昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


しなびた夜から曖昧な今に遡り、今か今かと迫る意志から順繰り対立する観念から、存在は不確かな今に塞ぎ込み、拘泥し、躊躇し、欺瞞に変わる我が身を屠り、葬りながら、無我夢中で示すアイロニーも、生きよう、とか死に様などを無様に、不躾に重ねいくことが、夜に折重なり、おざなりな願いや想いをかき消し、さらなる静かさに移行していく、まる