昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

散り行く時

確かめるまもなく、まとめられる日々にまたたき、まばゆく散り行く瞬間も、愛おしく思い、尊くまとまる所以もとめどなく、弔われる時に織り込まれる幽遠に肥大する忘却に現れる幽霊と化し、簡単に処理されるだけの動機が貪婪になり、広域化していく憎悪をよ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あたためあう二人の呼吸は一致し、帰る場所も捨て、さまよい続ける精神は、つぎはぎのままで、ままならぬ思いをかかえては、延々と事実を引き延ばしていくことを、生きることのように騙る、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 懺悔も終えて、迎撃された意思は、道端にころがり、残骸と化した義体をながめ、永遠とは、空虚なものだと納得する、まる

流浪

全部が全部、商業主義的であるし、生産性に追われ、自らを機械化し、改革を謳うほどに、大義を忘れ、思想自体にまどわされ、自分を見失い、闘争機械として、戦争の奴隷として、革命の醜い落とし子として、あるいは、落伍者として与えられた使命により、放浪…

流浪

全部が全部、商業主義的であるし、生産性に追われ、自らを機械化し、改革を謳うほどに、大義を忘れ、思想自体にまどわされ、自分を見失い、闘争機械として、戦争の奴隷として、革命の醜い落とし子として、あるいは、落伍者として与えられた使命により、放浪…

拙劣

あんたらの価値の家畜として、 貪婪にむさぼる 幼稚な干し草を作る仕事を終え、 原始的な聖人が うごめく指導的な 夜につたない 穎悟を放ちながら、 誘導される人々の 狂気の顔をつまみに、 飲み干す酒の不味さ。

跳躍力

銀河が剥がれ落ち、咆哮が響き、爆砕される日常が諦観を続け、関連性を失い、連動していく形式は、枢要なものを用いるばかりで、奇跡を信じずに、待ちわびている思いは暗く沈み、夜のしじまに壊乱していく戸惑いの日曜日に、破裂していく精神はくたびれ、貪…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 まんまる目玉で、季節を捉え、終わる瞬間に、永遠に巻き込まれ、たまゆらになびく思いは、玉のようにかわいいのです、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 屁理屈を吐き出して、嫌な目しよってからに、簡単に処理されるあいまいな謎や、加算されるほどに増してく退屈め、まる

愛も愛

ぜんぶ君にめり込んで、のめり込んで、まだ足りんから、確かめたなって、早よ明日なってって願って、寝返り打って、運命に反して、関する間に愛も華やかなって、無くしたって、君の手は温かいなって、なんでもなくって、なにかがあって、新しなって、なんも…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 頭でっかちのまんまに、謳われる理由と、理性を保つために、謳われる正義と、途端に仕向ける義務に、無関心であり続けるために、たちまちに現れる孤独を破壊するための理由を謳うような自由こそ、破壊する、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 いくつになっても、未熟なままやし、簡単に支払わなければならへんもんなんて、今を苦しめるだけで、先のこと考えてへんし、今さえ良ければって、さえぎるだけのもんなんか、いっこもいらへん、まる

そこで

そこには、 何かあるかもしれないし、 何もないのかもしれない。 ただそれだけのこと。 ただ単に、 それだけのことであるし、 永続するかもしれないし、 後も先もなく、 だらだらと 続くだけなのかもしれない。

愛も愛

ぜんぶ君にめり込んで、のめり込んで、まだ足りんから、確かめたなって、早よ明日なってって願って、寝返り打って、運命に反して、関する間に愛も華やかなって、無くしたって、君の手は温かいなって、なんでもなくって、なにかがあって、新しなって、なんも…

過程

生きるとはあべこべなもので、 生かされているなどと うながすほどに、 この命は他者にゆだねられ、 自らの意思はそこなわれ、 そこかしこに、 やましい思いをたずさえ、 あたかも自分で選んでいるようで、 意識することの奴隷として、 ことばも持たずに、 …

誇大妄想の夜

象の足の裏に 咲いた魚の目、 シンボリックな 影を踏む、 誇大妄想の子供たちが なぎ倒す善と悪、 カフカの現時点を 加速させると、 宇宙の裏側に侵食し、 神になるらしく、 全宇宙を食い尽くした後で、 まだ足りないと 嘆く健気な彼女の 箱庭での奴隷と化す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 短絡的な戦争反対を謳うよりも、戦争がはじまる前の対立すらも毛嫌いし、倦怠感をまき散らすだけの線引きにより生まれる境界線をかき消し、私はだれでもなく、また何かになるために生まれたのでもなければ、ここで生まれたことに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 いつわりの過去を背負いながら、淫蕩な夜に不潔な真理を求めるだけのエゴや、穎悟を用い、迎合されるにおいから遠ざかり、端末化されるだけの人類が隠逸していくだけに至らせるようなツールを破壊し、配される間に背反するような…

過程

生きるとはあべこべなもので、生かされているなどとうながすほどに、この命は他者にゆだねられ、自らの意思はそこなわれ、そこかしこに、やましい思いをたずさえ、あたかも自分で選んでいるようで、意識することの奴隷として、ことばも持たずに、立場を利用…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 季節を収斂し、連動する意識を練り上げ、たしかな思いが修羅を超え、延々と巻き込まれる孤独にも、すこしの愛を、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 的確なもんもあれへんから、てきとうに歩いて、遠回りして、誰かが通らん道を歩いて、きちんと歩くよりも、ぶらぶら寄り道する、まる

おぞましい魔法

濃淡な霧の彼方、 厳寒なひとときに せまる幽遠な鼓動、 犠牲的な派生を取り出す 匕首が制限を切り取り、 永遠性を生み出すだけの 儚い衝動性や、 有限な時折にひずむ 浪費的な資本制の闇、 油然とわく本質的なものを 嚮導するためだけに、 このいのちとはた…

狂信

この日もどれも 奴隷みたいだ、と こもった声で、 肥えた意思を肥料に、 貧寒な強度を保つために、 裸のままで、 感覚をくさらせるような 主観をくだくほどに、 くだらない論理を狭小に 謳うだけの捕囚としての 罪を謳うだけの真実などを 排斥する。

おぞましい魔法

濃淡な霧の彼方、厳寒なひとときにせまる幽遠な鼓動、犠牲的な派生を取り出す匕首が制限を切り取り、永遠性を生み出すだけの儚い衝動性や、有限な時折にひずむ浪費的な資本制の闇、油然とわく本質的なものを嚮導するためだけに、このいのちとはためらいもな…

冬支度

顔もカサカサなって、 冬もチクチク、 肌にアンニュイ、 りんりん虫鳴き、 腹の音がぐーぐー。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背景に攪拌される起因や、緩慢に措置される夕焼けにひずむ僕らの影を踏む夜の足跡が憎いのだと、妥当な位置で淘汰されるべく、僕らはいっさいの闇を捕食するのだと、加算される夜に原理も消え去り、ここでの価値とは家畜が用いた…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 どこにも差はなくて、探しても見つからんもんばっかりを寄せ集め、揺動され、動向すら見失い、散り際も、チリチリと刹那に消え、愛しくまとまる瞬間を抱きしめる、まる

関与

カタルシスに至るために発せられる言語や、公約を打ち出すだけのゲノムや、短絡的な同意を求めるだけの簡易な商法などに騙されるだけの連綿としていく枢要な命たるもののを説き明かすための、摂理などを打ち砕きながら、唾棄するものなどは、長らくの冷めた…

関与

カタルシスに至るために発せられる言語や、公約を打ち出すだけのゲノムや、短絡的な同意を求めるだけの簡易な商法などに騙されるだけの連綿としていく枢要な命たるもののを説き明かすための、摂理などを打ち砕きながら、唾棄するものなどは、長らくの冷めた…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わたしとは、お察しの通り、未熟なもんですし、あれでんな、なんかガタガタふるえるような冬も、もうすでに、そこで当たり前のように、自らを強調しとる、まる