昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2020-03-09から1日間の記事一覧

純粋な波形

子鹿のようにしなやかな足。たおやかにつむぐ瞬間にめぐる記憶は青々としていて、なにかをうそぶきながら、きめらく純白のカーテンをながめて1日が終わることにもったいないとか思わずに、思わせぶりな君と刹那に接続される永遠すらも、あっという間に過ぎ去…

孕んだ朝

無重力で闇を捕食する星々。記憶に点在する不確かな群れ。そこでの報いを受けるために僕ら産まれたのだと、新品の記憶は依然としてピカピカなままで、履き潰された昨日をさまよいながら、気ままに画期的なものを孕み、そこでクヨクヨしないで、くたばるだけ…