昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-06-29から1日間の記事一覧

あいまいな幸福

死を遡及させるこどもたち、論理的な孤独をかかえこんだ時代性を飛び終え、得るものなどは、嗚咽にまみれ、自らの観念の濁流の中で継続的に現れる記憶の気配を充填し、ひたすらに孤独を堪能するような能動的な発散から、応益を求めるだけの浅ましい感情が還…

快楽的な子供の国

運命なんて信じたって、ろくなものでもないと嘆く君の結末に相似していく所以や、欠如していく思いに忍ばせる場面が博徒と化し、生きるとは運であるのだと宣言するような幼稚なギミックをすなどり、一体感などを求める安易な情報に揺動されるだけの神秘論者…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そっぽ向いて背く。あらゆるものに背反し続けるわたしは、改ざんされるだけの精神が求める快楽とは、今を阻めるだけだとうながすことこそ、快楽を加速させ、何かを恨むべきだと助長するものだねと嘆いてもはじまらないから、恥じ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生じる苦しみとは過去から引きずられたものだから、次々せまる苦しみを切り離し、そこで苦しむべきだとうながすような正しさこそ、誤りであることに気付くべきである、まる

夏の夜

耳もこそばくて おもろい、 みんなの声も 遠くで パチパチ鳴いて、 響くもんすべてが 反響し合って、 名ばかりの 愛を超え出ていきよる。