昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

硬質な夜

無気力が支配する深夜の壁をとりのぞき、ロジカルな路地裏に偏頭痛をかかえた花を切り取りながら、長らくに迫る閉塞感をとりはらうような爽快感をめざし、シリアスな日常に安易な呪文をうながしながら、こぼれる本質をにごすだけの消費社会から逃れ、センチ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 超えられるべくそなわる今に謎はふかまり、俯瞰に縫い付けられた自己もそのままに、軽薄な者が攻め入る今や、狭い価値を押しつけるほどに反発する世の常、まる

親しみ

空間に現れる別れの言葉や、沈積していく優美な思い出に暮れゆく季節の面影がさえずり、この場での永遠性を生み出し、制度に付着するものや、そこで物陰に攪拌され、物事の半径を汚すだけの現行にさえぎられていく精神が選ぶ現実などが、その場での障壁に変…

適当

開拓者たちが用いる権力が 盛り込んだ毒で苦しむ現在に 恬淡に徘徊する私は、 苛むよりも蔑むよりも、 アイロニカルに隘路でひずむよりも、 義務的に生きるよりも、 息苦しいと叫ばず、 寄り添い歩くかず、 数々のジレンマが用いる 時代的な呪いを越えて、 …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 やわらかい面影にいざなわれ、現在を濾過し、純粋なものに変化し、懸隔を生み出さず、近づくままに愛する、まる

親しみ

空間に現れる別れの言葉や、沈積していく優美な思い出に暮れゆく季節の面影がさえずり、この場での永遠性を生み出し、制度に付着するものや、そこで物陰に攪拌され、物事の半径を汚すだけの現行にさえぎられていく精神が選ぶ現実などが、その場での障壁に変…

飛ぶ

夜には独特なリズムがあるのだ、と 惰性にうながされるメロディーに 停泊する意識は、 迫害され続け、 自らから乖離し、 理解を求めぬところを旋回する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 収斂され続ける実情に跳ねるような余韻から、相互作用的に互換され続ける意味に緻密なものもなければ、そこで補完され続けるものなどに完璧なものなどなく、そこで捕獲され、保守的な理想の捕囚として生きるよりも、そこで洞察を…

侵攻

複雑な痛みをかかえる君の理想から捏ねられるものが、宇宙規模にまで膨らむ不具合や、不義を強調し、強制されるだけの理性は、理想を用いられるほどに、自らの主観をそこない、主体性をうばわれるだけにいたり、いたらぬ思いに相互するものにより偏りを示す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 大義などはじめからなかったかのように続ける意識は、形式的な苦しみに軽薄なものを持ちこみ、物事に孤立しながら、理すらも持たずに保たれる理性に自制すべきだ、とうながすような抑圧に反し、関する間に求められるものなどから…

侵攻

複雑な痛みをかかえる君の理想から捏ねられるものが、宇宙規模にまで膨らむ不具合や、不義を強調し、強制されるだけの理性は、理想を用いられるほどに、自らの主観をそこない、主体性をうばわれるだけにいたり、いたらぬ思いに相互するものにより偏りを示す…

雨音の反響

雨音を数える夜のエロスや、蒼鉛をなでる時代性や、生後にあふれるエモーションの衝動や、主体性などは、所詮は与えられたものに権力をさずけられ、ここで交換されるものに枯渇し、さまたげられるだけの主観におとずれるニヒリズムがヒリヒリしながら、肥大…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 寂寞にとどまり、理論的な言葉にあらがい、端的な苦しみにしみいる所以が広がり、張り裂ける余韻が交差する、まる

つまずく

どこかに集約された思いが、 何かに関し、反響し、 わずらわしくも交わるすべてが、 世界などと名付けられ、 誰かが何かをした、とか、 うるさくつきまとうほどに、 尽き果てていく。

共鳴

雨音を数える夜のエロスや、蒼鉛をなでる時代性や、生後にあふれるエモーションの衝動や、主体性などは、所詮は与えられたものに権力をさずけられ、ここで交換されるものに枯渇し、さまたげられるだけの主観におとずれるニヒリズムがヒリヒリしながら、肥大…

影の影

偶像を崇める無表情な君を 偶然に左右するものが、 固執し続けるものを 意識の中で生み出し、 今に惜別し、 散々な今日を恐怖で 埋め尽くすような償いから、 つくづくに追従し、 自らの考えを捨て、 ただ還元されるものに 抑圧され続けるほどに、 自らを見失…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 一律の悲しみなどが反響し、ここでの苦しみを倍増させるためのウソを自らに突きつけ、そこで堅持するだけの悲しみを倍増させることだけに専念するように仕向けるような報いを謳うような奴らが排除するためのウソをつき続け、そこ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 淘汰されるだけの思いが、そこで等差を生み出し、ちぐはぐな言葉で加工された品位に硬化し、更迭され続ける意識は今を刷新すべく、すべてを主観で滅ぼさせ、舗装された道だけを歩くのだ、と惰性にうながされるだけの瞬間に循環す…

制限を持たぬ精神

思い出すことが永遠を形成し、あらゆる制限を含んだ現在に転転としりぞいていくプロセスから、プロパガンダをまき散らす情報の波から逃れるような後から迫る欺瞞や、憤懣をうながす姿勢や、静謐な予感にふりそそぐいびつな雨がまどろんだ感情をとりのぞき、…

制限を持たぬもの

思い出すことが永遠を形成し、あらゆる制限を含んだ現在に転転としりぞいていくプロセスから、プロパガンダをまき散らす情報の波から逃れるような後から迫る欺瞞や、憤懣をうながす姿勢や、静謐な予感にふりそそぐいびつな雨がまどろんだ感情をとりのぞき、…

感覚

苦しみなどは、どこからもやってこず、ここで捉える苦しみなどは、そこでの苦しみを引き伸ばすだけにいたるし、そこにもたらされる苦しみとは、途端に苦しむことを補完し続け、そこで苦しむことだけに専念する。捻出されるべきよろこびも見出せずに、そこで…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 言葉のまやかしに染まるあいまいな日々の罠にはまり、甘い言葉にそそのかされて、無残におちいる自らを傍観して笑い飛ばすような乖離した理解から得られる客観的な情報に利用されるだけのけちくさい自己などを捨て去り、苛むより…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 吐血しては、悶える彼女の理想を手に取り、地平線から浮かび上がる性善説などを引き裂き、ただ関係するほどに、関連性とは、制度を生み、そこでもたらされるものこそが、あたかも正しいことのように席巻するほどに、対立を生み、…

硬化

けだるい帰り道に、 思い出すものも、 その日の宴で昇華され、 あたかも忘れたかのように 閉め出す意識は、 また思い返すだけにいたり、 その場で朽ちる意識は、 何かに加工され、 過去に追い出され、 今に妨げられるだけにいたる。

感覚

苦しみなどは、どこからもやってこず、ここで捉える苦しみなどは、そこでの苦しみを引き伸ばすだけにいたるし、そこにもたらされる苦しみとは、途端に苦しむことを補完し続け、そこで苦しむことだけに専念する。捻出されるべきよろこびも見出せずに、そこで…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 空疎な理由が今につきまとい、息すらできないともがき苦しむ間にむすばれる瞬間から希望が現れ、自らの意志だけが、純然たるものを引き取り、自らの確かさだけが、今という足枷を外し、謳われる自由などに引き込まれずに、自らの…

永遠性

誰かは、誰かが待つ家に帰って、誰のことも考えないだろうし、誰かは、誰も待っていない家に帰って、誰かのことを考えているだろうし、そんなことを毎日繰り返す。どれほど何かを読んだとしても、そこに現れる物陰に隠れる意思を収斂し、連動する苦しみを取…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 宇宙の膜に包まれ、襞で囲われた過去から生まれ落ちた瞬間から、わたしは、わたしであることを始め、ただ生み出されるがままに我が儘に進むわたしこそが、ここでの重要さをもたらし、ここにそなわる影や形の空疎さが生み出すクソ…

永遠性

誰かは、誰かが待つ家に帰って、誰のことも考えないだろうし、誰かは、誰も待っていない家に帰って、誰かのことを考えているだろうし、そんなことを毎日繰り返す。どれほど何かを読んだとしても、そこに現れる物陰に隠れる意思を収斂し、連動する苦しみを取…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 関するものが回りくどく、くどくどしく伝えられたものが、理屈っぽく付いて回り、いびつな観念を形成し、否定的にひしゃげる、まる