昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

置き換える

疎外される身体を感覚で渡る。自由を超えた境地に募る景色が漠然と問いかけ、主観に迫る瞬間をちりばめるだけの時間が過ぎ去る過程を罵り、誘導されるだけの身体にこびへつらうだけのこころがよがり、刹那に嘆じる夢もことごとくの現象に消える。たどる意識は、薄命な時代に研ぎ澄まされ、流動する意志で渡る寂寞にたちまちは、消費されるだけの関係に熱情しているように仕向けるだけのモデルケースな恋情に支配され、あたかも愛しているかのように仕向けるだけの商品化を終えた恋愛的なゲームに適任するような卑賤な価値がカタストロフを促し、そもそもの愛を破壊するに至る。過激な街並みのシステムに廃れ、死すらも罵るだけに何も残らず、のこのこと現れる影響から長ける状態に粗暴な理論が迫り、人間的なものを打ち砕くほどに人間であるとは、美しくも無い、とか卑下する間に閉ざす思いは、観点を失い、ただ相互依存していくだけの関連に疎外されるだけを人間と呼び、おぞましいジレンマに騒然としている感性が疎外され、感覚にねぎらうべき正しい場面なども無く、ただ下される苦しみに理想を促すだけに独占される欲から引き払う贋物の身体に唾棄する理由に生じる美しさの欠片も無く、ただ感染していく苦しみを媒介していく権力は、すべてを抑制し、抑鬱させよう、と短絡的な言葉で結び、ただ思うとは、世界性を閉ざし、ほころびを生むだけに滅びる空間に捏造される心情を暗澹とした現在に及ぼす鬱々とした情感に潜む悪意が旋回し、加算される原因に残るものも無く、おののく限りに結ばれる悪意が旋回し、加算される原因に迫る苦しみばかりが路頭に迷い、寂寞に配される愛がむなしく現在に鳴り響く。なれ合いが荒むだけの現在に注がれる可憐な動機を損なわせる。和む瞬間に有する過程が高ずるだけに見下す間に緩和しない思いが苦しみを媒介させ、緩和しない苦しみに和む間に迫る由縁が正常さなどを謳う限りにいとわしい激情を孕み、配備される惑わしから、恋は終わりを告げ、物物しい叫びが虐げる間に注がれる情念は束縛されるだけの影を自らで縛り上げ、自らを消費するだけに陥らせる。その陥る先に結ばれる観点に後続していく意識は、薄命な理由に頓挫し、自らの存在価値などを促す限りに陰る現在の影に飲み込まれ、生きている理由などを探す。そもそも生きている事に理由づけるように仕向ける事自体が、生きている事を消費させる。惑わされた心身は利己的な支配の影に包まれ、己自体のサイクルに飲まれ、再開発もされず、ただ遺産として、その場で屈従するだけに至る。陥る闇は、ふつふつと煮えたぎり、多義を用い、ひとつのものを大きな影で包み込み、こみ上げる思いに誘致しては、さげすむ理由に魂胆を残し、根底に飢渇するだけのムーブメントを促す。唱える理由は、頓挫する先で境目を生み出し、ただ曖昧な怒りを生み出す限りにダウンロードされる価値が、画期的なものを爆砕するだけに至る。用いられた外からの圧力に屈するだけに自らの価値は、内外に果て、蓄積される怒りが、ルサンチマンを生み、朗唱する真実は、互いを高揚させず、ただ陥るように仕向ける。自らの高みに登らず、低い位置で深淵をのぞき込む者は、その深淵から帰ってこられず、自らの憂鬱に支配され、その場で膠着するだけに至る。完治しない苦悩とは、自らが生み出したまやかしであるし、その場でとどまるのも依然として自分の責任であり、責任転嫁し、世界に責任を背負わせる事に義務を促すだけの独善的な過程に正解などは世界に無く、世界として認識する自らにだけ、その責任を促したり、背負わせる義務すら無くなる間に愛憎などは消え去り、ただ世界は世界として放たれるだけに、その認識する自らにこそ、世界をも超える手立ては生まれ、あきらめぬ限りに、そのプロセスに無我夢中で促進させる自らだけが、個人をも超越し、森羅万象をも超越する。先々に昇る日は、君だけを照らすものであるのだ、と独裁的な主観が促す言葉に自らを陥らせるような最たる意味に摩耗していく意識に混同していく価値に陥るだけに横暴な理念が、暴力的なものを生み出し、初々しく生きていく事を虐げるような輩に配される憎悪が固執していくだけに横暴な思念を生み出し、ただ暴力的に偏る思想を生み出す。併用される価値は加工される義務を混沌に変え、課せられた罪を枷に変え、自らを嵌め込む価値に配備されるだけの愛を愛と呼ぶ事に嫌悪感を持ち、コマーシャリズムな普遍性を制作するだけに権力に引き合わされるだけの事柄にこそ反し、権力とは権力に動かされるだけに至り、誰もが権力の実体をも掴めず、その場で屈するだけの記号と化し、用いられる価値は形を用い、存在に異議を放たず、唱えられる昔話や神話の中で媒介した価値や記号に陥るだけの概念に退廃していくのが人間である、と傍観する先々に長じる由縁は安易な支配を生み出し、物事に見料を支払うだけの簡易な熱情を孕ませ、世界を愛で促すのだ、などと現を抜かす間に権勢をふるわれる今に不動であるべく、観念を白昼に捨て、ただ静寂に身を寄せ、静謐に浮かぶ間によじれぬこころだけを置き換えていく。