昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

嗚呼この神秘をまとう意味に伝う夜よ

煩わしく司る意味に欲を持たせずに、おざなりな素因や因子を超克し、さらなる極みに抜け出す存在に、損得や善悪や、自我や同一化を、国家的な時間に記入せず、個人や自由や、組織に捉われず、ただ正式な今にも名前を持たず、断捨離や、メカニズムや、段階すら無く、ただ緩和する今と緩衝する今や意味すらも不必要であり、清潔や不純や、不死身や、不満すら要らず、ただ要らぬことすら、あらぬままに対峙させ、対象や、他者が混在する世界などは、ただあるかのように示される影に満たないことから締め出されるだけに過ぎず、この整然とした軽さにコネクトされ、ドッキングする瞬時に駆け巡る閃きがスパークし、陰惨な炭酸や、胞子を脳内に撒き散らし、快楽物質を与える喜びから纏う高揚感に夜通し突き抜ける言葉から、この場面は羽目を外し続け、秘密裏に入り混じる今に不確かな何かを今にも伝え続けるだけに逍遥する意志に、賞与も、消費も無く、生き死には、今にも笑い、自らを煩わしく変化させ、換金されるだけに瀑されながら、拘禁され、縛られる暫くにバラバラに吐瀉される理由に紐解く意味すら持たないからこそ、純粋さや、悪意なども関係無しに、伸び縮みするだけの空間や時間的な空腹の簡易さに引き出すも、引き込むも、悲喜交々も、引きこもるも無いから、君は君であるよりも、世界を適当に分裂的に入り混じりながら、適当に離れ、適度に乖離することから、単純な理解の傀儡から抜け出し、超誇大妄想的な怪物たる自身のサーバーに自らの手で、ウイルスを撒き散らし、間違えたままに進み続けるタオイズム的な優雅さが、ミニマルに自己の欠陥的な内面に肥大し、宇宙の始まりと終わりに交わることが、永遠を越えつつ続き続けることの喜びだけを、今に肥大させ、伝え交換されて行く。