昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

集約

罪の根源に引き摺られて行く、量子的な観念の渦、まがいものの宇宙を食した罪が、誰かにその罪をなすりつけ、強制する間に、ロジカルなアイロニーが、遂行する未熟な闘争の後や、あらがうほどに、現れる過ちの呼称、悲劇的なモジュールに差し込まれた心情が…

差異

はだける秋と、冬が混ざり、おんなじ匂いになり、ふけてしまった、全くの差異、すべてを封じ込める冬、悲惨な愛が蓄積して、また新たな恋心のようなものを芽生えさる、ただ、暗い夜の名残り、閉鎖的な感情の一部始終や、約束がくたばるまでの日々、しあわせ…

祈祷

彼女の細い腰に手を回す、シャンプーの香りや、真理の風、軒下で眠る論理、蝋燭の火が揺らぎ、一日が終わり、閉塞的な夢を突き破り、短絡的な愛を貪る。動機は、狂気を携え、明日を睨みつける。従順というまやかし、意識に司る憂鬱な信仰心、緩慢な心情がた…

食い込む値

爆心地から生えた花、希望が凡庸な社会を打ち倒すころ、言葉が、孤独を捨て、素敵な君の起源や、世の中の空白に住まう幽霊たちや、痩せた感情に与えたい、ぼんやりとした愛情や、ささくれをむいて過ぎた時間との距離や、虚偽の間に潜む行方不明な思いの先々…

ぼんやり

怠惰な星の隙間から、愛を込めて送られて来る信号の数、加算された夜が、今に朝になる頃、言葉が浸透する冬のそばに、寝転がる野良猫、恒久的な今に蝕まれていく先々や、無機質な世界の正解を唱える魔女たちの、アイロニーが嬲る青春のカオス、相似する事柄…

反響

これ以上、浮上しない心の最中、まったくの感情を洗濯する母たちの慟哭、希望すら、重荷に変わってしまった、君の末路、やがて来る失敗すらも、飲み込んでしまえば、同じ味で、愛された記憶の中で加速する論理や、今にくすむ季節の色、ハートビートな楽観主…

要理

行方不明の記号を集める少女たち、光合成を執り行う生き物たち、すべてを断ち切るための力により、発光する自我、メビウスの帯を引き裂く野良猫の爪、偶像に補完される動機を癒すための医者として働き続ける狂気を拡散して、紊乱な焦土から生える、天体を破…

星の終わり

星の終わりに集約される約束、掃き溜めで潰えた正義のようなもの、犠牲的な者が吐き出す終末論には、耳を塞ぎ、切り取られた夢を育てるアンドレブルトンの後ろ姿や、アレンギンズバーグが見た、立體的な夢から飛び出して、四次元空間で、過去を捻じ曲げたり…

ざわめき

構造的なものの廃棄物を出す処理場、音程も取られない君たちとのダンス、推敲し続ける先にあらがうメタファーの群れや、即席の理由に掴まるオオワシ、因果律に引っかかる君たちな心情、とろける意志や、ノスタルジアな枷、分裂していく試練やジレンマや、時…

矜持

すべきことへの憧れを捨てた明け方、貸し借りは無しで語りかける思い出たち、あらがうほどに食い込む夜から逃げて、すべてとの和解と、すべての調和を終え、林立する真理を薙ぎ倒していくことによる、数学的な反乱、文学的な逍遥と、北風にゆらぐ風景、けし…

融合

質量を持つ情報に囲まれた仮想現実の最中、定めもなく、さまよう機械としての自己、たどたどしい結末を加速させる犠牲的な政治や、宗教の仮面を付けて、泡沫に喘ぐ、終末の論理、理不尽な祝福を受けて、この世に生を受けて、保身ばかりの生活の彼方に交わる…

快感

法などは、雲のようなものだ、と、哲学者がカタルシスに至るまでの距離に生まれた空白に、うずくまる動機を攪拌させる、孤独な少女、幼き道理が、誰かを、ガラクタに変えるころ、不潔な普遍性が加速して、世界を、いじらしく虐めるだけの君の支配、憎しみば…

綺麗

情報も物質である、と、宣言する第三世界の神、孤立した市民たちの遺伝子を貫くトライデント、ガンマ線が降り注ぐ、憎しみの街、瞬く間の命の隙間に現れた質感すらも、幻想であるし、我々は、所詮は、光の屈折により産物なのだ、と、淵源で果てた始まりとの…

距離感

構造的に腐敗した結末を取り込む、権力的な理想が、偽装する真実や真理や、紛い物の思想や哲学が、食い込む仮想現実の中、ロジカルな核家族を、心理学的に分析するラカンや、目眩く理性をまさぐり、かき混ぜる革命家たちの競争的な観念に、折り込まれていく…

大団円

運命の焦土の上を徘徊する実体がない少年、過去すらも、そこにはないから、と、闇に潜む価値と会話する消費的な大人たちの、徹底したアナクロニズム、無様な面影を裁断する機械の上で、呪詛を続ける羽虫たち、制限ばかりを生み出すバビロンや、約束を突き破…

風圧

強固な思い出を打ち砕くための金槌を持って、帯電し続ける身体を用いて、復元されるだけの苦しみを、解き明かして、陰鬱な焦土がもたらす空虚さの端くれを掴んで、澱んだ思念や、数多のジレンマや、時代的な憂鬱さをかき集めるほどに、生まれる空白や、迫害…

表現

寒さを誤魔化すための人肌、あらゆる季節をねじ伏せる巨人の手、償いを謳う、論理的な天使の羽根、人類愛という枷、あらゆる偏見の洪水や、システマチックなデマ、制限ばかりの過去、空虚さに寄り添う冬の末路や、曖昧な風、トランスミッションや、空間的な…

行間

涅槃から映し出されたホログラム、あたかも、生きているかのように、示すだけの今から閉め出され、打算的な連帯感で汚されてしまった、幼き頃からの教育をカットアップして、つなぎ合わせて、ニセモノの思い出に変化させる精神科医としての私が生み出した、…

構想

どこかでは、憎しみすら愛に変わるし、行政に支配された幸福により、ゆがんだ思想を蓄えたモラリストたちが、謳う普遍性により、瞬く間に、偏りを示す先々での対立が激化し、感傷的な刹那に接続される余韻や、空白を埋めるための闘争や、涅槃で眠る退屈な理…

踊る

踊るような感情を携えた恋のようなもの、目の前で、すべてが崩壊していくのを、傍観していた、幼い頃の自分との別れ、怠惰な感性を忠実に再現する画家、体制的な理論を根治するための戦争の硬度、即席の自由に寄りかかるための詭弁や、うごめく思念や、底な…

爽快

愚かさを巻き込む独善的な輩、悲観的なピテカントロプスたちが徘徊する、ひとつなぎの大陸、打算的な秋を乗り越えた渡り鳥たち、奇跡的な、出会いを空間に閉じ込め、肥大化する憂鬱がのさばる規制ばかりの部屋、あたかも、正しいことのように、以下同文だ、…

土の匂い

感情の起伏に住まう雲、汚れた行進曲が、朝を汚すまでの距離、放たれた夜行性の異物感が、夜を食い潰すまでの虚偽、歯がゆい記憶を蝕む、螺旋状のセオリー、朗誦される真実よりも、やさしい風の音を聞いていたい、と、促す君の足跡、自由を端末に書き込んで…

情動

鉄の国に向かう涅槃からの電車、些細な電気信号により、動かされてしまう指先、誰もが、この箱庭の中では、決まった動きしか出来ないし、操作されているだけに満たない日々の中では、何がな叶うだとか、何かになることなどは、所詮は、決定事項なので、ある…

強度

愛とは、人を素直にさせ、ささやかなものですら、華やかに変えるし、と、泡沫を愛でる君が紡ぐ未来。統合されるだけの真実も、誰かにより、偏りを示してばかりいるし、加算される義務的な要素や、新たな教祖を出迎える狂信者たち、理不尽な毎日に降り注ぐ不…

掌握

うなだれている君に集約される悲しみのようなものが、生み出す顛末、アナログな地球から現れた、フレッシュな動機、覚醒する因子や、求められるモラルなんてものを、一切信じないモノラルな覇道、アルファベットの大群が押し寄せる観点や、口約束ばかりが木…

質量

軽薄な理想が司る閉塞的な大地、端的な理由も、今に窮屈になり、追憶に潜む、太古の理由や、退屈な今に屈折していく、怠惰な面影、ふやけた状態をうごめく、過去の自分と、違う世界での自分が、絶えず摩擦を繰り返しては、今に堆積する苦しみを加速させるた…

重なる愛

織り込まれていく瞬間が、次々と収縮して、死をも超越して、確かな意味だけが、希望的観測なんかを打ち倒し、たどたどしい思いが積み重なり、加算される原理や、理念すらも損なわれ、わずらわしいものを、もつれさせる意図や、恒常的な苦しみをクラッキング…

なだらかな身体

夜を食べる君の大きな口、なだらかな青春を降る君と、春の風、偶像を飛び越えた先では、辟易しているだけの人々の、幼稚なギミックにより、君は、依然として、自分を責めてばかりいるし、間延びした空間の中で弾けた無が、やがて、超広大な空間を吐き出して…