昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

愉快な戒律

複製される真理に寝そべる主のような男、遠くでは、散布される骨や、図体だけデカい犬、腐乱した空間や、食い込んだ差異、流動的な本質や、新たな敵愾心、ふくらんだ鎖骨や、ふくよかなムード、カスタムされた明日や、ムカムカした胃の底、そっけない彼女の…

秋の枷

なつかしい風の匂い、秋の和毛や、敷衍する轍、連動する意識的な患いを昇華させるほどの、恋の汚穢、肥大化する生涯が、宇宙をも飲み込んで、いずれか、また自分に帰り着き、理不尽な日々であったし、まったくは、摩耗されるばかりで、暁を知らず、ただ、濃…

追憶の発色

想念が補完する夢や偽り、感動を交換する意思に擦り寄る今との互換性、ないがしろにした青春と、支配したがるガールフレンドたちの不燃物、夕闇に潜むあいまいな価値と、偶然を装い迫る君の愚行、醜態をさらす現状にも喜びを、と喪失感に絶え間ない季語を加…

夏の模倣

ばいばい夕焼けまた明日、と、喉笛鳴らす君、平伏す気は、さらさらないから、度重なるエゴをお許しください、と、クレーター、ニヒリズムの庭にぶちまけられた汚物やサファイアや、イエローダイヤ、抉り取られた腹を見る鳥や、ささやかな幸せすら潰えた後、…

膨張する所以

現在地を消耗させる戦争と花序、膨らんだ論理が、延々と膨張を続け、つたない永遠が、荘厳な価値などを謳い、幼気なものの命を奪う頃、独裁と真実が、空疎な自己を破壊し、あらゆる時系列に押し寄せる、数多の理屈により、身動きが取られなくなった君や、機…

犀利な家畜

無能が支配する国家が騙る理想や、理性もなく、加速する欲望の独房に住まう黒い犬、過負荷や、加算される苦しみの連帯感や、安易な結末にそぐう価値や、分裂していく思念が伝えるジレンマ、クソの役にもたたない学歴が云々と、カスタムされた猜疑心や、疑心…

夢想

木漏れ日で眠る過去が胎児になるまでの程遠い時間、曖昧な差別が空疎な自己を形成して、謗るための夢や希望、空間的なものなんて、存在すらせず、ここでこうして生きていることに、答えなんてなくて、くたばるだけの理由と、そこかしこで流動しては、様々な…

解除

電気的な私情を走らせる電車に乗り、毎日に束縛されずに、誰にも捕まえられずに、今に走り去り、裁かれる前に超越し続けては、肉欲やら、究極やらがひしめき合い、異物感を抱えているだけの、堕落した感性を拾い上げ、暗澹とした彼らの祝杯のために、愚かな…

立証

輪唱される永遠や、敷衍する結末、吸い込まれていく忌々しい現在に、虐げられずに、従えたものに、引きずられることもなく、偶像や深夜を食べていくだけの、無神経なこの世の終わり、殺伐とした精神から垂れ流れている長い毛が一本、清潔感もない買い物帰り…

君との互換性

何もかも忘れて、布団の中で、胎児のように眠る君との互換性、制圧的な台風が迫る秋の背中に胡椒をふり、美味しく調理しいただく、宇宙の大きな口、ノスタルジーを封緘して、君のポストに直で渡す手紙、エイリアンたちの行進曲が垂れ流れる違う宇宙での話の…

未来も嫌い

混沌とした世界が地続きになって、あらゆる病原菌を撒き散らす。黒くなった太陽が、光を出さなくなって、数十年が経った未来都市、マラリアを媒介した超巨大な蚊が飛び交う原理的な朝、アクアリウムで眠る観念が、ぬめり気を出し、散漫な意識は、儀式により…

鉄の意志

ぶしつけな猫を膝に抱きながら、堕落した中華街を歩く綺麗なだけの女、堕落した観念を朴訥に彫り込む物欲やジレンマに磔にされた、やましい神の隣では、真理をたずさえながら、長らくの労働により、自らの哲学すら破壊された傀儡たる君の忘我を、楽観的に監…

恋の予感

砂嵐にゆらぐ不潔な光景、便宜的な波形や、終わりかけの家系、束縛された理由や、即座に滅びるだけの互換性、形成やら知的な奴や映像や、血筋だけの永劫や迎合、幼気な法制や、理論的に早熟なキャベツを洗う機械的な洗浄者、現存する理由を袋に詰め込んで、…

横溢

あいまいな匂いを放つ夕焼けや、軽快な利息を歌う顛末、偶然の収容所で出迎えるシャム猫の看守たち、天井では、酒盛りを繰り返すネズミたちの希望や、ノスタルジアを孵化させる鳥たち、制限ばかりの窮屈な季節に寄贈された真理、ダメージヘアーを振り回す全…

蹲る

すべてが相似する歯槽膿漏の国、備蓄される欲と、道草ばかりバクバクと食べている君、本音と建前により、行方不明になった双子、凡庸な思想をたずさえ、永遠に暗躍する悪、人身御供が綴る意識的な風邪、犠牲的な微生物である我々の勝利は目前である、と、意…

単なる愛である

中性子星を漂う女神、黙示録や、抑止力などなどの折檻を受けた神の子、光景は、気配に飲み込まれ、自慢や不満足を撒き散らす紊乱な肖像に打ち出す権利や、原理の痕、あいまいな化粧を終えた思春期の縫合、分裂していく新年のひき肉をこねて、ハンバーグに変…

感触

堅牢な憎しみのガスが散布され、痺れた海馬が拾い集める面影に帰巣する真実、怠惰な結末が促す悪意、機械で出来たなの街路樹を越え、意識的な過ちの四季や、ため息ばかりのルールを打ち破るブルースシンガー、均等な幸福を歌うジュラ紀の恐竜たち、輪廻転生…

蘇生

毎日に備わる凶暴性や欠如、そぐわぬ価値を手にして、停泊する理由や、流動する答えや対価や、更新やら、荘厳な月日、迎合される所以や、悶々とする結末、現実で消費されていくだけの幸や定め、明晰なものすらないから、ここで、確かめるように君を撫で、何…

蛍光色の汗

真理の静観とした汗、縁取る凡庸な後先、苛む面影の祠で、いびつな観念をお供えし、淘汰されるだけの現実で、問いただすべきものなどのほとんどが、そこかしこで補完される退屈な理想、キューブリックが羽化させた宇宙、サソリみたいな戦車で、世界を蹂躙す…

均等な今朝

制度による平等により、締め付けられる市民的な苦悩を青で表現した絵画、殲滅した意識の破片を集める宇宙的な母、毎日との惜別を繰り返した先では、ユートピアや、多幸感によるノイズや、数多の軋轢の消滅、観念論によりねじ伏せられた意識的な互換性により…

アルファベットの階段

寂寞にからまる蝉の鳴き声や、乱反射する光りの殴打、現時点に現れた青春のコードや、静謐な別れ側、がんじからめの恋人たちは、紛争に巻き込まれ、もう帰っては来ない恋人を待ち続ける夕焼けの濃淡、君の屈折した神が、雷なんかを打ち鳴らして、即席の理由…

浮腫んだ愛

二つの台風が重なり、森閑とした教室の彼方から産まれた新たな宇宙が、意思と接続され、新たな次元に旅立つとき、きっと、数学的な何かや物理学的な何かが、数学的な狂騒から、イデオロギーなんかを謳いながら、蓄積した苦悩を、ちまちまとカプセルに詰め込…

共闘

贖罪だらけの堕落した部屋、がんじがらめの子宮の中、制限ばかりの浴槽から伸びてくる手、成層圏を突き破る哲学のレーザー光線、ラクシュミーが踊る幻想的な風景、観測史上最大の愛が降り注ぐ曖昧な私情に現れた楽園、炎天下から生まれた希望や、即座に現れ…

夜の感触

こんなに簡単に生まれては、簡単に消え去る命、順繰り迫る祈りやら、闊歩するロバや、足下に擦り寄る野良猫や、恋人たちが残した冷めたコーヒー、貧寒な遺伝子や、あつらえられたイデオロギーに、簡易的な連帯感、一貫した怒りやら、歪な信念やら、無神経な…

転換期

月曜日の鈍色天国、手なずけられたラジオから流れる静謐な予言、心眼と決めたらたギターコードと受胎や三葉虫、忠誠心や宇宙人、ヘテロセクシャルのジグゾーパズル、パスカルや偶像やロンドン、アニマや即席の世界、野菜室で育てられた青年を包む忘我、行方…

喧騒

少女が孕む危うさや、世界を詰るほどに、生まれる強要、本質などは、ぐにゃぐにゃとしていて、つかみどころもないし、そこでひれ伏すほどに現れる顛末や、ここにあったはずの命も潰えたし、あらがうほどに食い込む実体から、かけ離れていく道理やシステムに…

夏の背中

拝金主義の奴隷たちが羽化させる週末と理論、早熟な雨に汚れた街路樹、スニーカーに刺さったガラス片や、傷心にゆらぐ家庭的なエゴ、凄愴な隙間から現れる他者との互換性、わずらわしい社会の包括力、前衛的な消費衝動や、言い訳ばかりの街で補完されていく…

弾ける

自分が分かることが、相手が分からないのが、普通なことであるという普遍性、孕む夏を食べ尽くす輪廻、衛星を撃ち落とす宇宙船の群れ、残虐な思考が描く論理的な抽象画、天体が加速して、あらゆるシュミレーションを超過して、延々と延滞金を支払うような、…

夜も終わる

素粒子ぶつかる荘厳な鼓動、静謐な質感から産まれ落ちた赤子、耽溺を繰り返した休日の花嫁、結ばれるとは、離れないためにというか、絶えず緩急をつけながら、離れたり、また、出会ったりを繰り返すほどに、増していく強度に本質や真実はあるのであり、硬く…

裏切りの配下や、やぶれた靴下、荘厳な夕焼けに復元されるだけの日々、忘我にとまる蚊を食べて成長する雛鳥、サフランで色付けされた電車が走り去り、些細な出来事で貫通した腹部や、分裂していく私情の仮数、運命を吐瀉する季節の爽やかな風、退廃的な銃声…