昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

根幹

感受性も死んだ朝にニヒリズムが絡まる。ネガティブな消費者たちがばら撒く騒音がタイプを決め込み、あらゆる普遍性が偏向報道するものを模倣して、次なる憎しみを生み出すあたりから見出すものは、目に毒だからと規制するばかりでは、犠牲になるだけだし、…

素性

ケルアックに起こされる朝、始発の音が常に死に近いように感じられ、ガタゴトうるさい、憂鬱をばたつかせる蝶、猫の後ろ足のバネ、感傷的な犬の看守として過ごした十数年、未熟なのは、この挫けた心であり、豊かさなんかを屠るためのポリティカルを謳う衝動…

世界の飼い主

すべては電子が跳ね返って意識に諍いなんかを生んで、簡単な欲に火薬をつめこんで、一切を破壊し尽くす間に慈しみすら生まれずに、戦争ばかりを続ける人々の渦、喪失感でいっぱいのポケットに入れてたチョコレートも溶けてしまって、瀰漫するウイルスや、既…

愉快な汗

教条主義や排外主義を乗り越え、新たな契約が云々とうるさく付きまとう価値に夢中なあの子の凡庸な幸福とは、すさまじい勢いで加速し、これでは足りない、もっともっと、ともたつく途端にケロイド状になった奇跡や基礎や諍いを吸い込む蛸の口になって、懐古…

蝕む民

大衆にこびりつく時間の尻尾をつかんで、まがいものの真実を小売りにするニセモノの商売人たちの吐瀉する物語、乱立すりコードと、刹那に日も暮れて、もたらされるものも、ここでもたれかかり、もつれながら、支離滅裂になり、均等や平等を謳う病的な輩、介…

異形

過去が放つ怯懦な面影、関わるほどにあつらえられる苦しみから離反し、意識的な供儀から解き放たれ、配膳される理由をむさぼるだけの幼稚な連中が連投するファシズムや、昔話の枷を嵌められ、そこかしこで制限されるだけの綻びや、滅びを促す奴らにそぐうた…

錯乱

人種なんてものは、いっそ放棄して、簡単に抱き合えるような関係性や、関連性を貪り食う悪意だけの連中が示唆するものや、教唆するものに動かされたりせずに、宇宙の設置面をパチパチと溶接して、虐げられるためのアナグラムを弔い、収容所の中ですら明るい…

朝帰りの秘密

圧縮された過去から、くすんだ春がころがる。軌道修正すら忘れた石たる私は、裁縫を終えて絆創膏だらけになったフラクタルな指と、敏感で煩わしいだけの青春の代用品たる文学的な逍遥と、その文学的で紊乱で瑣末な言葉の間に現れるアイロニーや、その場で工…

愚行

結末も血に染まり、豊かさを謳う原始的な加護につつまれ、可動性の黙示録、欲を描く幼児の背中、運命の化合物、偽装するために促される真実の炉心、誘導されるために晒されるパスワードがハミングして、優等生たちを鞭打つ教師たちのシーズンが再開して、ド…

無情

何かである必要もなく、何かであろうとするほどに、迷いが生じ、今に表現することを意識し、認識するほどに戸惑いが生じ、そこに証拠を求めるほどに、高尚さは、損なわれてしまう。あらゆる決意が促す対価などに締め付けられ、使命感などが促す曖昧な手法な…

感覚の拠り所

同じような時間に取り残されて、利己的なリテラシーが云々と投げかけてくる自分勝手な連中が示唆するものにより簡単に支配されてしまう私たち、体系的なものに引き摺られて、連帯感なんかをかきむしられて、ナヨナヨしているような日々の若気の至りなんかに…

愉快

このまま大人しく成し遂げるために。投げやりな君を虜にするための持論を促す。目的は自由で、ルールは裏切る。尊ぶために騙すのなら、罪の意識なんてこれっぽっちもない、とサイコパス、やれやれ、あいつらは大したこともないのに、自分をでかく見せようと…

詩的な夜

完全なる孤独の外で、放棄された思いが錯綜して、無神経な日々、感覚も麻痺した青春期の午後、解体される真理から芽生える刹那な倒錯、未熟な夢の湯船に浸かり、暗澹とした思いを消化させ、不純な日々を弄る君の大きな手が折り畳む夢の門番になりたい、とさ…

胸の中の宇宙

結論から答えに収斂していく値が氷の粒になり、雪を降らすまでのあいまいな冬と比喩、倫理観も自滅して、簡易な愛がネットワークを光速で移動し、退屈な理由を伝え続ける間に、卑屈な奴らが凌ぐひとときの優劣に騙されてしまった君の思念が凝固し、そこから…

間違い探し

互いを騙し出し抜くことが当たり前のキャピタリズム的な中での倫理観が及ぼす軋轢や、境目もない尺度がもたらす苦しみが乱立し、消費的な者がもたらす空虚な同意や、移動し続ける真意が求める浪費的な愛に似た何かが、もつれる間に、愛は愛ではなくなり、最…

醜聞

誰が恐怖を利用し、支配をさらに加速させ、あらゆる価値で時代や時間を屠り、超巨大な被害妄想で出来た重機により、掘り起こされ、使い尽くすまで、ガイアを傷つける的な壮大なガイア理論に至るまでの加護や、数多の意思の加速、電子やモラルにより構築され…

あなたに愛を

ドーパミンの雨が降って、灰色の夜明けを越えて、論理的な晴れ間が嫌いだから、と短絡的に崇めたものの虜になって、もぬけの殻になって、縫い合わせた身体がそこに横たわって、濡れた肩が光って、皮脂に流動する妬ましい着信を無視して、痺れた大脳が脈打ち…

綺麗な夜明け

金のためには邪魔になる意思や思想がじゃれあい、また明日と、言い放つ君も安月給で、生活することに追われ、考えることすら麻痺させるために、毎日忙しくさせられ、途端にこの生命は鈍色につつまれ、鈍感になってしまった感情を引き連れ、意思がひきつけを…

帰巣

君と育てた温かい日々、憎しみも捨てた午後、星踊る夜の魯鈍な記念日、写真にはとどまらない姿形を謳う永遠も破棄して、陰影を縁取り王冠や月桂樹に変えて、神秘を黒く塗りつぶす被害者意識ばかりの自己防衛本能が不死身なんかを謳ったりして、立場を用いて…

砕けたからだ

思い出に縛られている彼女の生き血、汚れた毛皮に意味不明な言語が降り注ぎ、物事に訪れる軋轢なんかによりずれていく感情の不確かさが敷衍して、合致しない苦悩や、難癖つけるだけの美醜やアイロニー、苦虫を噛み潰したような顔をした犬が御出迎えし、応用…

楽しい世界

悲しい声を発する鳥たちの音頭、恒久的な国家の迷路から抜け出し、はじめてのアナーキストとして、アンチテーゼの枕で眠り、理由を訴求する行方を弔い、配膳される愛を拒否し、純粋な死として、あらゆる生を超克する無として、あらゆる可能性を切り裂く怒り…

彼方

高尚な夢を食べる獣たちの群れ、たび重なる苦痛を裂いて産まれた子供たち、そこかしこで精錬される結末、はびこる悪意が消費する所以や、肥大化する動機や、感傷的な焼夷弾が降るクリスマス、空虚なキリングフィールドや、空間把握すらできずに、死滅する私…

最後

まさぐるすべてが順繰り巡り、熱情する意思が情景に擦り寄り、支配的な連中が示唆する思いに派生するすれ違いや、史観を食べ尽くした大きな口や、空腹を癒すだけの卑しい進路や、真理的な妄想を携え、制限などは持たずに、止めどない愛を波及させ、あらゆる…

傲然

蓄積する苦悩が痛む午後、あいまいな季節を踏み締め、能動的に発芽する所以がつたない物事を捕食し、自らの栄養に変わるまでの軌跡を追いかけ、かけがえのないものに圧縮される論理が平たくなるまで、延々と圧搾される際限ない言葉、不機嫌そうな遭難者や、…

小さな世界

自分の足音にすら不安を感じるの、と泣き続ける彼女の胃酸、シロップの味と混濁する意識との儀式を終え、犠牲的な観念が制する意味を超え、与えられたものによる凄惨な支配から逃げ出す。ダンボールで出来たメシア、あらがうほどに食い込む足、あらゆる偏見…

実体

ふくよかな季節を嫋やかに織り込む指、大気に溶け込むとこしえと、忌々しい伴侶をたずさえ、体系的なものに奪われていく異質な半径から散漫な煽りを受け、退屈に平伏す君の過剰な夢、酩酊する先々に現れる甘美な終末や、約束すら守らずに、摩耗される日々の…

交換されるもの

体系的なものに絡みつくエゴ、ミキサーで粉砕された心の破片を寄せ集め、新たな生命を形成する恋のようなもの、うわべだけでシンクロして、意識の洪水を魚のように泳いで、退屈で屈折した感情が謳うケダモノの理論や理想に隔てられるための、猥雑な座標を書…