2015-06-03 情緒を保たぬ果て 仕組みを持たぬ身体が自由に 動きまわり、 はつらつと春を乗り越え あつらえる果てに残るこころや、 香りや、雄大な一切に絡まる過程に 結ばれるだけの惰性な生に 破壊的な性差に取り残される 反応するだけの横溢を重ねる カタストロフから朗誦される 因果に移行していく行為に求められる 肥大した苦悩などと結ばれる。