2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
死をも利用する残酷な気配から逃げ去り、些細な出来事がデータ化し、可視化する問題から、軽薄な理想や理論などが加速し、なだらかな思い出も、おおらかであることを忘れ、誰かや何かを恨んでばかりいるし、徒に消費することごとくも焼け野原になり、憎しみ…
境目すらなく、目指すものもなく、ここで朽ち果てるも良し、やがて春が襤褸をかぶせ、引き裂かれた模様や、有する価値を片付けて、期待感を孕んだ体制的な愛が今を羽交締めにして、悪意を吐き出すバビロンがうながす幸福に諭され、最愛な日々を引き裂くよう…
鉄のような信仰を携え、定期的な動機を発狂させては、恬淡なままに、道理に揉まれて、星月夜の中で生活して、敷衍する日常の不衛生な砂塵に埋もれる前に、定理に基づくエゴから飛び出して、何も迎合せずに、今を刷新して、デタラメなアイロニーに接点を潰さ…
泣き叫ぶ夏、幼稚な君が破壊した希望、狂気の沙汰を攪拌して、無神経な鈍磨な君と日々を覚醒させ、ご満悦そうな神の気配、排斥される欲望を戯画にして、ノスタルジアに帰還する木々たちが加速させる超自然的なアノミー、屈折し紊乱な衝動がかき乱す先々、反…
君との歪な日々と、清潔な予感、悠久の時に涼む衝動、和む夏の紅蓮から、濫觴する疾しさも段々と、意思から距離を置いて、諦観などにあらがう。軟弱な君の仲間内で流行る言葉が大嫌いだ、と告げ、帰宅を急ぐ私たちの分断から、気配を攪拌する巨大なミキサー…
笑い声も寄せては消える。記号みたいな未来が汚いか、と伝える神の気配と、愛玩たる君、時代に住まう鬼、虐げられた彼の憂鬱と、スマホの中に収監されている現代人、憂鬱を吐き出すほどにネットワーク上に豪雨が降り注ぎ、無関心な連中が続ける支配によるカ…
結託などするはずもなく、裏切り続ける君が齧る異物、アイロニーが響き渡る暗い部屋、リビングでは、テレビから聞こえる作られた笑い声が聞こえ、その笑い声がまるでミサイルのように、私の心を爆撃するのです、と途端に磔にされる心身から離別する君は、選…
君の普遍性が軋み、共通言語も死んだ朝、カスタムされた意思が、叙情的なエモートを繰り返し、自己と世界との和解をひけらかしながら、雛罌粟が騙る並行宇宙での地獄、簡易的な空虚により奪われた感情を弔いながら、空白を埋めるための信号が脳内で加速して…
崇める手の隙間、色彩すらあやふやな六月のよどんだ空に馳せ参じるもの、すべての怒りの発信源たる連中が放つ退屈な諦観、痩せ細った影を愛撫して、定めもなく彷徨う隙間からこぼれる僥倖、肉欲たぎる夏の市民権、ゲシュタポたちが迫る暗い廊下、焼夷弾が降…
ジンジンくる西日、オイルに塗れた鳥たちの悟性、生後から数えて肥大化する意識の彼方で吠える犬たちと過去の恋人たち、緻密な畏怖から拗れたアンニュイとした刹那、濁酒を飲んで卑下する皮下脂肪でだらけた肉体を揺らす労働者、殺伐とした結末こそ甘美であ…
混ざり合う夜道と革命、ストロボがチカチカと眩しい深夜のクラブ、偽装されたパスポートで飛び立った友達、ケミカルと散ったイリーガルな君、離散した家族の戯画、犠牲的なシンボル、ハサミで切り取られた過去、枯渇する仲間たち、グルーミングしている茶ト…
異物感あふれる欲望が漁る風景、韻律に迫る現行や、抗原検査の行列や、主体性もなく、反政府的な妄想を繰り返す若気の至りを抱えたままに、年老いてしまった人々が作り出した時代の空白、そんな空白を謳う者こそ、自らの空腹に耐えかねずに、確かめもせずに…
あらゆる空白を埋めるための作業を繰り返しているダリの背中、古びた正義を往復するマルクスの窮屈な部屋、季節的なロジックの横柄さにタジタジな君の過剰摂取、愚弄し続ける時折の友たちの皮脂、詩的な情交がまさぐる幼稚なシミにより、ゲシュタルト崩壊し…
無くした感情を拾い集める崇高な彼女の背鰭、乱立する化粧品の上で串刺しにされた蚊の子、虚空を撫でる品位が、いつしかの寛容さを手に入れ、陰鬱な肖像にかさばる動機が、神経質そうに固まる余韻が、真実を圧縮して、腐乱した道理が見せびからすものなどは…
詩的な獣が吠える大地、意味を抹消された末路ですれ違う彼女が超克のために制服で吸うタバコの匂いが、因果律を破壊して、セオリーが無数の欠如に氾濫して、生きた心地すらしなくなり、しなびた日々の中で迫る言葉狩りや、カリウムの海に迫るガンマ線、旋律…
行方不明の君、たちまちに現れる起源や、不機嫌そうな日々の挿入歌が垂れ流れ、屈折した慈愛に基づくエゴにもつれていく気配が背景に折り重なり、改ざんされる意味の中ではしたないものを加速させ、意思に枷を嵌め、世界性を狭めながら、センチメンタルに帰…
交換を求める君の手も汚れているだろうし、食べるために当然と犠牲になる動物たちの数を数えるだけの日々の中で妨げられ、健気さを売りにして、奪われるだけの日々の中で帰巣すべき場所もなく、犠牲になったり寄生したり、機会を損ったりして、即席の自由が…
撒布された闇に吸い込まれる君、情報や常套句により視野狭窄に陥った君の教唆は胡散臭いし、ジリ貧な今に求める楽園なんてものは、砂漠化して、今頃すべては砂塵に帰依し、殺伐とした時代の中でうそぶく教祖なんかに成り下がり、神を名乗り人を欺いてばかり…
統制され続けるだけの数多の情報に囚われ、蝕まれる感情は、環境により整備され、成否などを求めるだけの堕落した日々の中で加算される苦しみや煌めく情報が策略を繰り返し、くたびれるだけの瞬間に規約や起伏なんかが重なり、かさばるだけの情報の中で理性…
焼き尽くされた喉、抗原検査を越えて、私たちは苦しみの中を、泳ぐ魚のように、束縛されないために、ただ苦しみをさまよっているわけでもなく、言葉を狩るための獣を解き放ったネットワーク上の浄土、楽園はラクシュミーのものである、と独善的な自己愛によ…
自らに都合の良い世界を成立設立させ、些細な不安や不満を解消改善し、懐疑的なものにひたるより、至らぬ今を昇華させ、意思や意識に枷を嵌めず、がんじからめにならぬように、かんじんかなめなものを携え、安易な欠如に綻ぶよりも、どんな状態をも誇り、損…
意識を這いずる儀式的な何か、似合わぬニュアンスを着込んだノンポリの人々のぬかるみ、果てない動機が帰路をむすび、紊乱で消費的な災いに祭られる神、残酷な支配者たちが、与える負担と不安に日常なんてものは、空想であるし、現れる苦しみなんてものは、…
文化的な焦土と、人間的な強度、仰々しい真実を崇め奉る宇宙人のような人々の藻屑、具現化されるものに監視され、生きていることすら禁止されるような分かれ目、制限ばかりの機能から逸脱して、誰もが人間性を取り戻すための利己的な戦争から命からがら逃れ…
恐怖や悲しみで壊れた人々、滅亡を謳うそのほとんどが幼稚な策略を企て、惰性な達成感にみちびかれるためだけに、備蓄した苦悩で支払う歪な日々、傷痕を撫でる風と、最終戦争に出かける後ろ姿、猥雑な信念に基づく対価により、加速していく奴隷根性、良心の…
何が終わるわけでも、何が始まるわけでもなくて、それは、悠然とただ続いているだけであり、何かが終わったなど、と謳い、閉塞感を煽るよりも、あらゆる方法を尽くし、世界を打ちのめし、遥か無知で無垢なままで超越する。迎合されるだけの罪に磔にされ、陰…
民が豊かでなければ、良い国は育つわけもなく、ないがしろにされた生命が見つけた疎外感により、すべては朦朧とし、何も見えず、何も聞こえぬのではなく、何も見ようとせず、はたまた見て見ぬふりをし、何も聞こうとせず、聞こえないふりをし、誰かの意見に…
心もとない君は、豊かさの影を歩きながら、日向などは無いのだ、とうなだれ、遡及される価値に則り、野ざらしにされた感情を尻目に、慟哭を繰り返し、加算される原理や、数多の原因に降り注ぐ雷雨や、濫觴したものが引きずることごとくに及ぼす曖昧な問答や…
土筆につまずく日常、泥だらけの道でころがり、じゅくじゅくになった傷跡、座り込んだ君の意識が混濁して、歪な信念が神経質そうな光景からこぼれる陽のぬくもり、神の背中を走り、倫理観を破滅に追いやり、夕暮れ迫り、狭い今朝をくぐりぬけ、遺棄された感…
よれよれの身体、汚れた身体、罪を突き破るために月に乗って、交換される呪いから逃げ出すために薄皮を被っただけで出かける日々、歪な国のクッションに座り、時代性の悪意を囲い込む井蛙な奴らの恍惚感に平伏すだけの異物感に耐えかね、かけがえのないもの…
この怒りの発生源を探る。絶え間ない怒りが波及し、さらなる怒りをおざなりに敷衍させ、意識下で続けられるデモ行進や、コギトを漁るアンドロメダや、銀河にあるレストランで解体される動物たちが綴るメタファー、失ったものは、決して戻ってくることも、帰…