昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-11-10から1日間の記事一覧

こじれる自己

人混みの中で連動する意識に形式的なものが迫り、悶絶する過去を捨て去り、去りゆく情景にとどまるだけの出来事や、そこでからまる季語などをながめながら、平静を保つような惰性で思いを駆け巡らせるだけの時折にひずむ意味にたまるジレンマや、慢性的な痛…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 すべてをごまかしては、瞬く間に過ぎ去る所以に成否を謳い、収納される思いが帰路をもとめさまよう夜は卑屈、まる

敢行

監視を続けるだけの悪魔や幽霊どもが傲岸不遜に正しさを屹立させ、未熟な観念が描く号外をばらまきながら、わざわいを呼ぶだけの言葉を吐き散らし、見世物にされるだけの憂鬱な君との関係に還元されるものが、正しいものを謳いながら、自らを高いところにの…

緩慢

ここで提起されるものなどは、 体たらくなものであるし、 何かとフラクタルであるほどに、 何かを恨み、 無い物ねだりなままに 緩慢な傲慢さを吐き出し、 何かを破壊することだけが 単純作業のように舞い降り、 毎日を悪意に染め上げる。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 放たれる意味が怠惰に汚れ、惰性にみちびかれ、制圧されるだけの今に日々は和解できずに、その場で停止し、奮闘しても尚、引きずる意味が卑近に迫る、まる