昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-09-19から1日間の記事一覧

黒ずんだ遊び場

ガムみたいな蛾が張り付いている壁の奥底で緻密な胎動や、ふくらます思いが、宇宙のひろさをも超え、何もへだてるものを持たずに、蓄積された苦悩を昇華させ、何のさだめがなくとも、ここで空疎に積み上げられた死をも凌駕するような、量子や端子や、創造主…

珈琲に生まれる波紋

模倣し続ける彼女たちの希望と、白い憂鬱と、アンニュイなパンを頬張る、屠られるための身体がためらう思いが交錯し、散漫なこころが、カテゴライズされ、理想だけに潰えていく形や価値の中で、起草するもののどれもが、もどかしく駆逐され、記憶をさらうだ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしを 火傷した彼らの肝心なよろこび、不穏な時計を破棄して、画期的なもの夢に滅びゆく、まる

勇躍

無神経に清算される年月や、 みだりに配され、 目的もなくさまよう 幼稚な世界や、 退廃的な愛に大破し、 滑落する瞬間。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わたしが誰であるかも不必要であるし、名付けられた途端につまずくだけであるし、あらがうほどに、罪とは強調され、生きることに枷をはめて、世界性をせばめるだけにいたる、まる