昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

相互

緑の風、プログラミングされた記憶の中を泳ぐ魚。プロテスタントの星が鈍色に輝いていて、凍てつく健気な感情は、孤独であることを謳歌し、システマチックであるからこそ、思想的な毒を撒き散らす踏みつけられた人。プロレタリアートの中では、退廃した意味…

木々

諦観へと誘う花々、簡単な処理によって、ましていく快楽、あらがうほどにほどこされるもの支配され、自由を失い、今を未熟なものに変化させる。

嫌いな夜空

美しいだろ?この世界も、見ようによっては、素敵に変わるものだねと、君は菓子パン食べながら、祈ることを捨て、帰っては来ない答えをランダムに消費しながら、たしなむ思いは、たぶんあいまいで、簡単なことすら、むずかしくする辺りで、実体すらもなくな…

そのまま

魂は終わりはないし、なんか適当に落ちるもんなんかを健気に拾い集めて、メタファーなんかをこぼしながら、気ままに歩くんがセオリーやし、成し遂げるとか、成し遂げへんなんかを超えて、みちびかれるままに、満ち足りないもんなんかを豊かにするために、た…

一つ

エメラルドの目。季節を透過させる冬の風。宇宙を貫くガンマ線バーストの雨。けだるい汗に濡れる暖房が効いた列車の中。暮れた舌の上で踊る音符がドルや何かに変わり、換算される理由は、なにかを求めるが故に苦しむのではなく、苦しいと思うから、単に苦し…

無垢

まあええねんと、見上げる空が明るくなるまで、くるまる毛布。加算される季節は朗らかなようで、世界性を強請り、強奪されるだけの思いが遮る日常の不安定さなどを、安定させようと思えば思うほどに、すべては歪み、偏りを示すんやと、孕む一日が、ふあふあ…

逸脱する影

おもしろくないら夜空をながめて、鮮血とびかう闇、寝巻きとどん底の季節、性的なイデオロギーとパッション、気絶しては吐瀉する動物たち、時代は捻じ曲げられていき。空疎に逸脱する世界は凶暴性を増し、慢性的な痛みに噛み付かれ、加工されていく真実は深…

共立

恋も死んだと君がカタルシスに至る。季節がねじ曲がり、妄想を綴る彼女の換算する時代。ジャングルでは枯れ果てた木々。暮らしの豊かさよりも、使い果たす日々が捕食する永劫。君もいつか枯れ果てると、彼らは独裁者のふりをして、理屈をこねるころには、拘…

意志

孤独な地蔵が雪に濡れ語る。「ここにはすべてがあるだけで、なにもない」と、と途端に当たり散らすような猛吹雪にさらわれる君の意識は、平等なんかを用いて、誰かを傷つけることしか出来ないにもかかわらず、自分は正義だなんて促すから、意識上で羽化した…

輪唱

群れるだけの君たちの過激な真理を、形成するだけの時代的な模倣。刺激的な情報を常用し、自らのルサンチマンにより、攻め立てる陰気な湿度に、生命は犠牲的になって、今に縫い付けられ、罵られたりしながら、連帯感などを促して、奪われるだけの理由と、即…

流動するコード

ケモノのようなベース音、除け者にされた君の悔悟、足指になびく時代的なものなんて、最初から存在しなかったのであり、ここで野ざらしになる苦痛が通過するたびに、事実とは捻じ曲げられ、旋回する意識は、何かを改善することもできずに、虚空をさまよい、…

軽薄

疲れ果てたサンタクロース。言葉を待つ彼女の貪婪な翅が降らす雪の色。ノイローゼに苦しむトナカイの仰々しい鳴き声が氾濫し、空疎な理由にほくそ笑む君の飢渇した精神が、成否を求めるほどに混沌とする世界。征服欲を満たすために動き回る歴史上の獣たち、…

打算的な君

跡形もなく消え去って、定めもなく間違って、咽び変える街や、焼けた肌がとろとろになって、ぬくもりすら忘れて、わずらわしく鳴るクラクションの音がこだまする無神経な街は、たちまちにジレンマを溜め込み、退廃的な需要をうたいながら、運命論などを引き…

波及

君の抜けた歯。凡庸なカタルシス、あらゆる悲劇の川がゆるやかに流れて、自然と共鳴する以前に、共通語を探し、パトスが散りばめられた原野を探し、まさぐるすべては通過儀礼をふくんだ、ふくよかな君の腹の中であると、鮮明な過去は、コアを失い、奪われて…

紡ぐ音

愛するがゆえになぐるのだと、君たちの世界は語るだろうし、そこで抑圧される思いは絶えず蝕まれ、体感するほどに惑溺して、保持するほどに傷んで行く精神に横行するものが、今を捕食し、屈辱に食い込む悔しさの慟哭が延々と続き、消化し切れぬ思いがとぎれ…

無産

エメラルドのビル。ソーダの味がする街。色が音階になって、似合わぬ服をぬいで、肌と肌がこすれて、冬を越して、こじれる後先にからまる髪。君のくたびれたブーツの白。金で買えるものには飽きたから、加算されるだけの原理や原因や、科学にも呆れたから、…

頼りない君

木の実に住まう彼ら。退屈な週末を燃やす革命。短絡的な同期を終えた機械的な彼らの亡霊。彼女たちの中では終末論が大流行して、リズミカルな風にゆれ、森羅万象を食べ尽くすブラックホールに押しつぶされて、なにも残らなくなった広大な空間と、暗黒の区間…

ぬかるみ

前衛的に吠える犬。亡骸を食べている前屈した君の化合物。進路を妨害するだけの人々の藻屑。帰巣する真理に基づいた、迎合されるだけの罪が鬱蒼と茂り、離反する私は、価値観を屠りながら、等価などは有らず、有する善悪で満たされて逝くもののどれもが、何…

蝉蛻

クソで出来た街だ、と血を吐いて空を見上げ、正気を失っているのは、自分以外すべてだと、罵る先には同調するだけのメディアと、堕落した彼らの価値とは、車とか衣服だとかと、まとわりつくルサンチマンな思いに引き摺り回されているだけではダメだ、と促し…

倦怠

君と共に過ごしていたらとか、女々しい独り言が飛び交う帰り道。機械的な都市は正しいようなフリをして、日常的なものにむしばまれ、身だしなみを整えては、ありもしないものを必死になって追いかけて、残された文字にゆらぐ感情は、感性を失いながら、誰か…

放棄

遊んでばかりの記号。懐古の咆哮がなぶる冬。木々が簡素に揺れる原野を徘徊する記憶喪失の犬。模造品の雨が降る最中で、しのぐ優劣や、その場にあふれる有益な情報に左右される現代的なイデオロギーと、寛容さを放棄して、羞恥に群れる歓喜の人々が構築した…

融解

傷ついた彼らの互換性。制度にからまる彼女たちの結膜炎。ひろがる青春の余韻がインタラクティブになり、ニセモノの価値を崇める資本主義的な奴らに八つ当たりする人々の幼稚な誘致により、永続的に入る助成金により、支配される僕らの仮面。結び目は固くて…

床の光、罪を用いて楽になる人々。エレベーターから、にらみつける空。勝手気ままに揺れ動く木々。晴れ間こそ、鬱々としている白昼夢にまどろむ君。昨夜に締め付けられた青々とした過去。土間では焼かれたはずの葉。正しさの間で攪拌されるものの哀れ。屈従…

すべての秘密

無口な空。被弾した傷の痕をまさぐる偶像崇拝の子供達は、虚空を食し、自らの虚しさを餌に育ち、惰性にうそぶきながら、気配を隠し、誰かがつまずくのを待ちわびては、弱ったころに襲いかかり、自らの虚しさに餌を与え続け、つたない批判は、汚い過去を消し…

警醒

朝は死に近いのと、君の汗が語る余韻とインタラクティブになるために、踊り続け、瞬く間の日々にかじりつく子猫や、光景に磔にされ、定めを持たずに彷徨う動機に泡沫にゆれる傀儡が、グツグツと煮込んだ脳内の中で、破産しても尚、宇宙では関係ないのかと、…

可視化

一瞬の快楽よりも、永続するような愛。または、価値を超えたあたりに散らばる意識的な芳しい香りが甘美に輝く今を堪能したい。同調圧力がせまる幻夜、扉をたたく虚偽のひと、あらがうほどに加速する宇宙の先っぽをさわる麗しい手の温もり、憎しみを売り込む…

たばねる季節

哲学とは、そうあるべきものでも、そうあらざるなにものかでもなく、用いられるものに嵌め込まれ、苦痛に追従するだけの意識が与える価値が、惰性に紡ぐだけの健気な意思が生み出した暴力とは儚くも散り、脆くも理性を率いながら、貧寒な理由を流動させ、自…

つながる

昨夜匂う夜の滓、指紋は磁気。波及される愛は甘美。結合する行方は官能的で、感度は値を持たず、するすると昇華し続ける。けたたましく鳴る心音は、インテリジェンスのかけらもなく、今に弊害を生み出し、生きることにたゆみを与え、意識を束縛する家庭や生…

凄艶な住処

宦官どもが遡求する理由を強要するだけの、権力的な兌換から、独占するために擦り寄る君の傲慢さに還元される理由などに利用される人々が、幽霊みたいだねと、未来から来た君は、機械的な理想を共有するために、情報の中にしか存在しない自己を崇めては、正…

素粒子

太陽の下で君にくるまり、瞬く間に広がった宇宙の話や、視野に入れるばかりで疲れる風景から目を瞑り、つむぐ日々が神秘的で、すべてと一体化して、孕む日常の歯がゆさにゆれては、冷めた感情が齟齬するまでの、時間を飛び越え、健気に飛び跳ねる名前や、や…