトを踏むずさんな足、記号化された数多の失意、紀元前から隠していた思いの化合物、澱んだ質問の後に迫る復讐劇の青臭さ、にじむ余韻に平伏す僕らの破壊兵器、季節感を蝕むコギ…

和解

聞く耳も持たず、批判ばかりの口うるさい猿どもの至福、疑ってばかりで穿った考えに嵌りこんで抜け出せなくなってしまった人々の渦、卑屈な連中の理屈の連鎖に引き摺り込まれないために、今に翻す哲学の出番です、とバジュラを用いて、宇宙を終わらせようと…

熟成

じっとりとした命の気配にたずさえる真実、もたらされるものも、ひたすらに誰かにこき使われ、より良いものを謳う支配的な奴らにより迎合される普遍的な何かが、すぐさま無様な変貌を遂げ、手当たり次第にむさぼり食う貪婪で猟奇的な連中の自己愛により、ゆ…