契約されるだけの関係に接続されるだけの愛などに連動するための結ぼれから放たれ、継続されるだけの意味に段落を生み出し、改ざんされるだけの段階に潜む思いを観測しては、寛容さを損ない、喪失感にゆだねられる思いを継続するだけの理想を超えて、感情論…

わたしの、はなしをしよう。 何もしなくても、静かなら、それで良い、とされる関係に灯る、ちいさなぬくもり、まる

わたしの、はなしをしよう。 強い風に耐えるよりも、ふわふわと浮かび、適当に泳ぎ、どこにも行き着かないように、ただ身を預けるよりも、何かに関し反するよりも、自らの意思のままに舞う、まる

共感を求めるほどに 虚偽とは生まれ、 とめどない苦しみを 立体化させるための 簡易な言葉が芝居を続け、 つたない思いを奪うための 汚い言葉が、 機械的に迫り、 気配すらも奪う。